イギリス・バース:温泉リゾート、バース〜イギリスでテルマエ・ロマエの世界へ
ロンドン発のバスツアーを利用して、由緒正しき温泉保養地、バースへ。ローマ時代に温泉地として栄え、温泉の語源となった街だそうです。
到着した街のバスステーションから街歩きをスタートします。
しかし午前中にウィンザー城を回ってきた後でお腹がすいているので、まずは腹ごしらえ。バースで人気というフィッシュ&チップスの老舗へ。
とても素朴なフィッシュ&チップスでしたが、お魚が新鮮で美味しかったです。
ランチ後、ロイヤル・クレッセントという有名な建物を見に街を北上していると、「高慢と偏見」で有名なイギリス人作家、ジェーン・オースティンの記念館が。
入ってみるといきなりジェーン・オースティン人形がお出迎えでちょっとびっくり。バースは彼女が5年間過ごした場所なのだそうです。
ロイヤル・クレッセントに到着。大きな曲線の建物です。
バースを代表する、パッラーディオ様式、という様式の建物なのだとか。
この辺りは大きな公園のある閑静な住宅街でした。
続いて街の中心に向かいます。
中心の広場には立派な教会、バース・アビーが。
そして教会の向かい側に、紀元前1世紀にローマ人によって建てられたという大浴場、ローマン・バスがあります。
テルマエ・ロマエの世界です。
温泉を取り囲む彫刻も凝っていました。
イギリスでこんなに保存状態のいいローマの遺跡が見えるとは思いませんでした。満足です。
続いて、広場近くのバルトニー橋へ。
橋が架かる川に大きな渦ができています。このところの洪水で氾濫しているのでしょうか。
そのせいか、橋からの眺めが迫力です。
イギリスらしい風光明媚な光景が広がります。ロンドンではなかなか見れません。
橋の隅にあるカフェで一息。このバルトニー橋のカフェ、眺めが良くてケーキが美味しいのでおすすめです。
名残惜しいですが、日も暮れてきてロンドンへ帰る時間です。
バースは非常に小さな街でしたが、イギリスらしい景観とともにローマンバスの遺跡もあり、また今回は行けませんでしたが最新の温泉スパ(長蛇の列ですが)もあるようなので、保養地として魅力ある街でした。ロンドンからちょっと日帰り旅行をして一息つくのにおすすめです。