沖縄・渡嘉敷島①:とまりんから行く渡嘉敷島〜阿波連ビーチへの布石
いえい。今年も夏がやってきました!(もう終わりかけですが)
2017年夏のバカンス地は、沖縄アゲイン、沖縄本島からフェリーで行ける離島の渡嘉敷島にしました。
渡嘉敷島は、世界中のダイバーの憧れの地である慶良間諸島の一つです。私はダイビングはしませんが、世界一の透明度を誇ると言われる慶良間諸島の海はシュノーケルでも十分楽しめるということなので、超楽しみです。
といっても今回は那覇泊を入れての3泊4日。しかも初日は夜着、最終日はお昼那覇発と、私たちにしては弾丸スケジュールです。ちゃっちゃと行くぞ=3
夜の便で那覇空港に到着。夜の10時を回っているというのに凄い人がタクシーに列をなしています。夏の沖縄ってやっぱり凄い人気なんですねえ。よく考えたら8月の夏休み中に沖縄来たの初めてかも。
初日に泊まったのは、那覇空港からタクシーで10分程度の所にある沖縄かりゆしアーバーンリゾート・ナハ。離島への船が出ている港である「とまりん」こと泊港にでーんと建っているホテルで、朝一で渡嘉敷島に向かうのに便利だと思いここにしました。
チェックインが遅かったせいか、最上階のプレミアムフロアのキングベッドがあるお部屋にアップグレードしてもらえました。もともとトリプルベッドのお部屋を取っていたから部屋自体は狭くなった気がしたけど、確かにこの窓からの港の眺めは、明日の朝期待できそう。
隣のローソンで買ったオリオンビールとソーメンチャンプルーでかんぱーい♪で、ちゃっちゃと就寝。
翌朝。窓から一面の泊港。ああ早く離島に行きたい!
ホテルで朝食。おそらく主に離島へのアクセス用に使われているホテルですが、ちゃんとリゾートムード満点です。
朝から沖縄そばとヘルシーサラダ♪
かりゆしアーバンリゾートをチェックアウトして、お隣のとまりんのチケット窓口へ。ネットで事前予約していたから余裕だと思っていたのですが、事前予約していても全員こうして並んで名前等を申込書に記入して受付に渡さないとチケットが買えないようですので要注意。ほんと凄い人だなあ。
ちなみに、泊港から渡嘉敷島への船は高速船(約30分)とフェリー(約60分)がありますが、私が数日前に事前予約を試みたところ既に高速船は満杯で、フェリーしか取れませんでした。船の事前予約についてはくれぐれも忘れずに早めに行った方が良さそうです。
予定外にチケット購入に並び、出発10分前くらいにフェリーに飛び乗ったらもう席はほぼ満席。並び席は取れず、連れとはバラバラに座りました。まあ60分だしね。
それに実際にはほとんど席にはおらず、外に出て潮風を浴びながら航海しました。いざ出発!
那覇が遠くなります。
ぐんぐん進みます。潮風がとても気持ちいい。全然揺れないし、道中にはトビウオの群れが飛び跳ねるのが何度も見れて、その度に国際色豊かな乗船客達でウォー!っと完成をあげたりして(アジアから欧米まで観光客が多彩でびっくり)、渡嘉敷島行きのフェリーはとても素敵な航路でした(ちなみに、帰りの高速船はめちゃくちゃ揺れて怖かったので、フェリーが正解っぽい。)
小さな島々が現れてきました♪
島の周りの浅瀬がキラキラエメラルドグリーンに輝いてキレーな小島。無人島でしょうか。
いよいよ渡嘉敷島が近づいてきました!
到着っ!
ようこそとかしき島へ。各国からの待ちきれない観光客達が一斉に上陸します。ほんと客層が国際色豊かだなあ。
プレゼンティド バイ フェリーとかしきでした!
さて港前の駐車場で待ってくれていた宿泊予定の宿、とかしくマリンビレッジのシャトルバスにのって宿に向かいますが、その駐車場で見たこの「ナガンヌ島」行き?のバスに釘付け。ナガンヌ島って初めて聞きますが、ほとんど砂しかない島。日焼けしそう!
さて宿のシャトルバスでとかしくマリンビレッジへ向かいます♪窓からはすごい緑豊かな山々が見えます。この島、海だけじゃなくて山もあるんですね。
こんな超日本的な田んぼと山の景色も広がります。南の島に来たつもりでいたから意外。でもなんか落ち着きます。
そして出ましたっ、エメラルドグリーンの海とその面前に建つとかしくマリンビレッジ。
宿に到着しましたが、チェックインまではまだまだ時間があるので、荷物を預けてとりあえず海に。
宿のお庭を出たすぐ先にとかしくビーチが広がります。
ちょっと今は曇っていますが、静かな湾になっている美しいビーチです。
本当に宿の目の前。ビーチの周りにはお花が咲いて綺麗です。
このとかしくビーチの売りは、ウミガメが棲息しているということです。ふふふふふ
ちゃちゃっと水着に着替えていざ海へ!どぼーん
あれっ
あ、ムラサメモンガラ・・・
カメちゃーん
あ、珊瑚の死骸に同化した魚・・・
コバンアジ・・・
むむむっ、亀どころか、魚も珊瑚もほとんどいないぞ。そして透明度も低い・・・
探せば亀はいるのかもしれないけど、ちょっと初日にこの海ではあがらないので、午後2時のホテルのシャトルバスで島のもう一つのメジャービーチである阿波連ビーチ行きのものがあるので、それに乗って阿波連ビーチへ行くことにしました。
いざ阿波連ビーチへっ=3
あーでもこうやって高台から見下ろしたとかしくビーチの海は本当に綺麗です。ていうか緑も多いし渡嘉敷島すごい島だなあ。
数分で阿波連ビーチに到着。わあ、阿波連ビーチ周辺は色々なお店が出て賑わっています。
そして阿波連ビーチへの小道を下って行くと・・・
わあ
キレー。広大なビーチが現れます。
パラソルもたくさん出て賑わっています。
うーん適度に海の中に黒い部分(珊瑚部分)があってこれはシュノーケルも期待できそう!
一度小道の上の海の家に戻って、海の家と言えばカレーで遅めの昼食を取って、さあいざシュノーケルに行ってガンガン魚を撮るぞっ!!
と思ったら。
ガシャン・・・
あ・・・
カメラが・・・
私の、水中対応のタフなデジカメ(その名も「タフTough」 by Olympus)が・・・
落とした衝撃でぶっ壊れてしまいました。タフなはずなのに・・・
がーーん。
ということで水中写真が取れなくなってしまいました。
この後、阿波連ビーチで泳ぎましたが、もう、めちゃくちゃ、魚も珊瑚もたくさんで、ビーチからちょっと入っただけでカラフルな大小多種多様の魚がめちゃくちゃいて珊瑚も結構生きていて、本当にすごい水中水族館だったのに・・・全然撮れませんでした(ノД`)悲しい。
カメラをこんな風に旅先でダメにしてしまったのは、カプリ島の青の洞窟前で落としてしまって以来です。あの時落としたのも初代タフtough by オリンパスだったなあ・・・また次もタフを買わなきゃ。
beachresorteurope.hatenablog.com
ということで、ここからは携帯のカメラ。
ということで、この阿波連ビーチは残念ながら水中レポートはできませんでしたが、ビーチからすぐの海の素晴らしさは今まで行った海の中で一番だったと思います。石垣島の米原ビーチも凄かったけど、それよりも魚の大きさや種類の多さが上だった気がする。なんか、どこにでもいるムラサメモンガラとか見たことのある魚達も、サイズが大きめで迫力あるんですよね。次来たら、絶対に撮りたい。
海から出て、帰る前にちょっと阿波連ビーチ周辺をうろうろしてみましたが、ビーチから歩いて数分のところに、ケラマテラスという宿がありました。渡嘉敷島の宿の中でも、郡を抜いて値段も評価も高いところです。
正直外観を見るだけだと、これで一泊●万円!?と思ってしまうけど、中は小綺麗な感じだったし、夜はお洒落なフレンチのコース料理らしいですし、何よりあの水中水族館の阿波連ビーチに徒歩で行ける距離でそんな素敵な宿に泊まれるのだったら、その価値はあるかもしれません。阿波連ビーチはそんじゅそこらのモルディブの島以上のレベルだと思うので、そこから水着で帰って来れる場所にちゃんとした宿があれば、それはもうモルディブ級ですわ。今度、来てみたいです。
何よりこの阿波連ビーチの周りの雰囲気が、海の家の賑わいの中にも島情緒があって、なんか素敵なんですよね。次は阿波連ビーチバカンスで決まり!
でも今回の宿のとかしくマリンビレッジだって楽しむぞ。ちょっとお洒落な海の家のオープンカフェでカフェオレを飲んで、とかしくマリンビレッジのお迎えのバスを待ちます。
帰ったら、とかしくマリンビレッジのお部屋にin。トリプルベッドのお部屋にしたので、とても広いです。
ただ、この部屋、かなりタバコ臭い・・・フロントに確認したら、禁煙・喫煙の別は原則なくて、消臭で対応しているのだとのこと。がびーん。匂いがかなりきついので、フロントにお願いするも今日は満室で明日にならないと部屋交換できないとのこと。
まあしょうがないですね、この窓からの綺麗な夕日ビーチに免じて恩赦。
そして、夜は野外バーベキュー!ひゃっほーい肉だ肉だ!!
牛肉、鶏肉、豚肉(ラフティー風)、エビのガーリック焼き、野菜炒め、焼きそば、そしてオリオン生ビール!お肉もどれもかなり美味しくて、オリオンビールも美味しくて、サイッコーです。実はとかしくマリンビレッジさんの食事は微妙という評判を聞いていたので、こんな風に粋なバーベキューディナーがあるとは夢にも思わず、感激。
こうして野外で夜の海を見ながら食べるバーベキューはリゾートムードも満点で本当に最高でした。しかもフランス人の男性カップルとか洗練された?客層もいて、なんかとても日本の離島だとは思えない大人なバカンス気分を味わえました。
そして、ご飯の後に海に出て見上げた満点の星空も凄かった!天の川も、たくさんの流れ星も見れました。
ということで、渡嘉敷島1日目は、阿波連ビーチのものすごさの片鱗を見て、絶対次にバカンスに行くぞ!という布石にしたとともに、とかしくマリンビレッジでのバカンス(あと1日だけですが・・・)への期待の高まりに心躍る日となりました。
とかしくマリンビレッジの売店で、水中カメラ(水中写るんです)をゲットしたので、明日はそれをもって、とかしくビーチで亀を探して泳ぎ回ります♪