京都③:グランドプリンスホテル京都からの宝ヶ池散策と国宝展
京都旅行記3回目。これは10月に京都中心から少し離れた京都人の憩い地(?)、宝ヶ池公園をぶらぶらした時の記録。
泊まったのは京都駅から烏丸線で30分くらいのところにあるグランドプリンスホテル京都。天気悪し。でも駅から直結でホテルまで雨が降っても濡れないようになっていたので良かった。
ホテル全体が円形で、中央の中庭を円で包み込む感じのグランドプリンスホテル京都。名建築で有名なんだとか。
お部屋も広くて緑に囲まれてて居心地いいです。秋の初めだったから虫の鳴き声が聞こえるほど森に囲まれてました。
窓からの眺め。天気が悪くて残念ですがそれでも森と山が見れて落ち着く景色。
部屋の設備やアメニティがとても充実していまいした。ジュエリーケースまであって旅先でおしゃれ気分。
そしてこのホテルのいいところは、京都人の憩い地である宝ヶ池公園(京都育ちの友達は行ったことないと行っていましたが…)の中にあり、歩いてすぐに宝ヶ池に出られることです。
宝ヶ池が見えてきたのでしばし散策。
国際会館が見えます。
天気悪いけど人はいないし散策すると気持ちいです。紅葉の季節とか良さそう。
池を半周くらいしたところで、売店と呼ぶにはおしゃれなカフェがあったので軽くランチをしていくことにしました。
店内はお思いのほか(?)おしゃれ。
自家製キーマカレーをいただきました。なかなか美味。
池散策再開。天気悪すぎてアヒルボートも閑古鳥。
引き続き散策。
あ、アヒルボートがちょっと出てる。
宝ケ池の全貌を見渡せる展望スペースみたいなところ。私しかいないけど。
超地味だけど人がいないのでゆっくりくつろげた宝ケ池散策でした。
宝ケ池から国際会館駅に向かう途中の橋からの眺め。やっぱり京都って盆地で四方八方山が見えるのがいいですね。
さて、しかしせっかく京都の一日の大半が残されているのにこのどん曇り宝ケ池散策で終わってしまっていいものかどうか。ということで昨日の夜会った京都の友達にどこかいいところがないか聞いてみたら、1000人観音が見える三十三間堂がおすすめとのこと。
ということで、急遽三十三間堂へ。一度京都駅まで行ってそこからバスに乗り換えて行きました。休日の京都のバス、初体験でしたが噂通り混んでた。
この長ーい建物の中に、1000人の観音様が敷き詰められていました。確かに凄い迫力でした。
お庭も京都の寺らしく風流でした。
観音様見学を終えて、三十三間堂近くのお茶菓子屋さんで一休み。なんてとこだったか忘れましたが、古ーい畳の家をお店にした感じで、座布団に正座して食べる、昔懐かしい雰囲気で落ち着きました。コンセントが席の近くにあったので、お願いしてiphoneの充電をさせてもらいました…それによって死にかけていたipohneが復活して引き続き写真が撮れることに。
さあ体もiphoneも充電したところで、本日のメインイベント、三十三間堂正面の京都国立博物館の国宝展へ!メインイベントと行っても、さっき三十三間堂を勧めてくれた友達がついでに目の前で国宝展やってるらしいよと教えてくれるまで知らなかったのですが。
41年ぶり夢の8週間!予備知識なく立ち寄った割にはかなり気合いの入った大イベントに立ち会ったみたい。実際、縄文土器とか弥生時代の銅鐸とか、藤原定家が直接写した紀貫之の土佐日記とか藤原道長直筆の日記だとか、日本史に疎い私でも目を見張るようなものばかりで充実した展覧会でした。
狩野派の屏風とか、六獄の絵とか、雪舟とか、中国画とかもたくさんあって、時代や国によっても絵の特色が違うのが見て取れて面白かったです。絵画展て西欧美術のものばかり行ってたけど、日本や東洋も立派な歴史があるなあと思いました。宗教画→風景画→抽象画?という流れは、日本でも似てますね。
展示の最後には、大阪の金剛寺や奈良の興福寺から数メートル級の大仏まで出展されていてものすごい迫力でした。どうやって運んできたんでしょうか。
思いがけず満足の国宝展鑑賞の旅となりました。東京に帰ってから書店が国宝展特集だらけなのにびっくり。
最後に、京都駅の伊勢丹内?(でもデパートの伊勢丹とは少し違う入口から入るレストラン街のようなところ)の「はたして」さんという京都の老舗料亭の姉妹店だというレストランで、丼丼セットを頼みました。カンパチの刺身丼とかき揚げ丼のセット。うーんボリュームは見た目ほどでなくて上品なんですが、なんというか、味がしない・・・これが京風のお味なのでしょうか。
ということで、3度目の京都では思わぬ国宝展との出会いがありました。4度目は今月の紅葉真っ盛りの京都の予定・・・楽しみです。
京都②:鴨川で一息〜リッツカールトン京都に泊まりたい〜
京都旅行記2回目。今回は今年夏に京都を訪れて鴨川をぶらぶらした際の思い出のまとめです。
泊まったのはホテルオークラ京都。
ホテルは大通りに面していて車の音がうるさかったのが難ありでしたが、お部屋からの眺めは山に囲まれた鴨川が見られて良好でした。
ホテルの中は中央が空洞になってクラシカルな感じでした。お部屋はシングルだとちょっと狭い。
このホテルオークラ京都が何より良かったのが、鴨川に歩いてすぐの立地。晴れてた日の鴨川はサイコーに気持ちいいです。
鴨川沿いをのんびり歩いているとなんだか立派な低層建物が。
鴨川に面して立つ、窓の大きなリッツカールトンホテル京都。うわーこの立地で部屋から鴨川を見ながら過ごせるなんて最高でしょうねー。いつか泊まりたい。。
鴨川サイコー。
鴨川の川床料理ならぬ川床カフェを体験すべく、鴨川沿いの裏手に回って鴨川沿いにテラスを持つサロン・ド・ロワイヤル京都に入店。
テラス席空いてた。
鴨川を眺めながら、優雅にケーキセット。気持ちーです。
鴨川散策を満喫したあとは烏丸の方に向かって京都散策。京都人もイチオシのお茶の一保堂本店発見。東京でも丸の内に支店があって愛用してますが本店はまた風情が違います。お客さんは外国の人が多くて店員さんにも西欧系の方がいて英語で案内していました。
京都らしさ漂うマンション。京都ってお店も建物もホントおしゃれですよねー。
京都の友達オススメの高倉二条さんのラーメンで夕食。お出汁が効いてて半分そばみたいなラーメンで美味しい。京都の人って案外ラーメンとかパンとかコーヒーとか伝統的じゃないものが好きでそういうお店もすごく多いんですよね。
こういう抹茶菓子とかザ・京都的なものを求めるのは我々観光客だけでしょうか。これは祇園の都路里本店で食べた抹茶ムースと抹茶ドリンク。お迎えは抹茶パフェ。この都路里も東京に何店か支店がありますが、本店でののれん表記は「辻利」でした。ここもお客さんは殆ど外国の方々。
更け行く京都の夜。きれいな夕焼け。
翌朝、京都駅。なんでこんなモダンすぎる駅になったんですかねー。
京都駅に入っているイノダコーヒーでこれまた地元民もイチオシの伝説のモーニングをいただき。確かに美味しかった!
京都旅行記はまだ続きます。
日光②:幻の中禅寺湖とホテル四季彩でのお籠もり&奥日光滝ツアー
さて、どしゃぶりの東照宮見物のあとは、中禅寺湖のお宿・ホテル四季彩さんの送迎バスに乗って中禅寺湖畔に向かいます。もともと中禅寺湖の紅葉を見に来た旅♪
しかし。。。
このどしゃぶりで窓から何も見えないばかりか、なんと中禅寺湖周辺は霧が大量発生していて紅葉どころか目の前にあるはずの中禅寺湖自体が認識できないというまさかの事態。がーーん
中禅寺湖畔を走りながらもバスの窓から一度も中禅寺湖を見ることができないまま、本日一泊するお宿、ホテル四季彩さんに到着。
ぼちぼち木々は紅葉している様子です。ホテル四季彩さんは、金谷ホテルとかとは違っって中禅寺湖に面したお宿でないので少し迷いましたが、今となってはむしろ見えない中禅寺湖に面しているよりは色とりどりの木々に囲まれた山奥のこのお宿にして良かったです。。
ホテルのロビーもこの通り木々に囲まれていて素敵です。
至る所からこうして窓の外の木々を眺めてくつろげるように工夫された館内です。
中禅寺湖の紅葉画が映し出されているテレビが置かれています。そう、この紅葉湖畔を見に来たんですよー・・・。
代わりにテレビの画像をガン見。明日は少しでも中禅寺湖が見えるといいなあ・・・。
お部屋に通されました。広くはないけどとても清潔で気持ちいいお部屋です。
この広縁部分にある掘りごたつからベランダの外の木々が眺められるのが最高です。特に寒い冬にはいいだろうなあ。
お部屋のベランダからの長め。静かで癒やされます。紅葉はまだし始めって感じですね。中禅寺湖付近よりも更に標高の高い奥日光の湯滝あたりは今が紅葉盛らしく日光からはそちらに向かう観光客の方が多かった模様。でもここもその分静かでいいです。
このホテル四季彩さんは、こじんまりとして静かで至るところから木々に囲まれた風景が見れて、お籠もりにピッタリの高級感のある宿でした。どしゃぶり霧だらけの中禅寺湖だったから、宿だけでもいいお宿にしておいて本当に良かった。
階段からも外の木々。
通りがかった喫煙室からも外の紅葉が見られるようでした。あといたるところに紅葉や中禅寺湖の写真や絵画も飾られていました。
そして最高に良質な温泉でゆっくり旅の疲れを癒やしたら(露天風呂から見れる森の紅葉も最高!)、やっぱり木々に向かって開かれた開放的なレストランで夕食。ちなみにあまり温泉好きでない私ですが、このお宿の温泉はお湯の質がとてもマイルドで最高でした。
ライトアップされた木々を見ながらの懐石コース。まずは前菜のお重から。ちなみに料理長はまだ36歳なんだとか。若い!新進気鋭ですね。
新鮮なお刺身と、地酒。
メインの石焼牛♡
日光名物のゆば!ごまダレで食べるのが最高。
うどん入りの茶碗蒸し。美味しい。
シメのお食事は栗ご飯と赤だし。こういうちゃんとした和食屋さんではお漬物が美味しいのがいいですよねえ。
デザートはさっぱり梨のコンポートと最後までこってりクリームブリュレお芋チップス載せ。さすが料理長が若いだけあってお料理内容も若者にも好かれそうというか、すべてがメインと言ってもおかしくないガッツリしたコースでした。お年寄りにはもう少しお野菜中心でもいいかも。
さて、飲んで食べて即寝した翌朝。朝からベランダで木々を眺めます。今日もどん曇りですが中禅寺湖には霧も出ているのでしょうか・・・。
昨日の夕食会場と同じ場所での朝食ですが、外の木々が眺められます。
朝から豪華。わずか1泊でものすごく太った気がします。ホテル四季彩さん、とてもいいお宿でした。また来たいです。
このお宿が何より良かったのが、臨機応変な紅葉ツアーを送迎バスで行ってくれたこと。通常ならこの時期、半月山に行って中禅寺湖の紅葉を見下ろして日光に帰るツアーなのだそうですが、今回は今日も中禅寺湖が霧だらけで半月山に行っても何も見えないということで、急遽特別に紅葉真っ盛りの奥日光に行ってくれることになったのです!
ちなみにこれが、バスの車窓からかろうじて見れた中禅寺湖。うーむ周辺の山の美しそうなまだら紅葉の様子がかすかに伺えるだけに霧で見えないのが本当に残念・・・。
山をどんどん登って、道が紅葉してきました。ちなみにこのバスに乗車していたメンバーの中におしゃべりな大阪のおばさまグループがいて、土地の説明をしてくれる運転手さんにいちいちツッコミを入れての掛け合いが絶妙でとてもおもしろかったです。大阪のおばちゃんてすごいですね。
送迎バスツアーが最初に寄ってくれたのが湯ノ湖の麓の湯滝。
お土産屋さんの先の、湯滝観測台に向かいます。
これがその湯滝。うっわーすごい迫力。
滝沿いの湯の湖に通じる道を登ってみると、横からの湯滝もすごい迫力。水しぶきが飛んできます。そして、真っ赤な紅葉とのコントラスが本当にきれい。
この景色を眺めながら湯ノ湖まで登ってみたかったけど、立ち寄り時間が短いので断念。
今度は下りて湯滝を眺める。
湯滝の下流のみずも緑色に輝いていてとても澄んだ川の水でした。
続いて荒涼とした戦場ヶ原を通って、竜頭の滝に向かいます。
途中でバスからちら見できた中禅寺湖の姿。これが今回の旅行でのベスト中禅寺湖ショットかも。。
竜頭の滝到着。うわーこのあたりは本当に紅葉見頃を迎えている感じです。人も多い。
これが竜頭の滝。うわーすっごい。湯滝に負けず劣らずすごい迫力です。
竜頭の滝に沿った道を登ってみますが、やはりすごい迫力。
紅葉も満開ですしね。本当にすごい。こんな光景が見れるなんてホテル四季彩さんのツアーに大感謝です。
下流から見る穏やかな流れも素敵でした。竜頭の滝にはごついカメラを持ってベストショットを撮ろうとパシャパシャやってる人たちがたくさんいました。確かに、私もビーチブロガーだけでなく紅葉ブロガーも始めようかなと思うほどの絶景ばかりでした。
さて、奥日光の二大滝巡りが終わって、中禅寺湖畔に戻ってきました。おおっ、霧が少し抜けて中禅寺湖が微かに見える!
どん曇りですがそれでも見られて嬉しー。いっぱい撮っちゃう。
うっすらと、周辺の山々が紅葉しているのがわかります。晴れた日に見れたらなあ。
湖畔に面して立つ金谷ホテルと、アヒルボート乗り場。ちょっと騒がしそうだけど、今度は金谷ホテルにも泊まってみたいです、晴れてる日に。。
そして、送迎バスツアーで最後に立ち寄ったのは、華厳の滝展望台。でも、このもや・・・。
清々しいほどに全く何も見えません・・・確かにものすごい滝の音が目の前から聞こえるのですが。でも、むしろ瞑想をして遠くの何かを心の目で見ろ、って言われているようなある意味神秘的な体験でした。
ちなみに、この華厳の滝展望台にはお土産屋さんや食べ物屋さんが色々とあり、地元名物のすいとん汁とか鮎の塩焼きとか、美味しそうなものがたくさんでした。ここでホテル四季彩から直接日光に帰る人の送迎バスと待ち合わせ。
車で来て、こういうところで気ままに食事したりして過ごすのも最高だと思いました。道路は混みますが・・・。
さて、その日光までの帰りの道ですが、明智平の絶景紅葉を見渡すいろは坂という坂を通って帰りましたが、この通り霧だらけで何も見えず。紅葉の時期には4時間の渋滞といういろは坂ですが、この天気のお陰でガラ空きでスイスイ進みました。いい話ってないですね・・・。
JR日光駅到着。
というわけで、目当ての中禅寺湖の紅葉は霧だらけで何も見えない結果となってしまいましたが、ホテル四季彩さんのおかげで、図らずも紅葉見頃の奥日光の滝巡りができて思いがけない壮大な滝々を見ることができたので、結果的に満足な旅行となりました。
次来るときは、晴れた日に、中禅寺湖湖畔のホテルに泊まって、更に湯ノ湖にも行ってみたいなあと思いました。
日光①:どしゃぶり日光と金ピカ東照宮
京都旅行記を書き始めたところですが、早めの紅葉目当てに日光+中禅寺湖に行ってきたので、そのレポートを残しておきます。
しかし、紅葉目当ての旅でありながら、このどん曇りというかどしゃぶり。東武日光ラインから見た利根川も今にも氾濫しそう。
栃木県の車窓が怖いくらい天気悪いですーもののけが出そう(←ひどい)。そして電車内では社内旅行のどんちゃん騒ぎが。。。関東の近場の旅っていろんなリスクあるなあ。
しもいまいちという駅で日光駅行きの各駅電車に乗り換え。ほんといまいちな天気です。
正午に東武日光駅到着。どよーん。ここで14時40分に中禅寺湖の宿のお迎えがくるので、ちゃちゃっと東照宮観光をすべくバスではなくタクシーで東照宮へ。
東照宮の敷地内にある明治の館という洋館レストランに来ました。並んでるけど回転早くて結構すぐ入れます。
高原の別荘地にあるクラシックな洋風レストランて感じの内装。
名物のデミグラスソースのふわふわオムライスをいただきました♡美味しかった。実はその前にクラムチャウダーも頼んでかなりガッツリした昼食に。
お腹膨れ、宝物館を通って東照宮に向かいます。宝物館に上島珈琲店が入ってる。
で、東照宮。ぎゃーすごい人と傘。平日なのに。。
門の前にあるのが五重塔。なんか修学旅行生とか課外活動中の小学生の群れとかが多くて、その群れの先頭で解説をしているガイドさんの話を盗み聞きしたところによると、東照宮は徳川家康を祀る墓として孫の徳川家光が建てたものであって、よく大名たちが作ったと言われるけど大名が作ったのはこの五重塔だけなのだ、とのこと。ふんふんと拝聴。
人の波に飲まれながら東照宮の中へ。どどん。神厩舎(しんきゅうしゃ)
象が二頭彫られています。この時代、象は日本におらずほとんど架空の動物だったようで、ここに彫られているのも象を想像して作ったものだそうです(これも課外活動の小学生に説明するガイドさんから拝聴)。
面白いのがこの三猿という彫刻。
見ざる、聞かざる、言わざるが彫られている!おちゃめですね。
金ピカの装飾が光る本堂へ。本当にすごい観光客です。なんでも数十年ぶりに金の部分を12億かけて塗り替えたばかりだそうで、人が多い時期だったようです。
確かに金はピッカピカ。
なんか金ピカのお侍さんいます。
頭上に眠り猫。ここをくぐるのが大人気で渋滞できてました。
東照宮、少ししか見れませんでしたが、とにかく金ピカで装飾にユーモアもあって見応えありました。京都のお寺とかよりだいぶモダンな気がしますね。やっぱ近代の建物か。
いやーしかしひどいときに来てしまった。
このあとタクシー乗り場でなかなか来ないタクシーをようやく捕まえて東武日光駅の宿の送迎バスまでたどり着いたのですが、そのとき乗ったタクシーの運転手さんいわく、今日は雨だし平日なのでこれでもまだマシな方なんだとか。日光は道路が少なく駐車場が足りないので、休日は道路が全く動かず、せっかく観光客がたくさん来ても逆にタクシーの回転率も悪くて稼げもしないんですとぼやかれていました。。日光ってそんな大変なところなんですね、恐れ入りました。
さて、どしゃぶり奥日光日記は後半に続きます。
京都①:トロッコ列車で駈ける新緑の嵐山と天龍寺の名庭(+奈良)
最近京都に行く機会が多かったので、ビーチリゾートとヨーロッパというブログの方向性とは真逆の地ではありますが、数回に分けて京都旅行の記録をまとめて綴っていきたいと思います。
まずは6月下旬に行った新緑の季節の京都・嵐山のトロッコ列車旅行記から。京都は何度か来ていますがあまり観光らしい観光はしたことないので、今回はとことんツアリスティックに行きます。
この時泊まったのは、「ノク京都」という京都御所至近・丸太町駅直結のホテル。2015年に、それまでの東急ハーベストを買収してシンガポール資本のホテルが新築改装したホテルだそうです。京都なのにシンガポール資本。
でもお部屋は、てまりが飾ってあったりしてとっても京都風。外国資本だからこそ逆に京都を強く意識するってさもありなん。
京の名水・伏水のミネラルウォーターに、古風な急須。
そして嬉しかったのが備え付けのコーヒー・お茶・お茶菓子のサービス。コーヒーはホテルの1階に入っている前田珈琲のドリップだし、小山園の煎茶・ほうじ茶・抹茶ロールクッキーもとっても美味しかったです。はしたないけどお部屋で食べなかった分も全部持って帰っちゃいました☆
居心地のいいお部屋で、静かな京の夜が過ぎていきました。
翌朝は、朝からホテル名物のローストビーフ丼の朝食。前田珈琲の洋食セットと迷いましたが、名物だということでこの和食をチョイスしました。量も多すぎずお肉柔らかく美味しかったですが、味付けが日本というよりは東南アジアっぽかったかも。やっぱりシンガポール資本らしくアジア圏のお客様に合う味付けにしてるんでしょうね。次は洋食セットを試してみたい。
さてもりもり食べた後、ノク京都からバスでJR山陰本線の花園駅まで行き、そっからトロッコ列車の終点駅であるトロッコ亀岡駅最寄りの馬堀駅まで向かいます。
JR山陰本線からも、かなり素敵な渓谷の車窓が見れました。ていうか何気にベストショット?
でもお目当ては、トロッコ列車から眺める嵐山の渓谷なのだー!JR馬堀駅から、トロッコ亀岡駅へ向かう道は超牧歌的。
あ、やきいも屋さん。
トロッコ亀岡駅到着。
トロッコ亀岡駅はお土産屋さんなど結構あり、人でごった返していました。海外からの観光客多いですね。
満席のトロッコ列車に乗り込んでいざ出発。このトロッコ列車は、全席指定で、旅行前から予約して、京都駅のJR西日本の窓口で受け取って来ました。JR西日本のみどりの窓口じゃないと受け取れない(JR西日本以外のJR窓口や、トロッコ列車各駅では受け取れないのです!)ので要注意です。
さて出発=3 ここからはしばしトロッコ列車からの渓谷ビューをお楽しみください。
うーんローレライって感じ。
途中の駅にいた仮面のおじさん。トロッコ列車主催の余興かな。
たぬきも並んでる。
壮大な渓流下りはまだ続きます。
でも途中から私が座っている席と反対側の席の窓際に渓流ビューが移りました。どちらの席からも渓流ビューが見れるように工夫されているようです。ただ、心なしか私が座った側(亀岡駅→嵐山駅の列車で向かって左側)の方が渓流ビューが多かったような。
渓流下り終了、終点トロッコ嵯峨駅の一個前のトロッコ嵐山駅で下車します。うーん渓流ビューは天気も曇りがちなこともありまあまあだったかな。あと観光客多すぎですね、超ツアリスティック。でも風に吹かれて気持ちよかったです。
さて風流な嵐山駅に出ました。
人の流れに沿って、竹林の道に向かいます。
出ました、竹林の道。すごい修学旅行生の数。。。
よいしょっと。カメラを上に向けて観光客をカット。
きれい、きれい。
みんな私と同じようにカメラを上に向けて竹林を撮ってますね。竹林の道終了。
さて天龍寺の敷地内にやってきました。
いたるところにあじさいが咲いていてきれい。
名前の立て札が書かれている桜の木もちらほら。春には桜が満開になるんですかねえ。
整備されたお庭の展望台。
天龍寺が見下ろせます。
で、やってきました、天龍寺の名庭。
嵐山を背景に、どーん。これ、もっと晴れてたり紅葉を池が反射してたりしたら最高に美しいでしょうねえ。
これぞ京の名庭、あっぱれな天龍寺のお庭でした。
さて、天龍寺をあとにして、フラフラと渡月橋の方に向かうことにします。
山に囲まれた広い道をてくてく歩きます。
渡月橋到着。ふーむ。
ものすごい数の修学旅行生がいます。
橋の上から。
子どもたちも。
曇っていたのが玉に傷でしたが、渡月橋から見る嵐山、なかなか雄大でした。
さて、すごい人だしお昼ご飯でも食べて帰ろう。
ふらっと開店したばかりだったうどん屋さんに入りました。おつゆが京風だしではなく濃口の関東風うどんでしたが、すぐ出てきたし、甘じょっぱい九条ねぎのきつねうどんで満足でした。
バス停までの帰り道、人力車がたくさん走っていました。私、人力車って浮いてる感じが怖いしなんだか申し訳なくて乗れないんですよね。。
ということで、トロッコ列車からの嵐山&天龍寺でしたが、特にトロッコ列車はとにかく観光客ですし詰めでツアリスティックです。渓流も天龍寺のお庭も渡月橋もきれいだけど、すごく晴れてるか紅葉してるかしていたほうがもっとエキサイティングだったろうと思います。まあでも、京都の他の観光スポット(まだ銀閣寺や南禅寺しか行ったことありませんが)に比べたら、田舎で土地が広大なので、そこまで人混みにやられるこなく美味しい空気が吸えて悪くないとは思いました。
でも、実はちょっと物足りなかったので、このあと思い立ってふと奈良に行って鹿と東大寺を見てきました。
鹿だらけの奈良公園。
道路沿いにもくつろぐ鹿。
五重の塔。
なんか奈良公園でオクトーバーフェストやってた!
黒ビールで参加。いえーい。
東大寺の南大門。やっぱり鹿。
南大門の左右には運慶・快慶作の金剛力士像の復刻版が。
そして東大寺。すごい立派。
大仏さま〜。
お隣の方もすごい。
外にもなんかすごい人いました。説法に優れた伝説の聖者だそうです。
東大寺の敷地は高台でお庭もとってもきれい。
きんぴかの塔もある。
東大寺はほんとに広大で立派でした〜。広すぎて観光客がいくらいても気になりません。思い立って来たけど今日の主役はこちらだった。
でも、本当の主役は鹿。
ばいばい。
沖縄・渡嘉敷島②:とかしくマリンビレッジで海亀を探して
渡嘉敷島二日目。
今日は一日、宿のとかしくマリンビレッジでのんびりして、とかしくビーチでウミガメを探したりして過ごす予定です。
朝起きて、ベランダから目の前のとかしくビーチを眺めます。まだ陽が控えめで静かな海です。
とかしくビーチの目の前に静かに建っているとかしくマリンビレッジ。野外の朝食会場にはまだ誰もいない様子。
お隣には同じく海の目の前に一軒家が建ってます。うわーあそこに住んでる人毎日こんな海の眺めが独占できるなんていいなあ。
宿のレストラン「タートル」に朝食をとりに行きます。朝食は8時半までと決まっており、レストラン前の廊下もなかなかで、まるで国民宿舎みたいですが・・・
レストランの屋外スペースに出ちゃえば、海を垣間みながらの野外席が用意されていて一気にリゾート気分♪しかも多くの日本のお客さんはなぜか外に出ないで室内で食べているので、私たちか欧米系のゲストだけが野外席に陣取ってました。
朝食はプレートに盛る素朴なバイキング。朝から和食が取れるし、日本人の私たちには十分十分。(外国のお客さんにとっては少し厳しい朝食だったようで、欧米人はひたすらクロワッサンを食べてたりしてました。リゾートチックにカスタマイズしてない日本食は、確かに外人の方には少し難しいかもですね)
しかもこうして海を見て潮風にふかれながらの朝ご飯、サイコーです。
このとかしくマリンビレッジの凄いところは、海だけでなく山にも囲まれているということ。ビーチリゾートと山岳リゾートの気分が同時に味わえるというか。
ゆっくり野外朝食をとって、その足でぶらっと宿の周辺を散歩してみることにしました。
海側と反対側の宿の周りは山に囲まれた田舎道。
ビーチリゾートでこの山ですよ。
宿の前の道をちょっと進むと、整備された公園が現れます。
セントラルパークみたい!って行ったことないけど。
なかなか迫力のある元気な木々達が生い茂っています。
公園を進むと2階建ての高台を発見。
そこからの眺めはこの一面の海。
うわあ綺麗。
朝で人が少ない、静かな静かな海が広がっています。
いつまでも眺めていたい・・・
絵はがきのような光景。
高台を降りて直接ビーチに出ると
うわあ
本当に息をのむ静寂の美しさ。ここはセイシェルか。行ったことないけど。
まだ那覇からの朝一の高速船も来ていないから実現できるこの静寂の海の美しさですね。島の泊まり客の特権。
このとかしくマリンビレッジの隣の公園から眺める海、サイコーでした。静かだしこの公園は穴場です。
公園内には変わったオブジェもあったりするし。これはキノコ?
変な猫のおじさん?
なんか横から見ると哀愁が漂う・・・
充実した朝の散歩を終えて、宿に戻ります。
お部屋に戻ったらベランドから見渡せる海の色もすっかり日に照らされて明るくなってきていました。
キラキラ海を面前に、ますます羨ましいお隣の一軒家。
さーて目の前の海に突進するぞー!今日こそとかしくビーチ名物のウミガメを探さなきゃ。
水着に着替えて日焼け止め塗ってざぶーーん!!
昨日水中対応カメラを壊してしまったので、宿の売店で買った水中カバー付き写るんですで撮影。懐かしいねじまきのインスタントカメラなので、画像はいまいちだけど一応撮れてます。
とかしくビーチには、かなり沖の方に行くまでお魚や珊瑚はほとんどいないので、泳ぎの得意な相方にカメラを託して沖の方まで行って撮ってきてもらいました。遊泳区域内ギリギリの沖まで来てようやくこのくらいの魚の群れが現れる感じだそうです。
カメちゃんどこだーい。お前じゃないよ。
ほぼ死んでる珊瑚。カメちゃーん。
大きな珊瑚はいても、カメはいない。
ぷはっ。一度休憩。
うーむ人も賑わってきましたが、誰もカメを見つけている様子はありません。
予約しておいたパラソルの下のデッキチェアでごろり休憩。ちなみにこのチェア、折りたたみ式でうまく形が作れずかなり不安定です。
と、ごろごろしていたところ、何やら海の一部で人が集まって賑わっている箇所を発見したので、もしや?と思い行ってみると・・・
いたー!カメちゃーん!!
きゃー!!こっち向いてええ。
しかし、私みたいな人たちが集まってカメちゃんものっすごく囲まれてます。ちょっとかわいそう・・・
特に子供達を押しのけてカメちゃんに接写して回ってたのがこのフランス人ぽいお兄さん。近すぎてカメちゃんストレス感じてるよー。
といいつつ我々も負けじと接近してパシャリ。わーいいい写真撮れた。お兄さん邪魔だけど。
カメに会えてすっかり満足し、午前中の海遊びは終了。一度お部屋に帰ってシャワー浴びて休憩。
ベランダから海を見てると、さっきまで私も群がっていたカメを囲む集団が見えます。
とかしくビーチでこんな感じで海の中で群がっている集団がいれば、その中心にウミガメがいます!そういう意味ではカメを手っ取り早く探すには混雑時に行った方がわかりやすいのかも・・・。
お腹すいたので、また宿唯一のレストラン「タートル」の野外でお昼ご飯。
私は沖縄そばセット、相方はカツカレーセットを注文。沖縄そば美味しーい♪♪
テラス席の奥の木陰に喫煙スペースがあって、そこで欧米系のお姉様二人がタバコすってる。なんか格好いい光景。
テラス席のあるお庭の茂みからのぞくとこのとかしくビーチの眺め。
その茂みから直接ビーチに出る道もあります。
ふらーっと歩けば、朝に立ち寄った二階建ての高台の1階部分にひょっこりたどり着きます。ここ、頑丈な日陰だし、ビーチ沿いで不安定なチェアに乗って薄いパラソルの日陰を頼りに休んでるより、ここに来て休んだ方がずっと良さそう。穴場です。
こっち側のビーチの方が静かでのんびりできるしね。
よーし最後にもうひと泳ぎしますか。
とかしくビーチの遊泳時間は17時までで、あと1時間もなく、日帰り客も帰ってすいてきたビーチ。
むむ、でもあそこにできている丸い人だかりは・・・
やっぱりいたー!カメちゃん。
このカメちゃんはさっきのカメちゃんとは別の子のようで、片腕に何やら青い印が付いています。宿が管理してるのかな?
息継ぎのために上昇するカメちゃん。ウミガメって、定期的に海面に顔を出して息継ぎするみたいですね。やっぱりえら呼吸じゃなくて肺呼吸なんですね。
カメちゃんさよーならー。全部で3匹(午前中に実は2匹とこの1匹)ウミガメが見れて満足でした。
部屋に戻ってベランダからサンセットを見て。
夜ご飯はまた野外テラスでオリオンビールとともに。今日はバイキングでした。昨日みたいなバーベキューじゃなくて残念だけどまあ十分。
レストランからの帰りに売店前の図書コーナーに寄ってビーチリゾート雑誌をビックアップ。さすがダイビング雑誌がたくさん置いてあります。図書コーナーも小説や漫画など充実でした。
ちなみにこちらの売店、食べ物から海用品まで何でも売っていて便利でした。カップラーメンを買ったらレストランでお湯も入れてくれるのだそうです。
私たちはカメを撮った水中写るんですの他、こちらのサングラスも2つ購入しました♪眼鏡の上からもかけられるサイズでそれでいてお洒落で、忘れたものの補充としては満足な買い物でした。今後も愛用できそう。
部屋に帰って、ピックアップしたリゾート雑誌を読みながら最後の夜を過ごしました。モルディブ最盛期のモルディブ雑誌。超貴重です。やっぱりまたモルディブ行きたいなあ。
翌朝。もう最終日です。今日もモリモリバイキングを盛ります。
おなじみのテラス席で最後の海を眺めながら朝食。
そして送迎バスで宿を後にします。さよなら、とかしくマリンビレッジととかしくビーチ。また来たいです。
海にも、こんな生い茂る緑にも恵まれた、いい島でした、渡嘉敷島。
朝一の高速船に乗って、さようなら〜。
ちなみに、帰りの高速船、35分と短かったものの、とっても揺れて絶叫苦手な私には怖かったです。倍の時間掛かっても行きのフェリーの方が断然良かった。次は絶対往復ともにフェリー。
泊港からは、少し歩いたところにあるモノレールの駅からモノレールで那覇空港まで向かいました。モノレールは混んでたけど外の景色は気持ちいい。
なんか、那覇空港の近くに珍しい飛行機(軍事機?)を展示してる所がありました。
那覇空港到着。
最後に空港の食堂で沖縄そばを食べて、3泊4日の沖縄・渡嘉敷島旅行は幕を閉じました。
ちなみに家に帰るまでが旅行ですが、羽田空港からの帰りのモノレールでは最前列に座れて列車でゴー状態で東京湾を眺められました。最後までいい旅行でした。
ということで、初・慶良間諸島の渡嘉敷島でしたが、素朴で緑豊かで海が綺麗で、サイコーの島でした。ウミガメと遊べるとかしくマリンビレッジもとてもいい宿でした。残念だったのは阿波連ビーチ前で水中対応デジカメを壊して阿波連ビーチの水族館のような海中世界が撮れなかったこと。次は絶対阿波連ビーチに近いケラマテラスに狙いを定めて、阿波連ビーチリベンジしに来ます。
やっぱり素晴らしい沖縄。まだまだ他の離島も行ってみたいです。毎年夏は沖縄かな☆
沖縄・渡嘉敷島①:とまりんから行く渡嘉敷島〜阿波連ビーチへの布石
いえい。今年も夏がやってきました!(もう終わりかけですが)
2017年夏のバカンス地は、沖縄アゲイン、沖縄本島からフェリーで行ける離島の渡嘉敷島にしました。
渡嘉敷島は、世界中のダイバーの憧れの地である慶良間諸島の一つです。私はダイビングはしませんが、世界一の透明度を誇ると言われる慶良間諸島の海はシュノーケルでも十分楽しめるということなので、超楽しみです。
といっても今回は那覇泊を入れての3泊4日。しかも初日は夜着、最終日はお昼那覇発と、私たちにしては弾丸スケジュールです。ちゃっちゃと行くぞ=3
夜の便で那覇空港に到着。夜の10時を回っているというのに凄い人がタクシーに列をなしています。夏の沖縄ってやっぱり凄い人気なんですねえ。よく考えたら8月の夏休み中に沖縄来たの初めてかも。
初日に泊まったのは、那覇空港からタクシーで10分程度の所にある沖縄かりゆしアーバーンリゾート・ナハ。離島への船が出ている港である「とまりん」こと泊港にでーんと建っているホテルで、朝一で渡嘉敷島に向かうのに便利だと思いここにしました。
チェックインが遅かったせいか、最上階のプレミアムフロアのキングベッドがあるお部屋にアップグレードしてもらえました。もともとトリプルベッドのお部屋を取っていたから部屋自体は狭くなった気がしたけど、確かにこの窓からの港の眺めは、明日の朝期待できそう。
隣のローソンで買ったオリオンビールとソーメンチャンプルーでかんぱーい♪で、ちゃっちゃと就寝。
翌朝。窓から一面の泊港。ああ早く離島に行きたい!
ホテルで朝食。おそらく主に離島へのアクセス用に使われているホテルですが、ちゃんとリゾートムード満点です。
朝から沖縄そばとヘルシーサラダ♪
かりゆしアーバンリゾートをチェックアウトして、お隣のとまりんのチケット窓口へ。ネットで事前予約していたから余裕だと思っていたのですが、事前予約していても全員こうして並んで名前等を申込書に記入して受付に渡さないとチケットが買えないようですので要注意。ほんと凄い人だなあ。
ちなみに、泊港から渡嘉敷島への船は高速船(約30分)とフェリー(約60分)がありますが、私が数日前に事前予約を試みたところ既に高速船は満杯で、フェリーしか取れませんでした。船の事前予約についてはくれぐれも忘れずに早めに行った方が良さそうです。
予定外にチケット購入に並び、出発10分前くらいにフェリーに飛び乗ったらもう席はほぼ満席。並び席は取れず、連れとはバラバラに座りました。まあ60分だしね。
それに実際にはほとんど席にはおらず、外に出て潮風を浴びながら航海しました。いざ出発!
那覇が遠くなります。
ぐんぐん進みます。潮風がとても気持ちいい。全然揺れないし、道中にはトビウオの群れが飛び跳ねるのが何度も見れて、その度に国際色豊かな乗船客達でウォー!っと完成をあげたりして(アジアから欧米まで観光客が多彩でびっくり)、渡嘉敷島行きのフェリーはとても素敵な航路でした(ちなみに、帰りの高速船はめちゃくちゃ揺れて怖かったので、フェリーが正解っぽい。)
小さな島々が現れてきました♪
島の周りの浅瀬がキラキラエメラルドグリーンに輝いてキレーな小島。無人島でしょうか。
いよいよ渡嘉敷島が近づいてきました!
到着っ!
ようこそとかしき島へ。各国からの待ちきれない観光客達が一斉に上陸します。ほんと客層が国際色豊かだなあ。
プレゼンティド バイ フェリーとかしきでした!
さて港前の駐車場で待ってくれていた宿泊予定の宿、とかしくマリンビレッジのシャトルバスにのって宿に向かいますが、その駐車場で見たこの「ナガンヌ島」行き?のバスに釘付け。ナガンヌ島って初めて聞きますが、ほとんど砂しかない島。日焼けしそう!
さて宿のシャトルバスでとかしくマリンビレッジへ向かいます♪窓からはすごい緑豊かな山々が見えます。この島、海だけじゃなくて山もあるんですね。
こんな超日本的な田んぼと山の景色も広がります。南の島に来たつもりでいたから意外。でもなんか落ち着きます。
そして出ましたっ、エメラルドグリーンの海とその面前に建つとかしくマリンビレッジ。
宿に到着しましたが、チェックインまではまだまだ時間があるので、荷物を預けてとりあえず海に。
宿のお庭を出たすぐ先にとかしくビーチが広がります。
ちょっと今は曇っていますが、静かな湾になっている美しいビーチです。
本当に宿の目の前。ビーチの周りにはお花が咲いて綺麗です。
このとかしくビーチの売りは、ウミガメが棲息しているということです。ふふふふふ
ちゃちゃっと水着に着替えていざ海へ!どぼーん
あれっ
あ、ムラサメモンガラ・・・
カメちゃーん
あ、珊瑚の死骸に同化した魚・・・
コバンアジ・・・
むむむっ、亀どころか、魚も珊瑚もほとんどいないぞ。そして透明度も低い・・・
探せば亀はいるのかもしれないけど、ちょっと初日にこの海ではあがらないので、午後2時のホテルのシャトルバスで島のもう一つのメジャービーチである阿波連ビーチ行きのものがあるので、それに乗って阿波連ビーチへ行くことにしました。
いざ阿波連ビーチへっ=3
あーでもこうやって高台から見下ろしたとかしくビーチの海は本当に綺麗です。ていうか緑も多いし渡嘉敷島すごい島だなあ。
数分で阿波連ビーチに到着。わあ、阿波連ビーチ周辺は色々なお店が出て賑わっています。
そして阿波連ビーチへの小道を下って行くと・・・
わあ
キレー。広大なビーチが現れます。
パラソルもたくさん出て賑わっています。
うーん適度に海の中に黒い部分(珊瑚部分)があってこれはシュノーケルも期待できそう!
一度小道の上の海の家に戻って、海の家と言えばカレーで遅めの昼食を取って、さあいざシュノーケルに行ってガンガン魚を撮るぞっ!!
と思ったら。
ガシャン・・・
あ・・・
カメラが・・・
私の、水中対応のタフなデジカメ(その名も「タフTough」 by Olympus)が・・・
落とした衝撃でぶっ壊れてしまいました。タフなはずなのに・・・
がーーん。
ということで水中写真が取れなくなってしまいました。
この後、阿波連ビーチで泳ぎましたが、もう、めちゃくちゃ、魚も珊瑚もたくさんで、ビーチからちょっと入っただけでカラフルな大小多種多様の魚がめちゃくちゃいて珊瑚も結構生きていて、本当にすごい水中水族館だったのに・・・全然撮れませんでした(ノД`)悲しい。
カメラをこんな風に旅先でダメにしてしまったのは、カプリ島の青の洞窟前で落としてしまって以来です。あの時落としたのも初代タフtough by オリンパスだったなあ・・・また次もタフを買わなきゃ。
beachresorteurope.hatenablog.com
ということで、ここからは携帯のカメラ。
ということで、この阿波連ビーチは残念ながら水中レポートはできませんでしたが、ビーチからすぐの海の素晴らしさは今まで行った海の中で一番だったと思います。石垣島の米原ビーチも凄かったけど、それよりも魚の大きさや種類の多さが上だった気がする。なんか、どこにでもいるムラサメモンガラとか見たことのある魚達も、サイズが大きめで迫力あるんですよね。次来たら、絶対に撮りたい。
海から出て、帰る前にちょっと阿波連ビーチ周辺をうろうろしてみましたが、ビーチから歩いて数分のところに、ケラマテラスという宿がありました。渡嘉敷島の宿の中でも、郡を抜いて値段も評価も高いところです。
正直外観を見るだけだと、これで一泊●万円!?と思ってしまうけど、中は小綺麗な感じだったし、夜はお洒落なフレンチのコース料理らしいですし、何よりあの水中水族館の阿波連ビーチに徒歩で行ける距離でそんな素敵な宿に泊まれるのだったら、その価値はあるかもしれません。阿波連ビーチはそんじゅそこらのモルディブの島以上のレベルだと思うので、そこから水着で帰って来れる場所にちゃんとした宿があれば、それはもうモルディブ級ですわ。今度、来てみたいです。
何よりこの阿波連ビーチの周りの雰囲気が、海の家の賑わいの中にも島情緒があって、なんか素敵なんですよね。次は阿波連ビーチバカンスで決まり!
でも今回の宿のとかしくマリンビレッジだって楽しむぞ。ちょっとお洒落な海の家のオープンカフェでカフェオレを飲んで、とかしくマリンビレッジのお迎えのバスを待ちます。
帰ったら、とかしくマリンビレッジのお部屋にin。トリプルベッドのお部屋にしたので、とても広いです。
ただ、この部屋、かなりタバコ臭い・・・フロントに確認したら、禁煙・喫煙の別は原則なくて、消臭で対応しているのだとのこと。がびーん。匂いがかなりきついので、フロントにお願いするも今日は満室で明日にならないと部屋交換できないとのこと。
まあしょうがないですね、この窓からの綺麗な夕日ビーチに免じて恩赦。
そして、夜は野外バーベキュー!ひゃっほーい肉だ肉だ!!
牛肉、鶏肉、豚肉(ラフティー風)、エビのガーリック焼き、野菜炒め、焼きそば、そしてオリオン生ビール!お肉もどれもかなり美味しくて、オリオンビールも美味しくて、サイッコーです。実はとかしくマリンビレッジさんの食事は微妙という評判を聞いていたので、こんな風に粋なバーベキューディナーがあるとは夢にも思わず、感激。
こうして野外で夜の海を見ながら食べるバーベキューはリゾートムードも満点で本当に最高でした。しかもフランス人の男性カップルとか洗練された?客層もいて、なんかとても日本の離島だとは思えない大人なバカンス気分を味わえました。
そして、ご飯の後に海に出て見上げた満点の星空も凄かった!天の川も、たくさんの流れ星も見れました。
ということで、渡嘉敷島1日目は、阿波連ビーチのものすごさの片鱗を見て、絶対次にバカンスに行くぞ!という布石にしたとともに、とかしくマリンビレッジでのバカンス(あと1日だけですが・・・)への期待の高まりに心躍る日となりました。
とかしくマリンビレッジの売店で、水中カメラ(水中写るんです)をゲットしたので、明日はそれをもって、とかしくビーチで亀を探して泳ぎ回ります♪