ビーチリゾートとヨーロッパの旅行記

2013年から2015年にかけてビーチリゾートとヨーロッパを旅行しまくった海好き女の旅行記です。帰国後は主に日本の美ビーチを巡っています。

家族と軽井沢の記憶

軽井沢。地方出身の私にとっては、東京の人が夏の静養に訪れるハイソな別荘地であり自分とは無縁の地というイメージでした。

 

しかし、2022年の夏、昨年末に第二子を産んで乳飲み子を育てながら迎えた夏でしたが。。暑い!暑すぎる!!

気候変動の影響か、最近の東京の夏は暑さが半端なかったですが今年は辛抱たまらない。もう暑いよーどこか涼しいところに逃げ出したいよーと第二子のお昼寝中に腐りながらネトサーしていたら、何とも素敵な白亜のお城のような軽井沢の物件が芝生のお庭と共に売却中のネット広告が目に止まり、「ここ住みたい!借金してでも買いたい!!」という発作的な衝動に駆られました。

瞬間的に不動産屋に電話して、次の日のお休みに軽井沢に内覧に行くことにしました。

「別荘は大変だよ。。でもまあついでに旅行してもいいかもね」という冷静な夫の賛同?を得て、一泊分の宿も取り、義父母の実家以外の旅行未経験の第二子も含めた家族4人で、急遽軽井沢旅行に行くことになりました。

 

これが私達の家族旅行としての初軽井沢の旅でした。結論としてその広告物件は買いませんでしたが(そりゃそうだろ。。)、内覧のために軽井沢駅まで迎えにきてくれた不動産屋さんに内覧後そのまま宿まで送ってもらい、一泊の軽井沢旅行を楽しむことになりました。

 

軽井沢駅。フツーに暑い。東京と大して変わらず、これでは避暑地とは言えません。。

駅から不動産屋さんの車で案内してもらった白亜のお城物件は、実物はこぢんまりした可愛い芝生の庭付きの住宅でしたが(周りも追分に近い中軽井沢の住宅街)、あまり別荘という感じではなく移り住むわけでもないのに無理して買うようなお家ではないなぁという感じでした、何よりその日の軽井沢(というかその日の日本全体)が記録的な暑さで(36度だったかな)、とてもそこに住みたいと思えるような気温じゃありませんでした。。

 

その日に泊まったのは、ちょうど内覧物件の近くにあり不動産屋さんに送り届けてもらうことができた四季倶楽部ヴァンペール軽井沢という中軽井沢長倉にあるホテル。直前でも夕食付きで予約できたし部屋も広くて建物も立派でしたが、16時にならないとチェックインできないどころかそれまではホテルに人もおらず、ロビーでホテルの人が来るまで待っていなければならないようなところでした。

でも、長女が大好きなディズニープリンセスコレクションの絵本を置いていたり、広くて人のいないロビーで明け方起きてしまう時期だった第二子を遊ばせることができたりして、子供達にも案外好評の宿でした。宿の周りにも豪華な別荘がたくさんある高級別荘地エリアだったようでした。

 

四季倶楽部ヴァンペール軽井沢の食堂。こぢんまりとしていて夕食をここでとっていたには私たちだけでしたが、イタリアンのコースも美味しかったです。

 

次の日は旧軽井沢までタクシーで出てきました。タクシーだと代金が結構かかったので昨日の不動産屋さんは無料で送迎してもらい申し訳ないけどありがたかったです。。

地元で育ったというタクシーの運転手さんに軽井沢について聞いたら、住むなら追分か中軽井沢の方が軽井沢中心よりも湿気が少なくて良いのだとか。あと、タクシーの運転手さんの母校だという軽井沢中学校の前を通りましたが、ものすごく校舎が立派で公立とは思えませんでした。最近立て替えたらしく、運転手さん曰くそんなところに税金を使わないで欲しいよなあと笑っていましたが、さすが軽井沢は豊かな自治体なんだなあと思いました。

 

せっかくきたので旧軽井沢銀座にあるミカドコーヒーのソフトクリームを食べにきました。開店前から人が並んでいました。

 

食べかけ中の写真ですが、コーヒーの苦味が効いてて大人にはとても美味しいソフトクリームでした。でも子供には苦かったらしく、外で売っていたハチミツソフトクリームを食べさせてあげることになりました。

 

この時は、この後旧軽井沢銀座のお洋服屋さんで子供用の可愛いワンピースを買い、駅前のそばを食べて帰りました。

でもこの軽井沢旅行で娘が結構軽井沢を気に入ったようで、その後も秋に1回、翌年の夏にもばあば連れで来ることになりました。

 

2022年11月の軽井沢。紅葉が素敵でした。でも虫が多く、コテージタイプの宿に泊まったのですがドア付近に虫がたくさんたむろしていました。。

 

2023年7月の軽井沢。今年も暑くて日中は外に出られませんでした。暑すぎたせいか虫は秋より少なかったかも。

 

というわけで軽井沢はもはや避暑地ではないし車もない私たちには移動も大変なので別荘を買うことはできそうにありませんが、やはり東京から近くて雰囲気がとてもおしゃれなので、これからちょくちょく来ることになるのだろうなあと思いました。娘は軽井沢が気に入っているし、こうして東京のお嬢さんというのができていくのかなあと思って見ています。