南イタリア②:アマルフィ海岸の中心地、ドゥオーモとレモンの街アマルフィ
松島を彷彿させるカプリ島を後にした後は、船でアマルフィ海岸に沿って同海岸の観光の中心地、アマルフィに向かいました。マルチナショナルな船の観光客達はみな、海岸向きの席に陣取って、世界遺産のアマルフィ海岸をカメラにパシャパシャおさめていました。
アマルフィの街と港が見えてきました。
大きな崖沿いに建つ家々。迫力です。
船を降りてアマルフィに上陸。昨日まで小さな島にいましたから、どこか大陸の安心感を感じます(?)。
港の隣にはビーチが広がりパラソルが敷き詰められています。
実はアマルフィはとても小さな街で、港から歩いてすぐに街の中心地であるドゥオーモ前の広場に出て、ドゥオーモを見たら観光が終了する感じです。
そのドゥオーモ。ちょっとエキゾチックな個性的な大聖堂です。
ドゥオーモの前には可愛いリモンチェッロ(南イタリア名産のレモンのお酒)のお土産屋さんがあります。甘くて濃厚な食後用のお酒です。
さて、ドゥオーモ前の階段を上りドゥオーモ見学に向かいます。
ドゥオーモ内には、天国の回廊と呼ばれる中庭のような空間がありますが、これは最上流階級の墓地として13世紀に建設されたものだそうです。
中庭は南国風でしたが礼拝堂は装飾がイタリアらしく厳かでした。
さて、あっという間にアマルフィの観光が終わってしまったので、とりあえず港のビーチ沿いのレストランでランチを取ることにしました。
このレストランのオープンテラスの席からは華やかなビーチを眺められました。やはりアマルフィも基本的にバカンス地ですから、ビーチでのんびりする過ごし方が本流ですね。
このレストランのレモンソースのパスタ、とても美味でした。リーズナブルなのにカプリ島で食べた同じパスタより遥かに美味しい!やはり食事は陸でするに限ります。
レモンと言えば、ドゥオーモ前の広場にあったアマルフィの老舗洋菓子屋さん、「パンサ」の伝統菓子のレモンケーキも買って食べました。味はちょっと甘過ぎでしたかね。でもレモン好きな私としてはレモン味があふれていて良い街だと感じました。
さて、アマルフィ観光はあっという間に終わったので、次の宿があるポジターノに移る前に、アマルフィから山を登った所にある天空の街、ラヴェッロに向かうことにします。