函館&札幌:どん曇り函館とやや晴れ札幌
出張で函館&札幌へ。函館は日本最北のビーチリゾートじゃないですか、ラッキー!
と思ったら、このどん曇り。がーん。
かの函館の街を函館山とともに見下ろす。これ、晴れてたらかなりのショットですよ。
ビーチ沿いの空港に着陸。ああ晴れてたら。。
函館のビーチ沿い、北国とは思えない美ビーチの片鱗は感じるんですけどねえ。。天気がほんと残念。
ひーますます淀んだ雲が近づいてるう。
函館駅到着。小綺麗な駅。
駅前の一番大きなホテル。シェラトン系列みたい。仕事の時間まで少しあるので朝市を散策。
ちなみに朝市で「うにむらかみ」さんの函館本店でウニ丼のSサイズ(それでも2700円)を食べましたが、お茶碗一杯のほかほかご飯に物凄く小さなウニがちょこっと乗ってるだけ!!ミョウバン無しの無添加ウニと言われても小さすぎて味もわかんないよーしかも酢飯じゃなくてほかほかご飯だから何かウニが熱されちゃうし勿体無いー。ここは完全な観光地価格の観光地用のお店でした。
気を取り直して、市電に乗って、レンガ倉庫&元町散策へ。
うーん港町。風情あります。
函館山と港と赤レンガ倉庫。
函館名物、八幡坂を登ります。
これが有名な八幡坂からの眺め。あああ晴れていればなー。
元町散策を続けます。レトロな教会がたくさんのお洒落エリア。
函館ハリトス正教会、うまく撮れておらず。
モダンな聖ヨハネ教会。可愛い。
函館山ロープウェイ発着所到着。乗るか迷ったけど、仕事の時間を気にして乗らずにロープウェイ前のバス停から函館駅へ大人しく帰還。この選択、正解でした。この時のロープウェイの便の次の便から落雷の恐れにより運転中止になったらしく、もし乗ってたらあわや函館山の頂上に取り残されて仕事に間に合いませんでした。。
函館駅に向かうバスの中から旧函館区公会堂をパシャリ。荘厳な建物の、屋根の上の小窓が一応見れた。
お昼は「ラッキーピエロ」という函館のいたるところにある地元で人気のファーストフード店(そして函館以外にはない)でハンバーガーとフライドポテトと特製烏龍茶のランチ。ハンバーガーは具が唐揚げで、カリッとしてハンズはふわっとして大きくて美味しかったです。あとフライドポテトがとても美味しかった。やっぱり北海道のジャガイモは違うのかな。
そして仕事を終えて札幌へのフライトまで少しだけ時間が余ったので、五稜郭タワーにも登っちゃいました。函館フルコース。
五稜郭の眺めは素晴らしかったです。6月なのに桜もまだ咲いてた。さすが北海道。
歴史あるおしゃれな海沿いの街、函館。今度は晴れてる時にリゾートとして来たいです。
五稜郭タワー内もとても綺麗でおしゃれな空間でした。函館の街は観光化が進んでいてどこもとても綺麗でした。
さてお次は札幌へ。函館→札幌丘珠空港へのJALの飛行機は超小型で悪天候だったのでどんだけ揺れるかと覚悟していたのですが、全く揺れませんでした。行きのフライトも終始雨だったのに全然揺れなかったし、JALのパイロットは優秀なのかなあと思いました(いつもはANA利用で揺れまくっているため。偶然かもですが)
札幌の夜は駅ビルの中の行列ができる回転寿司屋さん、「根室はなまる」で食べました。1時間待ちましたが(でも登録しておけば電話で知らせてくれるので並んでる必要はない)、もう舌がとろけて無くなるほど絶品でした!あのえんがわ、あのトロ、一生忘れない。。そしてたらふく食べたにもかかわらず朝函館の朝市で食べた超高級極小ウニ丼よりもお会計が安かったという衝撃の結末!やっぱりこれですよね、北海道に来たからには安くて美味しい旬のものを食べなくちゃ。
札幌での寝床は大通り駅付近のホテルオークラ。オークラの割に地味で安いすが問題なく快適でした。
オークラの朝食は洋食ブッフェと和定食から選べましたが、和定食をチョイス。バランスも良く少量で健康的な感じでしたが、今度は洋食ブッフェが食べてみたいな。
大通り公園。晴れてきて美しい。
時計台。「日本三大がっかりの一つ」?という声もあるようですが、確かにあれっ、どこにあるの、という物陰に隠れた感じの小さな建物。でも可愛い。
こちらは道庁。なんて可愛らしいレトロな道庁!こんなところに勤めてたらなんかいいですねえ。
敷地内のレンガ道にはなんかランクガキ?がたくさん彫ってある。
札幌の街並みは、緑が多くて、建物も新しくて、とても綺麗でした。
このあと、ちょと仕事して、奥芝商店というお店のスープカレー食べて新千歳空港に行きました(奥芝商店は長蛇の列で飛行機乗り遅れの危機。列の進みが遅いので注意。そして個人的には海老スープとか季節もののメニューよりチキンスープのチキンと野菜のオーソドックスメニューにすることをお勧め。)
ということで、一泊2日の函館&札幌旅行、じゃない、出張、函館で一度も晴れた青い海が見れず残念でしたが、ほぼ一通り名物には触れられて充実したりょ・・・出張となりました。北海道はほんとポテンシャル高いですよね。また来たいです。
山中湖&河口湖:ホテルマウント富士から巡る富士山麓の湖と忍野八海
ゴールデンウィークの最後に何を思ったか湖から富士が見たい!ということで山中湖&河口湖へ。友達や同僚に行き先を告げると「えっ、テニスの合宿所に行くの?」という反応。確かにそういうイメージの場所なのか。。でも大人になってから湖の水辺の宿でしっぽり見る富士山も格別に違いない。。
まずは新宿から小田急特急ロマンスカー「あさぎり3号」で御殿場駅まで。わたしゃバスより鉄道が好き。
牧歌的な車窓を眺めて90分。
御殿場駅到着。御殿場アウトレットモールによって行こうかと思ったけど、せっかく天気がいいからそのままバスで忍野八海に直行。
さらに牧歌的な景色を眺めながらずんどこずんどこ。
山中湖通過。大きい。また戻ってくるよん。
忍野八海到着。富士の麓の湧き水でできたいくつもの池が透明度抜群で世界遺産スポットなのだとか。
池が集まるスポットに向かいます。まだ桜も咲いてて風流です。
ゆっくり流れる水のせせらぎに沿って気持ちのいいお散歩。
確かに水がきれい〜。池の中の草までくっきり。
富士の水が湧き出るにぎやかな中心部。ここも凄い透明度!
お魚の影までくっきり。
みんな見入ってるこちらの池も。
もはや幻想的。。
富士の清水が流れてくる場所ということで、その水でそばをひいたりお豆腐を作ったりしてそれを食べるお店もいくつかありました。
そんな名水の打ち立てそばを食べさせてくれる、中央の池の前にある池本茶屋さん。
名水そば、めちゃくちゃ美味しかったです。こんなお蕎麦、食べたことないです。富士の名水の瑞々しさが感じられるおそばというか。コシもいいし最高。このお蕎麦を食べるだけのためにまた忍野八海に来てもいいくらい。
食後は富士山を眺めながら池の周りの「安らぎの里」を散策。日本、あっぱれ。
また池へ。
吸い込まれそう。。。
忍野八海、富士山麓の水の聖地でした。外国人観光客もものすごくたくさんいて、一大観光地になっているようです。
さらば名水。ちなみに、忍野八海の池の一つに「出口池」という名前の池があるのですが、帰り道に「出口池入口」というバス停名があって笑いました。明らかに狙ってつけてますよねその名前。
さて山中湖に戻ってきました。
宿泊予定の山中湖沿いの丘に建つホテルマウント富士に電話して、お迎えに来てもらいます。その間ぼんやりと山中湖鑑賞。
あひるボートがいっぱい。めっちゃ大きいアヒル(白鳥?)の遊覧船も行き来していました。
本物のアヒルも発見。白鳥?
ホテルのお迎えが来たので雄大な富士山を眺めながら丘を登って行きます。ホテルの運転手さん曰く、かつてはホテルから一度もこの富士山が見えなかったときは返金していたとか!(今ではもう一度タダで泊まれるチケットをもらえるらしいです!!)さすが「ホテルマウント富士」の名に恥じませんね。
お部屋到着。こざっぱり。
どうだっ!部屋からの眺め。ベストとは言えないけど富士山が超近いし山中湖も見れます。これじゃあ次回宿泊券はもらえないだろうな。
あ、めっちゃ大きいアヒル(白鳥?)の遊覧船も見える。こっからだと小さいけど。
ぼんやりしていると富士の夕景に。ちなみに日が暮れる前にと急いで行った露天風呂は、狭くて富士山がわずかにしか見えませんでした。夜に星を見るのがメインの露天風呂のようです。
ホテルの中庭散策。
ホテルの至る所から富士山が見れてあっぱれです。まだ桜も咲いててめでたい。
夜ご飯は和食のレストランで寿司のアラカルトと甲州ワインでさっぱりと。少量でしたが上品な本格的な和食で満足でした。
でもちょっと上品にしすぎて(=ケチりすぎて)お腹がすいたので、ホテルの自販機でカップヌードルを見つけてお夜食に。ホテルにカップヌードルの自販機を置いててくれるなんて粋な計らいです!満足の就寝。
翌朝、朝からくっきり富士山の眺めでお目覚め。送迎の運転手さんによると、朝の5時頃に起きるとてっぺんまで雲がかからないくっきりとした富士山が見られるという話だったのですが、さすがにそんなに早起きは無理。それでも、お昼よりはくっきりした富士山でした。富士山はお昼になると雲がかかりがちになるらしいです。
遅くなったので、富士山を正面にする特等席で朝食。だいぶ曇がかかっちゃったけど。
朝食後、チェックアウトの時間までホテルの敷地内のハイキングコースを散策。綺麗なピンクの木。
ホテルマウント富士、その名の通り、常に富士山を見ながら落ち着いた雰囲気でリラックスできる良い宿でした。従業員の皆さんのサービスも一流でした。
さて、湖見比べの旅!ということで、続いてバスで河口湖駅にやって参りました!富士山を背景にする(曇ってるけど)華やかな河口湖駅。
歩くこと数分、河口湖到着!
一般的に山中湖よりリゾート地としてのグレードが高いらしい河口湖。確かにどことなく華やかでお洒落だなあ。天気が良いというのもあるけど。
でもアヒルがいるのは山中湖と同じ。大きいアヒル(白鳥?)はいないな。
まずはロープウェーで河口湖を一望!
宿泊候補だった河口湖畔の高級宿郡をズーム。河口湖越しに富士山を眺められる位置にあるこれらの宿達はめっちゃ高いので断念したのでした。
ロープウェイの頂上から見渡す河口湖。ちょっと下田ロープウェイからの眺めに似てるかも。でもあっちは湖じゃなくて天下の下田の海の眺めだったわけだから、それに似てるとは河口湖がかなり頑張ってる湖だってことがわかりますね。
頂上には太宰治の小説「カチカチ山」の舞台になったという三つ峠に通じる道が。
長居はできないので近場の展望台まで。ここにも桜が咲いてる。
富士山を拝んでロープウェイで下山。やっぱり雲かぶってる。
ロープウェイを降りたところにあるお洒落なチーズケーキ屋さんのオープンテラスで河口湖を眺めながらチーズケーキとサービスのコーヒーで一息。チーズケーキ美味しい!
そして河口湖に突撃!
遊覧船に乗るぞ〜!ロープウェイと遊覧船のチケットはセット購入で安く購入できます。
しゅっぱ〜つ。水がキラキラ!
ぶいんぶいん。
広大です。
富士山も。
対岸の高級宿も。
水がキラキラして風に吹かれてとても気持ちのよい遊覧船でした。
河口湖、確かにこの周辺の宿でのんびり何泊かできたらいっぱしのリゾート気分を味わえる場所だと思いました。「合宿所」の山中湖とはちょっと違う気がするぞ。
最後に「ほうとう不動」の河口湖駅前店で甲州名物ほうとうをいただき。3時近かったというのにかなり並びました。
季節はずれのほうとう。すごいボリューム。。ごっつぁんでした。
帰りは河口湖駅から富士急行利用。当日に買った自由席だったので、ちょっと早めに待っていたら、なんと一番先頭(正確には途中駅から先頭)の席に座れました!
河口湖駅で買った有機コーヒー&富士山クッキーのセットを席の前の木のテーブルに乗っけて。この富士山クッキーはハワイのお土産クッキーを彷彿とさせますが味もそれ以上に美味しかったです。
隣のホームに面白い電車が止まってる。まさに富士山列車!
特等席でずんずん進みます♪
河口湖駅→松戸駅間の富士急行で最も富士山が綺麗に見える場所の車窓。いえい。
もいっちょ。いえい。あっぱれ。
ということで、GWの1泊2日、山中湖&河口湖with忍野八海の旅、常に富士山と綺麗な水辺に囲まれて、なかなか気持ちよかったです♪
サイパン④:海と戦争とこれからのマリアナ
いつもはリゾートではツアーや観光はあまりしないのですが、サイパンに来たからには万歳クリフなどの戦争跡地を見て行かないわけには行かないと思い、北部の遺跡巡りツアーを利用しました。
ホテルにタシツアーのバスが迎えにきてくれて、それでサイパン北部を巡ります。
これが有名な万歳クリフ。追いつめられた日本兵やその家族がたくさんこの崖から海に飛び込んで、海が血の色で染まったそうです。でも思ったより小さい崖なので、飛び込んだだけでは死ななくてサメの餌になった人が多かったそう。。
その方々のための石碑も崖がある海の面前に建ってます。
バンザイクリフよりも凄い迫力だったのが、「自殺クリフ」と呼ばれたというこの大きな山からの崖。餓死しかけの絶望した日本兵がここから飛び降りたりしていたのだとか。ここから落ちたらひとたまりもなさそうですね。
この自殺クリフの崖の途中の木々に隠れた中に塹壕を作って日本兵が身を潜める拠点にしていたそうです。
これがその塹壕跡地。見つかって爆撃を受けて空いた穴がそのまま残されています。
サイパンは、ここが陥落したらアメリカが日本を爆撃する拠点になり敗戦が確定するので絶対に明け渡す訳には行けない、ということで日米とも死にものぐるいで凄惨な戦いが繰り広げられた場所だったようです。もっとも主な日本兵の死因は物資不足による餓死だったそうですが。。
生々しい戦車の跡。戦争は、本当に良くないですね。
ほんとキレー。こんな綺麗な海で戦争するのは勿体無い。でも南国ってしばしば戦場になってしまうんですよね。
ツアーの最後はなぜか、サイパン島の中心部にある、松江さんという大戦前からサイパンに日本のサトウキビ精製技術を持ち込んで地元の有力者になっていたという人を記念する公園へ。
そびえ立つ松江さんの銅像。アメリカ軍も松江さんの銅像だけは壊させなかったそうです。やっぱり戦争よりも現地のためになる技術を持ち込んだ人は普遍的に尊敬されますよね。
この木何の木。遺跡ツアーは終了。
サイパンの街の中心にも顔を出しましたが、街の中心とは思えない寂れ方。
かと思えば、廃墟のような街の中で、何やら不釣り合いに豪勢な建物を建設中。中国資本のカジノホテルだそうです。サイパンにいる観光客のほとんどは中国・韓国の人たちでしたから、確かにそのニーズに合わせて派手なカジノでも作って集客しないと再興しないかもしれません。自然の海が綺麗なこの島に似つかわしくない気もしますが。。。
グアムにあったのと同じ、Tギャラリア。お土産コーナーでゴディバのコーヒーが無料で試飲し放題だったのは良かった♪
Tギャラリアの中のハードロックカフェへ。店内に車が釣ってある!
サーロインステーキを二人でシェア。ちょっと固いかな?でも雰囲気が落ち着くし良いお店でした。
街の中心部の代表的なリゾートホテル巡りも少ししてみました。こちらはJTBデスクがあるのでツアーの申し込みに利用したフィエスタ。うーむ。
うーむ。曇ってるのもありますがビーチがなんだか美しくない。海も濁った感じで全然お魚とか見れなそうでした。
「FIESTA」って海の前に文字を飾ってるのが可愛い。
敷地内には滑り台とかがたくさんあって、子供連れには良さそうでした。
続いてフィエスタの隣の、サイパン一のラグジュアリーホテル「ハイアットリーエージェンシー」へ。わおーこちらは確かに綺麗でリゾート感満載!
このホテルを囲むお庭が綺麗に整備されてて素敵でした。プールじゃなくて池、っていうのが個性的。
ビーチもまあまあ綺麗。マニャガハ島が見える。
でもやっぱりマリアナリゾートやアクアリゾートのビーチの方が海は綺麗かなー。北部のホテルにしてよかった。
だってこれだもん♪
この部屋からの眺め。そんなアクアリゾートサイパンともお別れです。
最後はサイパン空港のラーメン&丼もの屋さんで醤油ラーメンを食べて帰路の道へ。外国の空港のラウンジで醤油ラーメン(しかも日本でも貴重なほど古典的な味)なんてまずありませんよ。日本統治時代(及び戦後の日本リゾート地時代)の名残かなあと思いました。
ということで、サイパンは、海が抜群に綺麗で、それを生かした素朴なナチュラルリゾートもあり、マニャガハ島でモルディブ体験もでき、日本食が美味しいリラックスできる南国でした。一方で、戦争跡地や、日航撤退後の寂れ具合や、それに代わる勢いの中国・韓国による新しい観光地化の波など、考えさせられる面もありました。特に、ホテルやお店の従業員はほとんどがチャモロ人と思われる現地の人たちでしたが、彼らは、西欧列強→日本→アメリカと占領を受け、観光地としては日本→中国・韓国の好みに合わせて様変わりしていく様子をどう思いながら過ごしているのかなあと思いました。チャモロ人の人たちは、とてもおっとりした優しい人が多かったように思います。めまぐるしい島の移り変わりの中でもその気質を保っているのは、やはりこの島の豊かな海と自然がなせる技なのかなあと思いました。
最近では、その海の美しさや日本からの近さが見直されてか、「マリアナ」という呼び方をメインに出して再び日本でも広告が展開されているサイパン。日本人向けのリゾート地としても、ぜひ復活してほしいです!
サイパン③:楽園マニャガハ島でシュノーケル三昧
サイパンではリゾートでごろりくつろぐほか、マニャガハ島ツアーやその他遺跡観光の楽しみもあります。5泊6日もあると、マニャガハ島に行ってシュノーケルを楽しみ、戦争遺跡ツアーを巡って思いを馳せ、ちょっと寂れたガラパンの街をぶらりしたりして過ごす時間も十分あったので、最後にそれらの記録を綴ります。
まずはマニャガハ島にゴー!
サイパン島のすぐ近くの無人島である名物マニャガハ島へは、タシという会社一社がツアーを取り仕切っているので、そこにツアーを申し込むと、各ホテルまでバスがお迎えにきてマニャガハ島行きのボートが出る船着き場まで送ってくれます。ネットで直接申し込むと安いし、午前中の少し遅めに出発する便だとさらに半額とかで安かったです♪
ボート乗り場の船着き場は流れの少ない運河のよう。でもサイパンの海の水だからキレー。
大きなボートでゆっくりぐんぐん進んであっという間にマニャガハ島到着。
きゃーモルディブみたい!!
水面がキラキラキラキラ輝いています。キレー!!
海の透明度もめちゃ高です。
桟橋の上から、海の中のカラフルな魚達が見えます!
大きな魚も群れでうようよ。これはシュノーケルが期待できます!
マニャガハ島上陸っ!
島の入り口付近にはツアーデスクや更衣室やギフトショップなどの建物が迎えてくれます。
水着は着てきたので羽織ものを脱いで、アイラブサイパンのギフトショップに貴重品を入れた更衣室のロッカーの鍵を預けます。
野外レストランでとりあえずマニャガハ島のミネラルウォーターを購入して。
海に向かってゴー!
キャー綺麗なビーチが出てきました!
本当にモルディブを思い出させるザ・南国の島のビーチです。
でも山も見えてタヒチみたいでもある。
もう待ちきれない!どぼーん。
キャー。広がる珊瑚畑と魚たち!
しかもものっすごい透明度です。
水がないかのごとし。
さんごの隙間から除く不思議な魚。
魚の種類がとっても豊富です。
ぎゃっ!ものすごく大きな魚もいる。
人との対比で見ると大きさがわかります。この大きさの魚はマリアナリゾートのビーチではとても見られなかったなあ。
そしてそんな魚がたくさんうようよしています。これは凄い。やっぱりここは沖合にある島だから、サイパン本島のビーチ際よりも魚のサイズが大きく種類も多くなるんですねえ。
大きな魚ってやっぱり興奮する!
キレーな海に集う神秘的な巨大魚たち。
面白いやつもいる。
いやー最高!!ん、しかし、顔を上げると、何やら遊泳禁止区域を泳がないでくださーい!的な放送が流れています。
もしかしてここ、遊泳禁止区域?あまりにも多くの人が泳いでいるので(主に中国の方々ばかりですが)気づきませんでしたが、確かに「遊泳可能エリアが狭くて魚影が思ったより少ないマニャガハ島」という前評判とはだいぶ違うので少しおかしいなとは思っていたのですが。。もしかして犯しちゃ行けないお魚さん達のパラダイスゾーンに新入しちゃっていたのかな?でも監視の人もいたけど注意している風でもなかったし、別にいいのかな?
よくわからないけど、メインビーチで泳いだ方がいいのかな、と思い、魚影濃いゾーンからは一時撤退。
パラソルがいっぱいのメインビーチエリアに移動。
広ーいパウダーサンドのビーチに、ブイで囲まれた海。これは確実に遊泳用エリアですね。
囲いはちょっと興ざめだけど、でもこの砂浜ビーチもすっごく綺麗です。
でも、水中はこんな感じ。。砂がまって透明度が低いし、お魚がいない・・・?
あ、でも泳ぎ続けるとお魚もちらほら現れ始めます。
大きいのはいませんが、面白い魚はちらほら。
囲いの周辺あたりまで行くとお魚がたくさん集まっているところもあります♪
沖合だから、やっぱり魚の種類はこの囲い内であっても豊富で、本島のビーチ際よりは面白いシュノーケルだと感じました。
透明度は本当に高いですしね。
美人な魚。
メインビーチの囲いの中のシュノーケルも、十分満足でした!マニャガハの海最高!
さて、泳ぎまくってシュノーケルを堪能したところで、お腹がすいたので島のレストランでランチです。
ランチはカレー♡具が大きいカレーです!ご飯は固く固まっちゃってて難ありでしたが、ルーのお味は中々うまし。こんな島でカレーラースが食べれるなんてさすがサイパン。
さて、食後は島をぐるっと一周してみましょう。
ヤシの実に囲まれた道を進みます。
でもやっぱり海沿いに出ちゃう。うわあここも綺麗。
ここはビーチとは呼べない感じだけどその分人がいなくて海がひたすら綺麗。
無人島って感じですねえ。
うきゃー綺麗!!!
今度は木が倒れてるエリアが。
木が倒れててもキレー。
おや、ここはstrong current(強い波)でライフガード不在だって。ということは、マニャガハ島ではライフガードがいないエリアはあるけど泳ぐのは自己責任で禁じられているわけじゃないってことかな。現にここでも泳いでる人たちいますね。よかった、最初の魚影濃いポイントも泳いで問題なかったんですね。
さて、ぐるっと一周完了。あとは出発時刻までのんびり海でも眺めてよう。
島のスタッフに水着で飛び跳ねる写真を撮ってもらっている娘達。現地スタッフもデレデレ。若いっていいなあ。
おや、大砲発見。ここにも戦争の跡が。そういえば海に戦車が沈んでる所もあったなあ。楽園も、戦争の跡だったのね。
そろそろ出航の時間です。さよならマニャガハ島。
とにかく海が綺麗で島が美しくて、ちょっと人は多いけど、お手軽に来れるモルディブ、って感じで最高でした。またモルディブに行きたくなったらここにこよう。シュノーケルは、サイパン本島では一番と言われているマリアナリゾートのビーチよりも、こっちの方が魚影が濃くて大物が多くて面白かったです。シュノーケラーは絶対くるべき。
さて、次は最後に、サイパン島に来たからにはまじめに戦争遺跡巡りです。
サイパン②:海面前のコテージバカンス、アクアリゾートクラブサイパン
5泊6日のサイパン旅行、サイパン島最北端のマリアナリゾートに2泊した次は、同じくサイパン島北部の日系リゾート、アクアリゾートクラブサイパンに3泊です♪
マリアナリゾートは、秘境プライベートビーチが絶景でシュノーケルも大満足だったけど、設備はちょっとサイパンらしい(?)「わびさび」が感じられてしまったホテル。
さて、お次のアクアリゾートは・・・
わおー豪華!!
吹き抜けのアジアン調のカジュアルなロビーに
そこを抜けると海に開放的なプールエリア。このプール、とっても深くて気持ちいいんですよ♪
海沿いには海の地平線を眺めるバーがあり
プールバーもあります。わーいリゾートだー!
アクアリゾートは、この海に面したプールエリアを中心に小さなコテージがいくつか囲む、とてもこぢんまりとしたリゾートでした。でもすっごく静かで、清潔で、のんびりとしたムードが漂っていて、まさに南国リゾート!!って感じの素敵な雰囲気で瞬時に気に入ってしまいました。
これがアクアリゾートの全容図。向かって上が海。全部で8つのコテージが存在するようです。1コテージにつき3棟、1棟2部屋が基本で2階建て。
私はその中でも、6号棟という海に最も近いオーシャンフロントのお部屋を予約しました♪
目の前はこの穏やかなオーシャンビュー。
私たちは6号棟の3棟のうち、真ん中の棟の2階の623号室。お部屋の扉は2重扉になっていて、最初の扉は1棟2部屋共通の扉。ちなみに、両隣の棟はスイートルームだったようで、2重扉も一部屋用でした。
こちらがお部屋の中。虫除けを兼ねていると思われるいい香りが漂っていて落ち着く空間です。テレビもブラウン管じゃなくて液晶だ!あとベッドの寝心地がとても良かったです。
壁にはサイパンの国花であるプロメリアの絵。天井にはコテージらしいファン。
ミニバーも充実しています。ミネラルウォーターが毎日2本補充されるのは嬉しい!やっぱりリゾートではこうでなくちゃ。あと結局飲まなかったけどグラス2杯分くらいの小さなワインが赤白置いてあって、ワイングラスも常備されてあってかなり良いなと思いました♪
そして、こだわったバルコニーからのオーシャンフロントの眺めはこれ!穏やかな波の海にヤシの実とハンモック。最高にリラックスできます。
左を向けば海に面した豪華なプールエリア。
右を向けば無人島に来たかのような素朴なヤシの実とどこまでも続く穏やかな海。このお部屋は、部屋から水着のまま海に飛び出せる、太平洋エリアでも貴重と思われる好立地のお部屋です!
ただ、この目の前の海は。。
潜ってみると、藻だらけ。
なまこだらけ。きゃああ。
そうなんです。このアクアリゾート前のアチュガオビーチは、ビーチから沖までのかなりの部分が藻とナマコだらけで泳げないことで有名。とても遠浅で波が穏やかなので、シュノーケルスポットがあるという沖まで歩いたり泳いだりして行けないことはなさそうですが、実際に試みてみると、ひたすら続く藻とナマコの大群にくじけそうになってしまい、沖まで自力で行くのはほとんどの人にとって難しいと思います。
まあ、そのおかげで海で泳いでいる人が全然いないので、静かでとても雰囲気はいいので、海を眺めながら朝と夕方にのんびりして、日中はマニャガハ島や観光ツアーなどに出かける拠点にする分にはとてもいいです♪
あと、沖合でシュノーケルをしようと思ったら、ホテルでニモシュノーケリングを申し込んでこのヨットでマリンクラブの案内の人に沖まで連れて行ってもらうこともできます。ニモシュノーケリングは一人(確か)30ドル。もっと安い、カヌーだけ貸してもらって自力で行く、というオプションもありましたが、フロントの人曰く、それでシュノーケルスポットにたどり着けた人はほとんどいないとか。。
ということで、地元の案内の人の操縦でヨットで沖合までゴー!この案内の方、とても親切な人で、実は沖まで行く途中でサングラスを落としてしまった私ですが、ずっとそのことを気にしていてくれて、ヨットシュノーケルが終わった後も一人でサングラスを探し続けてくれたんです。。その心からの優しさに感動!ちなみに、マリンクラブに日本人の方もいて、陸で装備を選んでくれて送り出してくれるので安心です。
アクアリゾートが遠くなります。ちなみに隣の白い建物は廃墟でした。サイパン恐るべし。
一方で、もっと北の方に目を向けると、旧日航ホテルで、つい最近韓国資本で再オープンを果たしたケンジントンホテルが。サイパンの中でも綺麗なビーチと珊瑚で有名なパウパウビーチに面した立地で、日航時代から有名だったそうですが、日航の撤退でその前のショッピングモールとともに長らく廃墟になっていたそうな。日航さえ直行便を続けてくれていればなー。
沖合近くのポイントまで来たら、目印をかねてヨットを固定するための装置が海にあるみたいで、それにロープを引っ掛けてヨットを固定します。
で、海にもぐって一時間自由タイム。おお、一面珊瑚の森。
お魚が凄く多い、という訳ではないですが、真っ黄色の熱帯魚の群れとか、やっぱり浅瀬にはいない種類のお魚さんに会えます。沖に行くほど魚の色が鮮やかになるんですよね。
透明度が高く、珊瑚が鮮やかで、静かで、なんだか神秘的。
よく見ると魚もたくさんいるんだけど、ここのお魚は人慣れしていないのか、珊瑚に隠れてしまうんですよね。
ぼくだちどーこだ
特にこの黄色の魚たちはちょっとでも近づくと素早く逃げてしまい、ズームで取るしか方法がない。
ズーム
グアムのイパオビーチ沖にもいた小さな青い水色の群れも。
ニモはあんまりいなかったけど、アチュガオビーチ沖のニモシュノーケル、なかなか幻想的で素敵でした。
こうして日中にホテルや外のアクティビティに出かけて満喫した後は、ホテルのビーチサイドに戻ってプールバーで冷たいカクテルを注文して一息♪写真は人気NO.1カクテルの「サイパンダ」。ココナッツベースで超美味。
そしてビーチサイドのカフェでのんびり日が暮れるのを待ってみたり。
西側に面してるアチュガオボーチの日没は有名だそうですが、遮るもののない夕日は眩しくて直視できないほど。
夜は、プール前のメインのブッフェレストランやビーチ前バーベキューには参加せず、人の少ないアラカルトレストラン&バーで毎食好きなものを食べてました。
さすが日系ホテル、トンカツ定食と担々麺が本格的でめっちゃ美味!
特にこのトンカツ定食、3日連続毎日食べてしまいました。。肉厚でカラっとあがってて、和幸にもさぼてんにも勝ってる脅威のクオリティ!!南国リゾートでがっつり日本食がモリモリ食べられるのはほんと嬉しいです。
このアクアリゾートは手軽なご飯が充実していて、朝食も、ブッフェもあるけどフロント前のお土産屋さん兼カフェでサンドイッチ&コーヒーセットを7ドルくらいで頼めたりして、お財布にもお腹にも優しい優れたリゾートでした。サンドイッチの種類も豊富で、コーヒーもコナコーヒーを一からドリップしてくれてて、とても美味しかったです。
一度だけ、野菜とフルーツをしっかり取りたいと思い、朝食ブッフェを試しましたが、そのクオリティも結構高かったです!
特に奥のローストビーフ、柔らかくてベリー系ソースが絶妙で、朝からこってりおいしかった〜〜。
でもやっぱり、朝ブッフェは高いし、私はフロント前の土産屋さんのカフェの大ファンでした♪最終日に食べたスパムおにぎりも絶品だった〜〜。このカフェを取り仕切ってる地元の女性も、フレンドリーで私たちのこと覚えてくれて(ヘビーユーザーでしたから。。)、居心地が良かったです。このお店だけでもまた行きたい!
ということで、最高に過ごしやすいアクアリゾートクラブサイパンでした。ここは、また来たいです!できれば次は1棟独占のスイートルームに泊まってみたい♡
さて、次は最後に、このアクアリゾートを拠点に巡ったマニャガハ島やバンザイクリフなどの遺跡ツアーレポです♪
サイパン①:サイパンNO.1の秘境ビーチ、最北端のマリアナリゾート&スパ
ヨーロッパ帰国後の近場ビーチリゾート、沖縄、(下田)、グアムと来て、次はサイパンです!
グアムに比べてさびれているけど海は綺麗でのんびりできるという前評判を聞き、海で遊びながらとことんのんびりすることを目的に、5泊6日というモルディブ以来の長めの旅にしてみました。でも、ホテルは、海でのんびりをキーワードに探したらマリアナリゾートとアクアリゾートの二つの選択肢のうち一つを選ぶことができなかったので、結局マリアナリゾート2泊、アクアリゾート3泊の分泊にしてみることに。なので移動はぼちぼち入ったけど、結果として余すことなくサイパンの海を満喫できたよい旅行になりました。
デルタ航空で成田を午前10時台に出発。デルタ航空は全く揺れなくて安定感が半端ないです。アメリカの退役軍人さんとかが運転しているんだろうなあと想像。行きのちらし寿司、プリッツはグアムのときと同じで、白ワインを添えていい気分。
Welcome to Saipanのサイパン空港に到着。サイパン空港は赤い伝統屋根のような作りがちょっと風情のある空港でした。
海沿いの絵が飾られた道を通って入管へ。グアムの時に入管で2時間近く待たされた経験から、今回はアメリカの90日内ビザであるESTAを事前にネットで取得して来ました!でも、特別なESTAレーンがあるわけではなく、職員が「ESTAの人〜」と呼びかけていて先に通してもらえる、という感じでした。前の人たちが詰まっていてその分は待たなければならないし、そんなにお得感はなし。まあでも少しは時間の節約になりました。
マリアナリゾートに頼んでいたお迎えの車に乗って、いざ、最初の宿・マリアナリゾート&スパへ。
マリアナリゾートは、サイパン島の最北にある広大な敷地を持つ日系リゾートです。この一面のヤシの実エリア、敷地です。
コテージタイプのお部屋もありますが、私たちが泊まったのはリーフサイド棟と呼ばれるビルディングタイプのお部屋。コテージは次のアクアリゾートで泊まりますからね。
このお部屋、広いけど、若干、「かつては学校だった建物に泊まっている」というような感覚が拭えない(=廃墟だった建物を改装した場所に泊まっているという感じ)お部屋でした。懐かしのブラウン管テレビ。これがいわゆるサイパンのわびさび感なのでしょうかと思いつつ、ホテルのレストランで夕食をとりこの日はおとなしく就寝。
翌朝。快晴。リーフサイドという名前がついている部屋だけあり、バルコニーからの海の眺めはまあまあ。想定はしてたけど海がちょっと遠いかな。
でも文句ばっかり言わなない(最近年のせいか文句が多くなって反省中)、なぜこのリゾートに来たかというと、サイパン一のシュノーケルスポットと言われるプライベートビーチを利用するためです!朝食を取って早速ビーチへ。雑木林を下ってプライベートビーチに向かうと。
木々の向こうには木漏れ日のビーチと綺麗な海が。
うわーきっれーー!!
ほとんど人のいない、小さな小さなビーチです。
地平線の見える、クリスタルクリアーな穏やかな海。シュノーケルしている人が1~2人いるくらい。
海から見てもこぢんまりとしたビーチです。でもそのおかげで木陰が多く、陽を気にせずほぼビーチを独占してのんびりできます。ビーチチェアとパラソルのセットはドリンク付きで一日たった20ドル!看守の人もずっといるので安心です。
そしてこの海の中。透明度高し。
お魚もうじゃうじゃいます。
毎度おなじみ、ムラサキモンガラも。でもここのモンガラちゃんは、全然攻撃的じゃなかった。大きさもちょっと小ぶりでした。
グアムのイパオビーチでよく見た細長いお魚の群れもここにもいます。全体的にお魚の種類はグアムのイパオビーチと同じで、イパオビーチの方が量が多いけど透明度はこっちの方が少し高いかも、って感じだったかな
色鮮やかで生きてる珊瑚もちらほら。最近はモルディブでも沖縄でも珊瑚が死んでるので、色のある珊瑚って初めてみたかも。
魚の量は多いんですが、大物とか、色鮮やかな熱帯魚は少なくて、やや変化に乏しい感はあります。
なので黄色とか熱帯魚っぽい魚を追いかけてしまう。ナマコと戯れるヒレが黄色い熱帯魚。
それでも、ナマコと藻だらけと言われているサイパンの海(次のアクアリゾートのビーチはまさにそんな感じでした)の中で、これだけ綺麗で珊瑚とお魚が豊富なのは立派。ビーチの看守のおじちゃんも、フロントの日本人の女性も、ここのビーチのシュノーケル充実度はサイパン一、とおっしゃっていて、誇りに思っているようでした。後ほど行く遺跡ツアーのガイドさんもそう言っていたので、間違いないのでしょう。
そしてこのビーチのいいところは人がいなくて木陰が多くて心底のんびりくつろげるところ♪シュノーケルしてはチェアに戻ってジュース飲んで本読んでごろり、の繰り返しが可能。
こんな海の景色を眺めながら。このビーチは、日本から3時間でモルディブ体験ができる場所だと思います。
で、少し冷えたら(海もあったかいしあまり冷えることはありませんが)、これもまたサイパン一と言われるホテル併設のマンディアジアンスパにゴー。(楽天でホテルを予約したらスパ一日入場無料券が付いてきたため利用。そうでないとスパは利用しません^^;)
スパに向かう道。ホテル利用者以外も訪れる目玉スパだからでしょうか、ホテルの施設の中で一番来合い入って整備されてたかも。
花咲き乱れ、池には鯉がたくさん。
まさにアジアンなマンディスパ。スパの中は綺麗なリゾート空間で、ホットタブが3つもあって、しかもそのうち一つは海に面したインフィニティホットタブというラグジュアリーなもの。午前中とか人が少ない早めの時間に行くといいと思います(人が多くなると騒がしすぎてビーチの方がくつろげる状態になってしまうので)
お腹がすいたらホテルのプールサイドでランチをオーダー♪
フィッシュバーガー、うまし。
お腹がふくれたら、また我らが秘境ビーチへゴー。看守のおじさんただいま〜。
泳いで、寝そべってだらだらして、またスパに行ってあったまって、サイコーにのんびりできた一日でした。
夜は初日と同じホテルのレストランでステーキとスパゲッティカルボナーラとワインのディナー。この「トゥエルフ・ナイト」というレストラン、サイパンでは結構有名なとこみたいで、確かに料理も結構美味しいし、何よりワインの品揃えが秀逸!グラスワインでもかなり美味しかった。あと、あったかい焼きたてパンもめちゃくちゃ美味しかった。
ランチも含め、全体的にこのマリアナリゾートのご飯は、南国リゾートとしてはリーズナブルで味も満足できました。ただ朝食は個性的な味付けが多かった(酸っぱい焼きそばとか)。あと古いガイドではこのホテルにあるとされている鉄板焼きレストラン「月華」はガラパンに移ってしまったそうで残念。無料送迎はしてくれるようですが。
で、マリアナリゾート最終日の朝。
チェックアウトまでのんびりして、広い敷地内を散策してみます。これは白亜のチャペル。
コテージエリアに侵入。肌色のコテージたち、可愛い!
コテージエリアはかなり広く、最前列のコテージたちは海に面して並んでいます。
そこから見える海の景色はとっても広大で素敵。静かなコテージのお庭でこの海を眺めていたら心底癒されると思います。
もしまたマリアナリゾートに来ることがあったらこの海に面してメインエリアにも近い1210のコテージに泊まるぞっ!と決意。でももうちょっとメインエリアから遠いとこでも静かで良さそうかな。
ということで、さよなら、マリアナリゾート。
古いリゾートのため、サイパン特有の「わびさび」はあったものの、敷地は広大だし、秘境ビーチはシュノーケル三昧で最高にくつろげるし、スパも充実していて食事もおいしいし、良いリゾートでした。コテージに泊まったらもっと良かっただろうなと思いました。
さて、続いては、同じくサイパン島北部エリアの日系リゾート、アクアリゾートクラブサイパンに向かいます♪
青森・八戸&三沢:初星野リゾート、青森屋
連休に親戚に会いに真冬の青森へ。
なんか青森のガイドブックを見ると星野リゾートの宣伝ばかりなので、それに乗っかって初星野リゾート体験をしてみようということで、星野リゾート・青森屋に2泊することにしました。
しかし出発前からちょっと不安が。まず、ホテルに問い合わせをしようと問い合わせ先に連絡しても、まず星野リゾートの総合受付のコールセンターに繋がってしまい、そこでホテル名と要件を伝えて初めて必要に応じて各ホテルの担当に繋いでもらえるという機械的で面倒臭いシステム。旅館ってこんな風情のないものだっけ?星野リゾートはみなこのシステムなんでしょうか。
また、八戸駅からの送迎シャトルは3日前までに予約しなければならないらしく、2日前の朝に予約したら満席で席をご用意出来ませんとのこと😱ひょえー。何とか交渉して席を用意してもらいましたが、結構厳しいシステム。まあ八戸から三沢駅まで電車で行って三沢駅からはシャトルバスが30分ごとに出てるみたいなのでそれで行けばいいんですが。。東京からはるばる行くなら八戸駅からお迎え欲しいのよねえ😗
ということで出発前からちょっと興ざめ気味で旅行に出発🙄
八戸駅到着。東京から3時間弱。感覚的には大阪より近い。
駅には景勝で有名な種差海岸の宣伝が。夏だったら本当は種差海岸沿いのリゾートホテルに泊まりたかったんですよね。
駅の隣のユートリーという物産屋さんで少し物産を見てお昼ご飯にしました。ビルに入った途端大きなきらびやかな雛壇。地元のお祭りがユネスコの無形文化遺産に登録されたようです。
でもユートリーの2階のレストランの窓から見る八戸駅周辺は雛壇と違ってこざっぱりです。残念ながら天気もイマイチ。ユートリーのレストランでは海鮮丼頼みましたが味はまあまあ。
さて、無理を言って席を用意してもらった送迎シャトルに乗って星野リゾートがある古牧温泉に向かいます。送迎バスは大きくて沢山の乗客がびっしり乗っています。きゃー窓からの景色はまさに青森な感じ。
着いたら馬のお出迎え!
大勢のお客さんに紛れてホットリンゴジュースのウェルカムドリンクをいただいてチェックインして、一通り館内を案内された後「あずまし」のお部屋に到着しました。
大きなお部屋の窓はこの眺め。うーむこんなものかなあと思っていたら。
青森屋の敷地の全体像を見て説明を受けると、このあずましというお部屋は西館で、おなじお部屋でありがなら「かっぱ沼」という大きな沼側に向かったお部屋もあるようです。水辺ビューが大好きな私、どうしたらそのお部屋を予約できたんですかと聞いたら、予約時に「景色の良いお部屋希望」と伝えればよかったとのこと。がーんそんな牧歌的な方法でよかったんですね。シービューか否かで値段が変わるビーチリゾートばかりに泊まっていた弊害でしょうか、そんなことを書いたか否かだけで窓からの景色がそんなに変わるなんて納得できない😖
ということでホテルにお願いして、次の日は沼ビューのお部屋に移動させてもらうことにしました😜注文の多い客です。ほとんどクレーマーですね(^_^;)
お部屋の小物はなかなかお洒落。備え付けの青森屋ドリップコーヒーも美味しかった。
ちゃぐちゃぐまっこの置物と、和モダンなティシュケース、この地方の方言の意味が書かれたボード。
アメニティには珍しくヘアゴムまである。化粧水はないですが大浴場にはポーラのがあります。
館内をブラブラするためのカゴバッグ!これは便利でした。あと館内用の上下に分かれて着心地のいい作務衣にはおりにたび。これを着て下駄を履いて温泉行ったり館内をブラブラできてとても楽でした。
お部屋でくつろいでいたら日がくれて来たので、慌てて敷地内のかっぱ沼散策へ行くことにします。
1階(と呼ばれているけど実際は地下階)の青森の民芸品展示と赤提灯が並ぶ道を抜けて。
じゃがめ広場というお土産屋さんや小店が集中する室内広場。
お土産屋さんの一角には、青森産ワインがズラリ。八戸駅の物産館にもたくさんあったけど、ここには賞を受賞して売り切れ続出の下北ワインのピノ・ノワールの赤がある!青森のピノ・ノワール、飲んで見たかったんだけど、結構高い(>_<)ネット通販で半額で売ってるのを見つけたので(入荷待ちだけど)、ネット入荷を待つことにして断念。もっとお手頃のやつを帰りに八戸駅で買おっと。
ねぶたのお祭りに使う神輿?の再現品もあります。奥のねぶたの絵を背後にした舞台では毎日20:40から民謡などのショーをやっているとのこと。後で見に来ます。
さて外にでてかっぱ沼へ。こののっぽなのが私達が泊まっている西館で、他に本館や東館があります。西館は食堂、本館は浮き湯やねぶたの広場があり、東館は「えんこつ」という一番小さなお部屋があるちょっと不便な所だとか。
かっぱ沼に出ると沈みかけの夕日が沼を照らして幻想的。
このかっぱ沼とその周りの古民家などはとても風流でさすが星野リゾートって感じです。
雪化粧をまとった屋根の古民家(浮見堂というそうです)が凍った沼に浮かぶようで風流です。
馬車用の車庫の再現?のような回廊。
沼の果ての方に赤い橋が架かっています。
橋からのかっぱ沼の眺め。まるで大きな川のよう。
南部曲屋という、南部町の古いお家を再現したような古民家。
予約をするとこの南部曲屋で郷土料理を食べることができるそうです。でもバイキングに比べてとっても高い。
敷地には馬を二頭、ポニーを二頭飼われていました。
広い敷地の全部は回れませんでしたがこの辺で暗くなって来たので宿に帰ります。
このかっぱ沼散策はなかなか気持ちよかったです。最後の方は寒くて凍りましたが。
凍った体を解凍すべく、青森屋のメイン・浮き湯温泉へ。
この浮き湯、ねぶたや提灯灯が浮かぶ池に面したインフィニティ露天風呂から見る幻想的な空間で、素晴らしかったです。露天風呂の前の檜の内湯もとても広くて気持ちよかった。温度も熱めで丁度。
幻想的な温泉で温まったら、のれそれ食堂という夕食バイキング会場へ。
郷土料理バイキングですが、全体的にイマイチ(^^;)なんか味が嘘っぽいんです。。品物はお刺身から中華まで色々あったけど、まあまあ食べられたのは上の写真のその場で調理してくれるステーキと天ぷらと、あと冷やしうどんかなあ。
夕食後、20:40からはじゃわめぐ広場でショーが始まります。
津軽演歌と三味線の大家のショー。ベベベン。
盛り上がったのはこの地元の若者による「スコップ三味線」のショー。スコップで三味線をしているような動きを歌に合わせて4人でぴったり動きを合わせて演じるというもので、宴会芸なのだそうですが、この若者たちはそのスコップ三味線世界大会で優勝してきたそうです。確かにすごい迫力で動きが揃ってた!ブラボー。
なんだかんだでまあまあ楽しんで1日目は就寝。
2日目の朝ご飯もバイキング。種類豊富。相変わらず嘘っぽい味だけど夕食よりマシだったかも?
で、ホテルの送迎シャトルバスを利用して、八戸立食センターへ。物産館や寿司屋の集合体。
そして親戚宅で夜まで。
帰りは暗くなりましたが、八戸駅からの送迎シャトルバスは1日一本お昼だけなので、青い森鉄道で三沢駅まで行き、そこから30分に一本出ている送迎シャトルバスで再び青森屋へ。三沢駅での送迎バスの発着所の目印はこの巨大なこけしちゃん達。三沢駅からリゾートまでは本当にすぐで歩いてもいける。
2日目は平日の前の休みだったので、昨日と違いロビーは閑散。やっぱりリゾートは平日に来るに限りますね。
人でごった返してなければ、シックな和モダンのホテルに見えます。
で、昨日クレームをつけて部屋をかっぱ沼側の部屋に変えてもらっていたので新しくお部屋になっていました!7階のリゾート入り口側から9階のかっぱ沼側へ。お部屋も少し大きくなってて配置も良くなってて、値段はを変わらないけ前よりどいいお部屋でしら!夜に帰ったから肝心の窓からのビューはよく見えなかったけど明日起きて見るのが楽しみ。
浮き湯に入って、今日はバイキングではなくヨッテマレ酒場という廊下にある感じの酒場風の飲み屋?で白ワインと単品料理を注文。
豚バラ焼きと、せんべい汁と、津軽ワインのソーヴィビョンブラン。郷土料理と地産ワイン、結構イケる!津軽ワインのソーヴィビョンブランは透明で水のような澄んだ色で、サッパリ辛口でなかなか料理に合います。津軽ワインは調べたら実はサントリーがやっているそうな。
料理もワインも昨日のバイキングより全然美味しかったです、青森屋に来たら夜はバイキングではなくぜひヨッテマレ酒場へ。
で、2日目最終日の朝、ゴネて変えてもらったかっぱ沼側の部屋の窓からの眺め。凍ったかっぱ沼側の見える。うーん確かにビューだけで値段を変えるほどじゃないけどやっぱり水辺が見えるのは嬉しいな。
フロントから30分おきに出ている車で行く別館の元湯という浴場に朝から出かけて温泉に浸かってから、昨日と全く同じメニューの朝食をいただき。お味噌汁じゃなくてせんべい汁にしてみた。
ちなみに元湯というわざわざ車で行く浴場はごく普通の室内よくじょうだったので(離れという雰囲気はあるしお洒落雑誌が並んだくつろぎスペースはありますが)、わざわざ行かなくても浮き湯の方が広いし景色はいいし良いんじゃないかなーと思いました。
ということで初星野リゾートでしたが、青森屋に関しては一言で言うとテーマパークだな、という感じでした。ご飯もテーマパークで食べるご飯というレベルで、従業員もとても対応がいいですがマニュアル化された感じでした。旅館のわびさびを求めて行く所ではなく、子連れ家族とか会社の宴会でワイワイ行けばいいのかなーと思います。
もっとも、浮き湯や、お部屋や、かっぱ沼など、ハード面はとても立派で、それはやはり星野リゾートの資本力をもってしないととうてい実現できないものだと思いました。それにこうして人を全国から集めて青森の郷土文化を広め雇用を生み出しているとしたら地元にとってもいいですよね(^.^)
私は旅館ではしっぽりしたいし多少古ぼけてても昔ながらの伝統があるような宿がいいので、おそらく星野リゾートはもう利用しないと思いますが、その気づきも含めていい体験ができました。