イギリス・ケンブリッジ:荘厳華麗な学問の都、ケンブリッジ
またまたロンドンからのバスツアーを利用し、学問の都、ケンブリッジへ。1月にオックスフォードに行きましたが、ケンブリッジの方が街として美しい、という話を聞いていたので楽しみです。
ケンブリッジはケム川という川沿いにある街で、我々のバスは街から向かって川の外側に到着しました。川の向こうにカレッジ群が見えます。
橋を渡ってカレッジの門をくぐり街に入ります。
門をくぐると厳かな建物の中庭に出ました。これはクレアカレッジというカレッジのファーストコートという場所のようです。
オックスフォードもそうでしたが、ケンブリッジという大学の中に幾つものカレッジがあり、それぞれのカレッジに後半な自治権が認められているようです。
カレッジ間の路地も情緒があります。
カレッジ群を通って街に出ると、最初に目に留まったのはケンブリッジ大学全体の公式の教会である、聖メアリー教会。
教会のお庭には桃の木らしきものが咲き乱れていて綺麗です。
教会の中に入ってみると、風船を飾ってお祝いの準備をしているようです。
何かのオープンセレモニーでしょうか、よくわからないけど一緒にパチパチパチ。
聖メアリー教会の塔を登ると、ちょっと階段はきついですが、ケンブリッジの壮麗な街の全景を見渡すことができます。
教会の向かいにはキングズ・カレッジのキングズ・チャペル。
このキングズ・カレッジはケンブリッジを代表する名門校で、建物の壮麗さもピカ一です。
ということで教会を出てキングズ・カレッジ見学へ。立派な門楼をくぐります。
門をくぐると整備された芝生の大きな中庭に出ます。
そしてカレッジ最大の見所であるキングズ・チャペルがそびえ立ちます。
カレッジはそれぞれが教会を持っており、これはキングズ・カレッジの中の教会です。中も荘厳です。
ステンドグラスも綺麗。
これが大学の一カレッジの教会だとは信じられません。先日訪れたカンタベリー大聖堂にもひけを取らないほどの美しさで、その辺の街の教会を遥かに凌駕しています。
驚嘆の教会でした。
カレッジの広いお庭はケム川に接しています。川ではパントと呼ばれる小舟がケンブリッジのカレッジ群を周遊しています。
非常に見応えのあるキングズ・カレッジでした。
次のカレッジに行く前に、キングズ・カレッジの向かいにある小さな通り沿いのパブでランチをします。
入ったのは、ケンブリッジで最も有名なパブだという、イーグル(The Eagle)というパブ。
私はハンバーガーを注文。イギリスではハンバーガーを頼んでおけばとりあえず間違いはありません。美味!
待ち歩き再会。本当に趣き深い街です。
権威ある出版社、ケンブリッジ・ユニバーシティ・プレス。
本当は幾つものカレッジを見て回りたいですが、時間もあるので、もう一つだけトリニティ・カレッジを見て行くことにしました。ここも立派な門。
門をくぐるとやはり広い中庭になっています。
そしてこのカレッジにも独自の教会があります。
教会の中。キングズ・カレッジの教会とは趣向が違いますがやはり立派です。
偉そうな人たちの彫刻。歴代の学長か何かでしょうかね。
駆け足でしたがトリニティー・カレッジも立派でした。こんな場所で勉強してみたいものです。
キングズ・チャペル近くのクレア橋を渡ってバスへと戻ります。
川から見るキングズ・カレッジも壮観です。ボート巡りも寒くなければ良さそう。
クレア橋から道路へと続く道は花などが植えられ整備された道になっています。
その道ばたになぜか孔子の銅像が。学問?関連ということでしょうか。
とっても美しい街、ケンブリッジでした。
建物(主に大学のカレッジですが)の美しさは今までイギリスで見た街の中で一番印象的でした。ケンブリッジはイギリスに来た方にはぜひとも訪ねてほしい街の筆頭です。
次は、ケンブリッジ近郊の街、大聖堂があるイーリーを訪れます。