ビーチリゾートとヨーロッパの旅行記

2013年から2015年にかけてビーチリゾートとヨーロッパを旅行しまくった海好き女の旅行記です。帰国後は主に日本の美ビーチを巡っています。

Go to トラベルで行くはとのす荘

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3年前に奥多摩に行って見つけた素敵な宿、はとのす荘。

この夏はコロナ禍で県外に行けなかったので、都内のはとのす荘はどうだろう!と思ったら皆同じことを考えていたようで夏に予約がど取れず、10月の予約をしていたところ、期せずして10月からGo toトラベル対象に東京が追加され、政府補助を受けての1泊2日旅行となりました。地域商品券と合わせて50%の補助だとか。わーい。ネットで予約していたのを電話で取り直して宿にGo to申請してもらったので手間も全くありませんでした。

 

土曜のお昼過ぎに自宅を出発。

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中央特快で青梅まで行き、青梅で奥多摩行きに乗り換え。2歳になった娘はずっとベビーカーでお昼寝しててくれたので楽でした。でも中央線の拝島あたりまでは結構混んでいて、窓が空いているもののクラスターにならないかちょっとドキドキ。

 

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奥多摩行きの中央線は一転して空いていて、車窓の景色もガラっと奥多摩っぽくなってテンションあがります。

 

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奥多摩地方のこの森が深い感じって都内とは思えず凄いですよね。

 

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鳩の巣駅に到着して駅を出るとすぐに、はとのす荘はこちら的な看板に出会い迷うことはありません。

 

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はとのす荘到着。入り口は綺麗でモダンな雰囲気。見慣れない田舎道にビビっていた都会っ子の娘も、ここに来てホッとしたようなはしゃぎぶり。

 

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ロビーに入ると、窓の向こうは一面森が広がり、高原リゾート風に。ちょっと箱根吟遊を彷彿とさせます。

 

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チェックイン時にGo To トラベルの割引券をもらいました。なんと有効期限は明日まで。しかもホテル周辺ではあまり使用可能な場所はなく、使えるのはホテル内の飲み物とかお土産などになるとのこと。あらら、使い切れるかしら。でも対象地域東京ってことは、帰りにデパートにでも寄れば使えるのかな?調べてみなくては。

 

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4階のバリアフリー和洋室のお部屋にチェックイン。わー広い。

 

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洗面所とお風呂もとても広くてバリアフリーです。これは高齢者の方とかに良さそう。お風呂の窓から景色が見えます。

 

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そして何よりベランダからの眺めが絶景です!鳩の巣渓谷の面前です。

 

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眼下に広がる鳩の巣渓谷。川の流れる音がざあざあと聞こえますが、防音がしっかりしているようで窓を閉めると全く聞こえません。

 

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ロビーの売店で早速Go to 地域券を使ってお土産お菓子を買い、ロビーで無料で提供されているコーヒーと共に、ベランダで一休み。川を眺めながらサイコーの贅沢です。

 

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しかし、2歳児にとって、川のせせらぎなどというものはすぐ飽きてしまうようで、部屋に入っておもちゃが欲しいとぐずりだしました。確かにガランドゥの部屋で持参のおもちゃもなく、どうしよう。。

 

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フロントに周りに玩具屋がないかダメ元で聞いてみたら、玩具屋は無いけどホテルのアンパンマン人形を貸してくれるとのことで借りてきました。娘は大喜び!このアンパン人形にはマジ救われました。ごっこ遊びが大好きな時期なので、これ一つでなんとか夜通し遊べるのです。ついでにお土産コーナーで奥多摩イメージキャラクターのワサビ人形も購入し、アンパンマンに助けてもらう役を演じてもらいます。

子供にとって旅は、新しいおもちゃとの出会いなのだと思いました。次からはちゃんとおもちゃを用意しておこう。。

 

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夕食でもアンパンマンと一緒。ちなみにこれはお子様用ディナー。2歳時にはボリュームあり過ぎでほとんど残してしまいましたが。。(布団あり食事ありの幼児枠で予約しましたが、食事なしで大人のお裾分けでも良かったかもしれません)

 

夕食後、大浴場に行きましたが、お風呂嫌いの娘が大泣きし始めたのでお湯を一杯浴びて退散し、部屋のお風呂に入りました。大浴場はこじんまりとしていましたが清潔な感じで人も少なくて良さそうでした。行けませんでしたが露天風呂があったみたいです。

 

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ちなみに子供用の浴衣もあり、うちの子ははきたがりませんでしたが子供用スリッパも幼児用・小児用ともに用意してくれていて、子供にもフレンドリーな宿でした。

夜も快適にぐっすり寝れました。大人がツインの二つのベッドに寝て、子供は布団を敷いて寝ました。コロナ禍だからか布団は自分で敷きました。寝具は幼児であっても有料で予約しないと用意してくれないようで、押し入れに敷布団は3枚あったもののシーツと掛け布団は1枚だけでした。

 

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翌朝の朝ご飯も洋食で個別にサーブしてくれていて美味しかったです。南瓜のスープが美味。

娘はパンとフルーツしか食べずやはり勿体なしでした。

 

朝食後は部屋でチェックアウト(11時)までのんびり過ごしましたが、娘が宿から借りたアンパンマン人形との別れを惜しんでベッドに伏せってしまい、部屋を出させるのに苦労しました。

チェックアウト後も鳩の巣渓谷を散策しようと思ったのですが、娘が「おうち帰るー!

」とぐずってしょうがなかったので、はとのす荘から出てすぐの鳩の巣小橋まで娘を抱っこして駆け足散策をして、帰ることにしました。

 

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はとのす荘の駐車場から鳩の巣小橋まで向かう小道から見る鳩の巣渓谷。キレーです。

 

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鳩の巣小橋。揺れてちょっと怖い。

 

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小橋から見る鳩の巣渓谷。結構流れが強いです。娘と一緒にこの渓谷を散策できるようになるのは10年後くらいかもしれません。

 

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3年前に来たときにもギャラリーぽっぽ。Go To トラベルの地域券の対象店のようだったので寄りたかったけど、まだオープンしておらず娘もギャン泣き状態だったので、寄らずに帰ることにしました。

娘ははとのす荘のアンパンマン人形との別れによる喪失感を埋め合わせるように、早く家に帰って家のお人形達と再開したようです。

子供って新緑の癒しとか渓谷の絶景とかよりも、近くで遊べるお人形が好きなんですねえ。今度はディズニーリゾートとかに行く方が子供にとっては楽しいんだろうなあ。。

 

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さようなら鳩の巣。最後に駅にエレベーターがないのに長い歩道橋を渡って対向線路に娘を抱っこしていかねばならず辛かったです。

はとのす荘はバリアフリーだったけれど、駅はバリアフリーではなかったです。

 

というわけで、コロナ禍の一泊二日のはとのす荘宿泊でしたが、本当に宿にいただけでとんぼ返りだったけど、部屋は綺麗だしベランダからの絶景で癒されるしイタリアンのお食事もまずますだしで、普段都会で忙しい都民が土日に癒しを求めて行くにはかなり良い宿だと思いました。子供用のおもちゃとか施設とかが少ないのが少し難点ですが、それは静寂とのトレードでしょうし、また来て定宿にしたいなあと思いました(いい部屋に泊まったせいもあるかもしれませんが奥多摩なのに(失礼)かなり高額なので(今回はGo To対象になったので半額近かったので助かりましたが)、そうそう利用できる額ではないですがその分のサービス・施設だったと思います)。


ちなみにGo To トラベルの地域共通券は、帰宅後、近所の成城石井で消費しました。あんまりGo toトラベルの趣旨を活かせていない使い方をしてしまった。。