小休止②:奥多摩の水辺
前回の湘南で日帰り旅行にはまり、今回は東京の最果て・奥多摩湖へ。もはやビーチリゾートではないけど一応水関連。
新宿から中央線(途中立川と青海で反対ホームに乗り換えありだけどずっとオレンジの線)で一直線で行けるという奥多摩。こんな東京とは思えない景色を眺めながらズンドコズンドコ。
2時間ほどで奥多摩駅到着。しぶいー
さらにバスに乗って30分くらいほどで奥多摩湖のバス停に到着。
奥多摩湖、なかなか綺麗です。写真映えします。水の色がエメラルド。
ただ人工湖らしくとても静的で周りの道路も整備されていてちょっとワイルドさが足りなくてそこまでおおーっ!とはなりませんでした。
そして暑い!!!
ということで、本当は奥多摩湖の周りをウォーキングする予定だったけど、熱中症になりそうなのでやめて、「おくたま触れ合いの森」なる東京水道局のプロパガンダ的な施設でご飯を食べてプロパガンダ映像を見て(←結構オススメ)、そこのインフォメーションの人にオススメの渓谷スポットを聞いて、再び奥多摩駅へすぐに戻りました。
教えてもらった渓谷があるのがこちら、鳩ノ巣駅。またまたしぶい。
ちょっと歩くと双竜の滝。
そして水の音に向かって岩を降りていくと、現れました、吊り橋の下の鳩ノ巣渓谷。わおー東京にこんな場所が!
水の流れ、結構強めです。
でも子供たちが水着になって飛び込んだりして遊んでます。ていうか服のまま泳いでる大人たちもいた。暑さに辛抱たまらなかったのでしょうね。
テントを持ってきて、ビーチのように寝っ転がってくつろいでいる人達もいました。奥多摩のプロだなあ。
今度はあの橋を渡ってみよう。岩を登って元来た道にもどります。さよなら渓谷ビーチ!
これが渓谷の上の橋。
この水はそれこそ奥多摩湖のさらに上の山から来るのかな。
橋の手前には渓谷を見渡せる「ぽっぽ」というカフェがありました。とても素敵だったけど、クーラーが効いていない店内だったので暑くて立ち寄りは断念。エコで素晴らしいんだけど。。
むむっ、この下の渓谷がなんかすごい!
まるで白浜とエメラルドグリーンのキラキラ輝く海のビーチのような渓谷。。水着で戯れているカップルもいます。羨ましい〜
うっとりすりような光景が眼下に流れる道を登っていくと「はとのす荘」という立派そうな宿にたどり着きました。カフェでもできないかと思い入ってみましたがランチと泊まり客のみの利用で3日前からの予約制だとか。残念だったけど、ちらっとレストランを見たら渓谷にせり出した素晴らしい眺めのレストランだったから、またぜひ利用しに来てみたい宿だなあ。
道端に森に奉られている小さな神棚が見られたり風流なものがちらほら。日本的な田舎リゾートって感じだなあ。
鳩ノ巣駅とその周辺の渓谷、なかなか良い場所でした。リゾート旅館みたいな所やオシャレカフェ(みんな冷房ついてなかったけど。。)も点在していて、この辺は昔はもっと栄えたリゾート地だったのかなあと思いました。さっきのはとのす荘に一泊とかしてエメラルドグリーンの渓谷ビーチで水遊びしたりするのありかなあと思いました。
もう何駅か奥多摩沿線沿いの駅に立ち寄ってみたいところでしたが、暑いし都心に戻る電車が混まないうちに帰ることにしました。またこんな景色を眺めながら。
ということで奥多摩、時季が暑すぎたけど、迫力の大自然と水のせせらぎが都会に疲れた心と体を癒してくれるなかなかの癒してスポットだと思いました。ちょっと遠いし車があったほうが良いかもだけど、癒しを求める都民はぜひ奥多摩へ!
ところで、前回緊急告知した月末のベトナム・ダナンですが、今回は見送ることになりそうです。その理由は。。またいずれ(>_<)
小休止:江ノ電でいく湘南ビーチぶらぶら旅
8月末に本格的に夏休みを取る予定ですが、その前に待ちきれない!海が見たい!!
ということで、東京から最も近いビーチリゾート(?)、湘南に日帰りで行ってきました。実は湘南初めての私。というか沖縄以外の日本の海ってあまり行った記憶ないかも。沖縄のようなエメラルドグリーンの海は期待できないことは知りつつも、少しでも綺麗な色をしているといいなあと祈りつつ出発。
新宿から小田急線で、小田急線と江ノ電の1日乗り放題券を購入して藤沢経由でまずは江ノ島へ。
しかし江ノ島では江ノ島に渡る橋(弁天橋?)で突然の豪雨に見舞われて逃げ場なくずぶ濡れになった上に、江ノ島は混みすぎてお目当のシラス海鮮丼屋さん(とびっちょ?)が90分待ちという事態にショックを受け、逃げるように退散。みんなよくこんな人混みに耐えられるなあ。
ということで江ノ電に飛び乗って静寂を求めて素朴そうなビーチ沿線へ向かいます。日本一海に近い駅という鎌倉高校前駅。確かに車窓から海が広がって綺麗。
まずは稲村ヶ崎で下車。
道路の向こうにはまあまあ綺麗な青い海!江ノ島でずぶ濡れになってた時の海はドブ色だったけど、晴れると湘南の海もまずまず綺麗なんですね。
ちらほら水遊びしてる人がいます。でもこの稲村ヶ崎の浜辺はゴミゴミしてなくていい感じ。
この海辺の道路沿いにあるという稲稲村ヶ崎食堂を探します。
発見。窓から海が見える素敵な食堂。海に関する雑誌もいっぱい置いてる。
看板メニューの「特上しらす丼と寿雀卵定食」いただきました。今日は漁がない日で生しらすがないとのことで釜揚げしらす。結構ボリューミー。
続いてまた江ノ電に乗って、一駅バックして七里ヶ浜駅で今度はカフェに向かいます。道途中の民家が窓に貝殻をデコレーションしてたりしてオシャレ。
お目当のカフェに向かうとちゅうの路地もいい感じ。この辺りは江ノ島周辺と違って静かでいいです。
やってきたのは、絶景シービューカフェとして雑誌で紹介されていたAmalfi Cafe。
(ちなみに本物のアマルフィはこちら。
http://beachresorteurope.hatenablog.com/entry/2014/08/28/103000
)
アマルフィらしいかどうかはともかく、小ぢんまりとした気持ちのいいシービュー空間です。
海を正面に座る席を陣取って、お店名物のリモーネのケーキセットを注文。
前にビーチの波打ち際が見えて、波の音が聞こえるくらいの距離でとてもリラックスできます。前の道路もうるさくなくていいです。
周りを見渡すと、鎌倉プリンスホテルが見えます。
こちらのバルコニーが海に面した建物。鎌倉プリンスがあるってことはこの七里ヶ浜の辺りは湘南の高級エリアなんですかね。
七里ヶ浜にも実際に立ち寄ってみます。ちょっと曇ってきちゃいましたが
なかなか広大な海岸です。
水の透明度は意外に高い感じ。ピーカンに晴れていたらもっと青々と綺麗なのかも。
江ノ島の方ではまた豪雨が降ってるようなモヤが見えるこの状況ですからね。。
さて、続いてはまた江ノ電に乗って鎌倉方面、長谷駅へ。また晴れてきた。江ノ島側は雨やすいのかな?
晴れのビーチを逃すな!と由比ヶ浜へ。
由比ヶ浜はとても大きなビーチですね。
でもちょっと賑わいすぎかも。私は七里ヶ浜や稲村ヶ崎の方がいいなあ。
さて、湘南のビーチ沿いは一通り制覇したので、続いては少し鎌倉の文化に触れに長谷寺へ。
うーん風流。この海と日本文化が融合しているところが鎌倉の良さですね。
本堂登場。立派で綺麗。
本堂の奥には休憩&展望スペースもあり、そこから由比ヶ浜が一望できました。
山と海。これぞ鎌倉。
虹まで出てきてまー素敵。しかもWifiフリー。
快適な空間が演出された長谷寺でした。最後はKawaiiお地蔵さんによるお見送り。
しかし鎌倉といえば何と言ってもこの方。
どーん!大仏さま。完璧な鎌倉の締めくくりでした。
ということで江ノ島で豪雨に降られた時はどうなることかと思いましたが、鎌倉寄りのビーチを散策しているうちに乾いたし静かな江ノ電沿線をブラブラするのはとても心地よかったです。海はそこまで綺麗じゃないけど、東京から小一時間でビーチも大仏も見れる湘南鎌倉は東京都民にとっては貴重なビーチリゾートだなあと思いました。
素朴な日本の海ブラブラ編、次は伊豆・下田を狙います!
そして緊急予告。月末の夏休みには今人気急上昇中のビーチリゾート、ベトナム・ダナンに!・・・行く予定だったのですが、行けるかな、外務省に危険注意レベル1に指定されてしまったジカ熱が不安。。請うご期待。
グアム:ヒルトン・タシクラブでシュノーケル三昧
皆が行くなるグアムというものに、行ってみんとて、行く。
実はグアムとかハワイとか、基本のキっぽいビーチリゾートには行ったことがなかった私ですが、3月に取れた4日間のお休みを手軽にのんびりビーチで過ごしたい、ということで、まずは近くて海が綺麗なことで有名なグアムに行ってみることにしました。3月のグアムは乾季で気候も良いようですので楽しみです。
ということで、3泊4日のグアム旅行へ出発。
デルタ航空で、ジャスト3時間でグアムに到着。前回の石垣島へのフライトが大揺れだったので不安だったのですが、行きも帰りもほとんど揺れない非常に安定したフライトでした。行きの軽食も予想外のちらし寿司で美味しかったです(帰りの軽食はアメリカンの不気味なサンドイッチで食べられませんでしたが・・・)。
グアム空港の入管は厳格で長蛇の列で、1時間以上待たされました。その間、携帯をいじっていると注意されるし、入管審査では全ての指の指紋を採取され写真も撮影されました。ベルギーの空港でテロが起きたばかりでしたし特に厳戒だったのでしょうか、ここはアメリカなのだと実感します。
東京の家を朝9時前に出て、時差が1時間あるとはいえグアム空港の外に出られたのは夕刻。フライト時間は短いと行ってもやはり海外への移動は一日がかりです。タクシーでホテルに向かいます。
今回利用したホテルは、ヒルトンのタシクラブ。ヒルトングアムの中でも一番南端にある小さな建物で、専用ラウンジや庭があってリゾート気分が味わえると日本人に人気なのだそうです。上の写真はタシクラブ専用のチェックインカウンターからの建物内部の眺め。
その選択は、行った途端にありつけたカクテルアワーの無料でサーブされるお酒と軽食で、正しかったと実感します。17時から19時の無料カクテルアワーはこのクラブを宿にする決め手の一つでした♩地ビール、マルティーニ、ワインが飲み放題で軽食もテーブルごとに個別サーブされます。旅の疲れも一気に癒えて極楽極楽。これを夕食にしてそのままその日は就寝。
さて、そんなヒルトングアム。次の日から丸2日間のバカンスの拠点となりましたが、そこでの暮らしは最高でした!
オーシャンフロントのお部屋。すっきり広くてソファやタンスの位置も便利で快適。
おなじみのヒルトンのアメニティ。このシャンプーの香りがとても好きです。
そしてこのバルコニーからの眺め。
タシクラブ専用のお庭と、タモン湾の沖合とラグーンの境界が広がる豪華な眺めです。
タモン湾の全貌も見えます。タシクラブのオーシャンフロントは「グアムで唯一波の音が聞こえる部屋」がキャッチコピーにされています。確かに沖合のさざ波が近い!
朝起きてのんびりバルコニーの景色を眺めたら、朝食をとりに専用ラウンジに向かいます。
この専用ラウンジでいただく朝食は、グアムには珍しいお部屋代に込みの無料の朝食バイキングなのです。
しかし、無料の割には手が込んでいます。ご飯とお味噌汁、筑前煮、焼鮭、納豆にキムチまである和風の朝食の品揃えも豊富です。煮物と魚は毎日変わります。
そして第一ラウンドの和朝食を終えたら洋食の第二ラウンド。 パンもおいしいです。他のメインタワーやプレミアムタワーの有料朝食に比べたら品数が少なく味も劣るらしいのですが、それでも他のお部屋と大した料金の差がないのにこの無料朝食と無料カクテルアワーのサービスがあるのは私はとても気に入りました。ジュースやコーヒーは日中はラウンジにずっと常備されているので、いつでも飲んだり持って行ったりできて、飲み物代も気にすることがなく、ほとんどオールインクルーシブのような気分に浸れました。
ゆっくり朝食をとったら、水着&ラッシュガードに着替えてホテルの庭から抜けてビーチエリアに向かいます。
タシクラブはお庭&海が近くてらくちんです。
ヒルトンはタモン湾の南端にあり、広大なタモン湾の沖とラグーンを近くに感じながら、ビーチ際に向けて進んで行きます。
ヒルトンのメインタワーとプレミアムタワーがそびえ立つ華やかなプールエリアに出ます。プールには家族連れが多く、子供がプールで泳ぎ大人達がそれを見守りながらビーチチェアに寝そべっています。
タモン湾を一望するインフィニティプールもあります。隣にはホットタブまで!
そしてプールサイドの階段を下って行くと、出ました、タモン湾!
広大でキレーなラグーンのビーチに沿って、ホテルが立ち並ぶグアムらしい光景が広がります。
もっとも、このヒルトングアムには厳密にはビーチはなく、海との境は岩場のようになっており、階段づたいに海にエントリーすることになります。
しかし、ビーチがなくても、海好きならこのヒルトンの岩場を選ぶ実利があります。なぜなら、このヒルトンの岩場近くの水中は。。
お魚と珊瑚が豊富なことで有名なイパオビーチ沖に簡単にエントリーできる、絶好のシュノーケルスポットなのです!いきなり水面近くの魚群に遭遇。
細長くて面白いこの魚もたくさん水面付近を泳いでいました。
そしてヒルトンを背にまっすぐ泳いで行くと、豊富な珊瑚とカラフルな魚が群れるエリアに出くわします。
キレー!こんな間近で大量の魚と珊瑚を見たのは始めてです。
様々な種類の魚が群れたり珊瑚をつついたりしています。
熱帯の海ではおなじみ、攻撃してくるムラサメモンガラも沢山いました。もっとも攻撃と言ってもこの子の攻撃はつついてくるだけで無害のようで、「きゃーあいつにつつかれたわー」と笑ってる人がちらほらいました。
ナマコも結構います(笑)。
このタモン湾のイパオビーチ沖のいいところは、遠浅で波も穏やかで、シュノーケル初心者でも子供でも難なくこんな光景に出くわすことができることだと思います。ほぼ水中を歩いて行けます。
顔を上げるとどこまでも続くこのラグーン。
海から見るヒルトングアムの全貌。
タモン湾沿いのホテル群も見渡せます。ビーチからだいぶ沖にいるにも関わらず、タモン湾のど真ん中に立ってこうして360度景色を見渡せるというのが最高です。グアムならでは。
さらにヒルトンを背に進むとまたまた綺麗な珊瑚とお魚。
珊瑚の下で戯れる赤いお魚たち。
いやータモン湾のイパオビーチ沖の海、最高でした。
ヒルトンから海伝いにタモン湾沿いのイパオビーチに散歩することもできます。
イパオビーチはイパオビーチ公園という公園の前にあるパブリックビーチです。このビーチ沖がタモン湾一のシュノーケルスポットと言われているのですが、ヒルトンからだとその沖まですぐにエントリーできるのですね♩
ビーチ、というのは、やはり波打ち際が綺麗で岩場にはない特別な良さがあります。
ビーチから潜ってみても魚はちらほらいました。珊瑚は沖の方に行かないとないようですが。
この細長いヘンな魚も沢山います。
ここにも攻撃してくるやつが!
泳いでいたら水に流されてきた1ドルを拾ってしまいました。海の恵みということで乾かしてチップにさせていただきました。
しかし、ビーチはキレイですが、白い砂浜の反射で逃げ場がなく長く居ることはできません。
ということで、ヒルトンの岩場に退散。
ヒルトンの岩場の良いところは、大きな木の陰や、パラソルの陰などでビーチチェアは必ず日陰スペースになっていて、地盤の安定した日陰で日焼けを気にすることなくくつろげることです。
午前中目一杯シュノーケルして過ごすと、午後には疲れとともに干潮がやってきて、のんびりタイムになります。本を読んだりタモン湾を眺めたりしながらビーチチェアでごろり。
そうしていると何やら花嫁姿で撮影をしている人がいたり。
対岸にはホテルニッコーとガンビーチが見えます。あちらの方は海の感じが少し違う様子。今回は行けなかったけど次に来たらホテルニッコーにも泊まってガンビーチにも行ってみたいです。ちなみにニッコーのお隣は韓国資本のロッテホテル。日韓ゾーンは若干熱海風。
お腹がすいたらホテルのオープンカフェで軽いランチを。 ジュースはタシクラブのラウンジに行けばタダで持って来れるので、ここでは水で節約。ケチケチバカンスです。
濡れた水着のままで冷えてきたら、インフィニティープールの隣にあるホットタブ(!)に浸かって、タモン湾を眺めながら体を温めます。このホットタブ、しっかり温かくて絶景で最高でした!グアムで温泉気分が味わえるとは。
このホットタブ&インフィニティプールの隣には、デイベッドが置かれた18歳未満立ち入り禁止の静謐スペースもありました。
そのスペースの端は展望台のようにもなっていて、この眺めです。
夕方近くまでゴロゴロしているといよいよ海が干上がってきました。
さっきまでじゃぶじゃぶ泳いでいた海が完全に磯拾い用の干上がった海になってしまいました。珊瑚もむき出しです。本当に遠浅なんですね。
そんな干上がった海を背にそろそろ部屋に戻ります。
部屋に戻ってシャワーを浴びたら、メインタワーにあるカフェのケーキをテイクアウトして、ラウンジからコーヒーや紅茶を持ってきてベランダで海を見ながらおやつタイム。ラウンジのコーヒー類はテイクアウトしやすいように紙コップと蓋まで置いてあるんです。「コーヒーチーズ」味のケーキはアメリカンな感じでこってりして美味しかったです。
そしてベランダでのんびり日が暮れるのを待ちます。
夜はまた、カクテルアワーで無料飲み放題&軽食。そしてまたこのただ飯でお腹いっぱいになって夜はぐっすり寝てしまう。。ヒルトングアム、サイコーです!!
こんな風に、ヒルトングアム・タシクラブでの日々はホテル圏内でくつろいでいるだけで十分幸せで満足だったのですが、初めてのグアムだったので一応外出もしてみました。
ホテルやショッピングモール間をつなぐ赤いシャトルバスに乗ってタムニンやメインショッピング街に繰り出します。
この赤いシャトルバスの中はウッディな木の椅子で、窓が開けられた開放感のある作りになっています。
最初に向かったのはタムニンのプレミアムアウトレットモールにあるRuby Tuesdayという、食材にこだわっているというアメリカン料理のお店。
店員さんおすすめの「モンスターバーガー」というセットを注文。飲み物付きで25ドルで、二人で一つで十分だからとアメリカの店員さんに忠告されるほどのモンスターサイズ。コップも全てがビックなため縮尺の関係でどうビックなのか写真からは良くわからないかもしれませんが、
食後の写真でちょっと汚いですが、ポテトをたらふく食べたつもりでもこんなに残ってしまうビックサイズでした。一人半個のバーガーでもうお腹いっぱい。さすが本場アメリカンでした。でも食材にこだわっているというだけあって、たらふくフライドポテトを食べても気持ちが悪くなったりすることもなく、体に悪い感じがしなくて良かったです。
プレミアムアウトレットモールは、失礼ですが日本の郊外のショッピングモールを悪趣味にした感じの全く魅力のない所だったので、ランチだけしてすぐにDFSギャラリアのあるグアムの中心地に向かいました。
タモン湾沿いに立ち並ぶホテルが軒を連ねる「ホテルロード」を進みます。
目的地のDFSギャラリアにやってきました。グアムのメインショッピングモールとのこと。しかし、有名ブランドが軒を連ねているというだけで、特に安くもなくディスプレイもイマイチで全く買い物意欲がそそられませんでした。先月韓国のロッテ百貨店で破格の大バーゲンに出くわしたせいもあるかもしれませんが、特にグアムはお買い物に魅力はないな、と判断。
DFSが面するメインショッピングストリートもこんな感じで、南国らしくて可愛らしいですが特に華やかではありません。
しかし、この辺りをうろうろしていると、グアム中心地に軒を連ねるホテル群に出くわします。これは現在グアム一の高給リゾートとして最近できたというタイブランドのデュシタニグアム。ちょっと潜入してみます。
さすがデュシタニ、ホテル内の設備も新しく綺麗で、海に面した開放的なテラスもデザイン制の高いデイベッドが並びお洒落な曲が流れ、ワンランク上のリゾート空間が演出されていました。
ホテル前のビーチも華やか。このハイアットリーエージェンシーからデュシタニ、アウトリガーのあたりのビーチは、波も穏やかでグアムを代表するメインビーチのようです。
この辺りのホテルはビーチ沿いで中心街にも近く人気のようですが、ちょっと一つ一つの敷地は小さいかな?と思いました。真っ白ビーチに面しているため日陰も少ないし、私はヒルトンの木陰でのんびりの方がいいかなあと思いました。
もっとも、このビーチにせり出すアウトリガーホテルのオーシャンフロントのお部屋は、グアムでもビーチに最も近くバルコニーの眺望が有名らしく、それにはちょっと引かれました。ここの高層階からタモン湾を見渡したら、それは美しいだろうなあと思いました。次にグアムに来てヒルトン以外に泊まるとしたら、このアウトリガーのオーシャンフロントかニッコーホテルかなあと思いました。でもやっぱりヒルトンが良いかも。
ということで、3泊4日のグアム旅行でしたが、想像以上に良くて大満足でした。グアムはハワイに比べて低く評価されがちのようですが、
・とにかく近い!(デルタ空港なら往路も復路もジャスト3時間。)
・海が綺麗!(ホテルからのビーチエントリーで珊瑚や魚が沢山見れて、海だけならモルディブに匹敵する満足度。もちろん天然ビーチ!)
・気楽!(日本人だらけで、日本語通じる、日本食豊富、日焼け防止のためラッシュガードで全身を覆ってても皆そうなので浮かない←最後重要)。
・コスパ最高!(モルディブの3分の1位くらいの価格、同じレベルのホテルに泊まろうとしたら沖縄よりも安いのではないかなあという感覚)。
ということで、私の中では総合的にかなり上位にランクインするビーチリゾート地で、リピーターになっていまいそうです。モルディブやフィジー等に行きまくったリゾーターが結局ハワイに落ち着く、という話はよく聞き来ますが、私の場合は海重視で更にお手軽なグアムかも。
でも次は、グアムとほぼ同じ位置にあって、グアムより更に海が綺麗で牧歌的であるらしいサイパンに行ってみたいです(最近はちょっと寂れてきてしまっているようですが)。あとは沖縄の慶良間諸島や、超近場で伊豆(!)の海など、近場でシュノーケルに向いた海を求めた手軽な旅行をしていきたいなあ、というのが最近の気分です。ちょっと守りに入ってきました。
でも今年もまた旅行したいです。グアムもまた行きたい!
沖縄・石垣&竹富④:碧色の絶景・川平湾とお魚いっぱい・米原海岸
沖縄離島3日目。今日は石垣島観光の日です。
2泊して絶景ビーチとのんびり水牛の街を満喫した竹富島ともお別れ。最後は快晴の竹富島港から。
竹富港から石垣島へ連れて行ってくれるのは、八重山観光フェリーのにぃぬふぁぶし号。
そして再びこんにちは、石垣港。
石垣島に付いたら、まず荷物を置くべく、本日一泊するホテル、ベッセル石垣島に向かいました。石垣港やバスターミナルから近く、評価サイトでの評価が良かったので選んだビジネスホテルです。
まだチェックインできる時間ではないので、荷物を預かってもらい、ついでに川平湾までのタクシーを呼んでもらってこぎれいなロビーでリラックス。
こちらのホテル、後で泊まったお部屋は普通のビジネスホテルでしたが、石垣島は一日で観光して回る予定だったので、リゾートホテルでなくても十分と判断しましたが、それで良かったと思います。
海沿いに離島を眺めながら、山の多い石垣島を川平湾に向かってタクシーを走らせてもらいます。石垣島は結構大きいので、ペーパードライバーでレンタカーが利用できない私たちにはタクシーは必須でした。バスは時間が合えば、という感じでしょうか。
今日は川平湾を見てその後米原海岸に泳ぎに行こうと思うんですよと話していたら、タクシーの運転手さんが、満潮と干潮は事前に調べた方がいいとか、米原海岸の離岸流には気をつけた方がいいとか、色々と教えてくれました。タクシー利用の利点はこうして運転手さんに良い情報をもらえることでもあります。
さて、景勝地として有名な、川平湾の公園前にやってきました。グラスボートのチケットを買って、いざ川平湾に向かいます。
公園を進んで行くと。。
うわあ。ミシュランに選ばれた絶景の湾が広がります。
「川平ブルー」と呼ばれるというエメラルドグリーンの海に吸い寄せられるように降りて行くと
透明度が高く穏やかな波とそれに浮かぶボートが間近に現れます。
川平湾は遊泳禁止なので、この海の中を見るためにはグラスボートに乗って船から覗くしかありません。
ということで、いざグラスボートで潜水。
グラスボート内では、こういうガラスののぞき口から皆で水中を覗きます。
見られるのは、色とりどりの珊瑚にお魚。
川平湾名物という大きな貝?の集団も。
湾の見所をぐるっと周遊して石垣島に戻ります。なかなか見応えのあるグラスボートでした。ちなみに「グラスボートは酔う」という話を聞いたことがありましたが、全然揺れず、酔いませんでした。
少し引き潮になってきた川平湾。その景勝も海中も満足のスポットでした。
お昼になったので川平湾の公園内にある「公園茶屋」でご飯にすることにしました。
八重そばが付いたゴーヤチャンプルー定食。甘めの味付けで美味しかったです。
腹ごしらえをし、正午になってますます海の色が鮮やかになって名残惜しいですが、ホテルからタクシーを走らせてくれた運転手さんと再び待ち合わせをした時間になったので、川平湾を後にします。
再び迎えにきてくれたタクシーの運転手さんにまた島の説明を受けながら、次は川平湾から車で10分程度の、米原海岸に向かいます。
駐車場と、簡素な着替え施設等があるだけの天然の米原ビーチに到着。運転手さんも「米原海岸にお店とかあったかな・・・?」と言うほど、あまり整備されているイメージのないビーチのようです。
しかし、小さいけどマリングッズ(シュノーケル用品やマリンシューズなど)やパラソルなどのレンタルが充実している売店が一つ、ちゃんとありました。
なぜなら、この米原海岸は。。
この海のまだら模様から想定されるように、珊瑚とお魚がいっぱいいる、シュノーケルスポットとして有名なビーチなのです!
山に囲まれた入江のようになっていて、波も非常に穏やかな米原海岸。こんな静かな海に魚がいるのかな?と半信半疑でしたが
潜ってみるとすごいです!
カラフルなお魚と珊瑚のパラダイス。
ビーチエントリーしてほんの数メートルで、こんなに立派な珊瑚が広がる海は始めてです。
しかも浅瀬に珊瑚が密集しているので、たとえ泳げなくても、かがんで水面を覗いただけで、珊瑚とその周りを泳ぐいろんな魚を見ることができます。
というか、透明度もとても高いので、潜らなくても立って水面を見下ろすだけで魚が見えるくらいです。
水面下では本当にもう、魚がうじゃうじゃ。
手をかざすと寄ってくるし
生き生きとした珊瑚も
綺麗な熱帯魚も
大きめの面白い魚もいて、生態系も豊富であきません。
そしてかなり沖まではどこまでも浅瀬が続くので、初心者でも楽に、のんびりとシュノーケリングが楽しめると思います。(我々はシュノーケルマスクではなく単なる水中眼鏡で十分たのしめました)
米原海岸、恐るべし。沖縄って本当にすごいですね。
しかし、さすがに干上がってきたのでそろそろ楽しいシュノーケルタイムも終わりにすることにしました。干潮近くに言ったから、特に浅瀬で泳ぎやすかったようです。
レンタル用品も充実しているし、米原海岸、お手軽で満足度の高い最高のシュノーケルスポットでした。さりげない貝殻の灰皿もお洒落。
さて、帰りのバスまで少し時間がるので、米原海岸の周辺の何もない地帯を、カフェを求めてさまようことにした私たち。と、そこへ、ん・・・?
何やら不思議な置物と文様の建物を発見!
幼稚園かな?と思いましたが違うらしい。こういう柄の焼き物、置物を置いている、米子焼工房という地元のお土産屋さんのようです。
お迎えにも米子焼工房の建物が。こちらで作っているのですかね。
そして、この工房のお土産屋さんの隣にある、山の麓のこの空間にまたびっくり。
なんだこの空間はー。
米子焼工房さんが作っている幸せいっぱいのパワーゾーンで、平成31年に出来上がる予定だそうです。
池の周りを不思議な置物がいっぱいで囲んでいます。
小さな丘も奇妙な巨大置物達が占拠しています。
ビックリマンの悪役みたいな置物も。
キジムナーシーサー?の幸せエネルギーによるパワーゾーンを目指しているそうです。平成31年に完成したらぜひまた見に来てみたいものです。
さて、不思議な空間を体験しましたが、グーグルマップを頼りにカフェを探して誰もいない道を歩きます。
すると登場しました、人里離れた場所にひっそりとたたずむ、しかしインパクトの強いモダンなカフェ「Imagine」。
店内もレトロモダンな感じで、エルビスプレスリーやオードリーヘップバーンなどの大きなポスターが貼ってあったりしてパンクロックな感じです。マリン用品のレンタルや、シャワーの貸し出しもしているようでした。
そしてここの宇治抹茶かき氷、もう、絶品でした。手作りの白玉とあんこがめちゃくちゃ美味しい。田舎道を頑張って歩いてきて良かったです。
さて、最高のシュノーケルに加え、不思議な工房や絶品かき氷のカフェとの出会いもあった米原キャンプ場周辺を満喫しきったところで、バスに乗ってホテルのある石垣島市街地まで帰ります。このバスはかなり迂回して石垣島をほぼ一周したので、ANAインターコンチネンタル等のホテルも垣間見れて時間はかかったけど面白かったです。
ベッセルホテル石垣島に帰って、お部屋にチェックイン。部屋はこじんまりとして完全なビジネスホテルです。
窓からの眺めは、石垣島の市街地を一望できてなかなか良いです。
そして夜ご飯は、ホテルの近くにある「石垣島きたうち食堂・浜崎本店」さんで石垣牛の焼き肉に!何とこの日はたまたま牛肉が半額デーだったそうで長蛇の列。
「半額」につられてしっかり並びましたが、メニューを見ると、半額になっているのは一部の牛肉で、最高級肉とかの値段に変更はないようです。しかしせっかくの半額デーということでついつい半額のお肉ばっかり頼んでしまい、結果として、まあまあ、な夕飯になってしまいました。やっぱり良いものはケチケチしていては食べられませんね。。
石垣島最後の夜、食欲はとどまることを知らず、帰り道にあったラーメン屋にも立ち寄り。
焼き肉後の締めのラーメン。あっさり醤油味で美味しかったです。
ということで、石垣島&竹富島の3泊4日の沖縄初離島旅行でしたが、竹富島の絶景コンドイ浜&のんびり水牛の昔ながらの街も、石垣島の絶景川平湾&米原海岸のシュノーケル三昧も、本当に満足度の高い最高の旅行でした。海が間違いなく世界レベルのビーチリゾートであり、日本らしい町並みと美食が満喫できる沖縄は、やはり特別で素晴らしいです。沖縄の離島、まだまだやってきたいと思います。
沖縄・石垣&竹富③:のんびり水牛車で巡る、嵐の後の竹富島
竹富島2日目の午後。
午前中に竹富島の絶景ビーチを巡った後は、ぶらぶらと街歩きをすることにします。
ホテルでシャワーを浴びて塩水を落としてから、のんびり出発。
ホテルから街中までは、素朴な田舎道を通って歩いてすぐです。
街の中心に着くちょっと前に、旅行ガイドに必ず登場する沖縄そばのお店、「そば処 竹の子」さんを発見したので、ここでお昼ご飯にすることにします。
しかしこの沖縄そば屋さん、とても人気のお店のようで、2時過ぎにやってきたにも関わらず待ちリストにずらりと人が並んでおり、その人達はお店の向かいにあるこの待ちスペースで名前を呼ばれるまで待っていなければなりませんでした。
待つこと40分ほど、ようやく名前を呼んでもらって念願の店内へ。こじんまりした木のぬくもりのあふれる店内です。
地元の八重そばも捨てがたいものの、やはりぷりぷりのラフテーが乗ったソーキそばを注文。スープがあっさりとしていて、甘みあるラフテーと良く合います。
さて島の名物おそばに満足した後は、急いで3時からホテルに予約してもらっていた水牛車ツアーに向かいます。ネット予約特権か何かで、水牛車観光がサービスで付いていたのです。こちらは出発所に向かう途中に出くわした水牛車観光中の皆様。
私たちが乗るのは、こちらの水牛くんのツアーです。
牛車に乗り込んでいざ出発。
と、思ったら、いきなり水牛くんが動かなくなりました。御者さん曰く、日陰を見つけると休んでしまうのだとか。暑いし重いし、水牛君も大変ですよね、申し訳ない。
かなり長いこと休んでいましたが、御者さんに急かされてのんびり出発。まさに牛歩で竹富島の町並みを散策します。
この季節、通常なら竹富島は赤い花が咲き乱れる美しい島なのだそうですが、一週間前に歴史的な台風が来て壊滅状態になった影響で、朽ちた木々がむき出しになっています。
それでも昔ながらの竹富島の家々は情緒があり見応えがあります。石垣の塀に、赤煉瓦の屋根にはシーザーが。
水牛車ツアーの後半では、それまで色々と竹富島の解説をしてくれていた御者のお兄さんが三味線とともに民謡を歌ってくれました。
そして水牛観光の起点近くに戻ってきました。こちらはお休み中の水牛たち。彼らは週休2日制で、ヨーロッパやアジアから来ているのだとか。ちなみにヨーロッパの水牛は怠け者で、アジアの水牛は働き者だそうです。。動物にも土地柄ってあるんですね。
水牛ツアー終了。水牛くん、長い道のりをありがとう。最後に運んでくれた水牛君と記念写真が撮れて、その小さい写真はもらえて、大きい写真は1300円で購入できました。良い記念になりました。
ちなみに、水牛車ツアーの発着点の建物の中にはお土産屋さんや軽食屋さんが入っていました。タオルやちょっとした生活用品なども売っていました。竹富島では貴重な物品店です。
さて、続いては徒歩でのんびりと散策を続けます。
記念ハガキを出しに立ち寄った島の竹富郵便局も赤煉瓦にシーザーの作り。
島には小さな民宿が沢山あります。「ホテル」と呼ばれるのは星野やと私たちが泊まったホテルピースアイランド竹富島しかないようですから、主に民宿が観光客に宿を提供しているのですね。 民宿利用だと地元の雰囲気がより味わえそうですね。
疲れたのでちょっとカフェに立ち寄って甘いものをいただくことにしました。こちらの建物の2階にあるHaa Ya nagomi-cafe(はーやなごみかふぇ)。
店内はとってもモダンな空間です。むき出しの天井とパンクな赤がいい味出してます。
そして、注文したさとうきびアイスパフェとゴーヤジュース、絶品でした。ゴーヤジュースは甘すぎずフレッシュで、さとうきびパフェととても良く合いました。
美味しい地元スィーツにすっかり満足した後は、このカフェの向かいにあったなごみの塔に登ってみることにします。竹富島が一望できるというなごみの塔。一人ずつしか登れないということで、常に列ができています。そして、かなりの急階段です。
赤煉瓦屋根の家々がを見下ろすことができます。
素朴な自然と昔ながらの家々が残る、本当にのんびりとした、竹富島でした。
ということで、竹富島は、コンドイ浜の絶景ビーチでモルディブに居るかのような気分に浸れる一方で、昔ながらの沖縄の町並みがそのまま残る風情ある街でのんびりできる、優れた「日本風リゾート」という感じの島でした。ホテルの食事も、街のそば屋さんも、カフェのスイーツも、とっても美味しくて、食事の心配もないし、石垣島からもフェリーですぐなので、「島」特有の不便さがないところも良かったと思います。もうこれからは、はるばる海外リゾートに行かずに沖縄の離島に通おうかな。。と思わせられる、竹富島体験でした。
さて、竹富島を満喫した次は、石垣島に戻って、石垣島観光です♩
沖縄・石垣&竹富②:浅瀬が砂州に変わるとき〜竹富島の奇跡、絶景コンドイ浜
竹富島2日目。
今日は一日、のんびり竹富島観光です。
ホテルピースアイランド竹富島の赤煉瓦コテージで迎える竹富島の朝。晴れてよかった!
ホテルの朝食は朝から沖縄を感じられる純和食。健康的で幸せです。
朝食のあとは、ホテルで自転車をレンタルして、いざ竹富島めぐりへ。ちなみに自転車のレンタル代は1時間300円、一日1500円でした。我々は時間に圧迫された気分にならないように一日レンタルを選択。
竹富島は小さい島ですが街の中心以外はこのような車道の田舎道が続くので、自転車でサイクリングしながら巡るのが効率的だと思います。
サイクリングのお目当ては、竹富島どころか沖縄でも1、2を争う美しさで有名だと言うコンドイ浜です。ホテルからは自転車で5分くらい。
広大な遠浅のビーチで有名なコンドイ浜。
波も穏やかでとても広いビーチです。
監視等がないため「ビーチ」と呼ぶことは認められていない浜だそうですが、トイレや隠れて着替える場所などは一応あり、出張版海の家のような車も駐留していて飲み物や軽食も食べることができました。
最初は曇りがちでしたが、ビーチに沿って歩いていると、日が照ってきて、本当に小さな南の島の周辺を歩いている気分になってきました。
きゃー!!海が綺麗!!
しかし、このコンドイ浜、かの楽園モルディブを彷彿とさせるだけでは終わらないのです。午前中の早い時間にはこのようにじゃぶじゃぶと水に使って泳げるような浜だったのですが。。
だんだんと、水位が下がって行き。。
ついにはこんな状況に!
みるみるまに、現れた砂州。どうやら満潮から干潮に変わる瞬間に立ち会えたようです。
これ、海のビーチ際、じゃないんですよ、ビーチからだいぶ沖の方に来たはずの場所に現れた砂州なんです。
な、なんて美しいサンドバンクなんでしょう。。
島としても海としてもシチュエーションとしても、美しすぎます。
そして砂州が現れた瞬間、白い鳥達が一斉に飛び立ち、もう天国に召されてしまうのかと思いました。
かと思えば、現れたサンドバンクの上でムード満点に二人きりの世界を形成しているカップルがいたり。
そしてそのカップルの前をさっきの鳥達が舞って祝福していたり。
ウェディングドレスを来てちゃっかりロケをしている人までいたり(海外までわざわざ行かなくても十分すぎるロケ地ですね)。
とにかくこの世のものとは思えない、美しく、神秘的な空間でした。
しかしこれ以上長く居ると単なる干上がった陸地になってしまいそうなので、幻想が消えないうちにそろそろおいとまします。
コンドイ浜、沖縄で1、2を争うと言われるだけのことはある、いやもうそれ以上に、過去に行った名だたるビーチリゾートにも比類なき幻想的な美しさを持つビーチでした。
さて続いては、コンドイ浜からほと近い、カイジ浜と呼ばれるビーチへもちょっと立ち寄り。
カイジ浜、漢字では皆治浜、って書くんですね。
別名星砂浜とも呼ばれるらしいカイジ浜。その砂が星形をしていることに特徴があるのだとか。
ビーチの入り口に星砂の見本が置かれていました。確かに星の形をした小さな砂たち。
ビーチ際では、そんな星の砂を探してしゃがみ込む人たちがちらほら。
砂浜の砂質はだいぶ違いますが、海自体はコンドイ浜から繋がっている同じ海なので、今は干潮の浅瀬になっています。
遊泳する感じではありませんでしたが、コンドイ浜と同様に、浅瀬の海がとても綺麗なカイジ浜でした。
さて、コンドイ浜で泳いだ水着のままなので、一度ホテルに帰るべく自転車を走らせます。ワイルドな自然に囲まれた一本道をぐんぐんすすみます。
途中で昨日の夕方に見に行った西桟橋にまた寄り道してみました。
するとここは干潮によって昨日の夕方からは変わり果てた姿が露になっていました。満潮と干潮ってもの凄い違いがあるんですね。
以上、竹富島のビーチ巡り、運良く満潮から干潮に変わる時間帯にコンドイ浜の奇跡的な光景が見れて、感動の体験をすることができました。綺麗なビーチを求めてモルディブやタヒチやヨーロッパのビーチリゾートなどさんざん巡ってきた私でしたが、この竹富島のコンドイ浜については、「灯台下暗し」だったというか、とにかく美しさに仰天しました。よく、海外の秘境ビーチのサンドバンクに行くツアーとかありますが、そんなことしなくても竹富島のコンドイ浜にくれば十分なのでは?と思ってしまうほどでした。
ということで、干潮時のコンドイ浜、絶対おすすめです。私は運良くちょうど満潮から干潮に変わる瞬間に出くわすことができましたが、干潮・満潮は毎日変動するもののようなので、事前にチェックして向かうといいと思います(ホテルにも干潮・満潮の時刻表が貼ってあったりします)。
さて、一度ホテルに戻ってシャワーを浴びた後は、竹富島の街歩きに出かけます♩
沖縄・石垣&竹富①:羽田から石垣&竹富島へ〜新石垣空港とホテルピースアイランド竹富島
お久しぶりです。
帰国後初の連休は、私が南国旅行にはまり始めた原点である沖縄の、まだ行ったことのない離島に行くことにしました!しかも海外に飛んでいた2年間で貯めたマイルを使って、羽田・石垣間の直行便で行くお得な旅です♩マイルを使って取れる席って限られていて通常は人気の路線ではなかなか使えないのですが、この夏はANAが沖縄線に限り無限定にマイルを使えるキャンペーンをやっていたので、全体で残り5席とかの席もマイルで取れてとてもラッキーでした。
旅程は3泊4日で、竹富島2泊、石垣島1泊です。石垣島を拠点に離島を巡るのが通常かと思いますが、我々は昔ながらの小さな島、竹富島でのんびり過ごすことをメインにしました。
さて、行きは久しぶりの羽田空港から。
「駆け込み搭乗は、危険どころかできません!」あはは、そりゃそうだ。
国際線のクセで(←いやみ)だいぶ早く着いてしまったので、空港内の「広東家菜」で担々麺を食べて腹ごしらえ。空港でラーメンが食べられてそれが美味い。。。日本て素晴らしいです。ここの担々はひき肉の粒が大きくて食べ出があって美味しかったです。
いざ石垣島へひとっ飛び。新空港ができたおかげか、お昼前という早起きしなくて良い時間に直行便があって、早起き不可+直行便至上主義の私には本当にありがたいです。
気流が乱れる路線のようで終始揺れっ放しで怖かったですが、3時間近く経ってようやく南の島々が見え始めてきました。離島って結構遠いんですね。
新石垣空港到着。
2013年に開港したという、「南ぬ島」空港という名の新石垣空港。空港内は新しくて綺麗で、豊富な郷土料理チェーンのメニューを開放的なテラス席で皆が舌鼓しています。
我々も着いてすぐ、「ミルミル本舗」という地元の食材を使ったジェラート屋さんで一息つきました。空の旅の後に空港内にこういう充実したお店があるとたまらなく嬉しいです。
そしてこの「ミルミル本舗」の牧場から直送という絞り立てミルク味のジェラートと、「フーチバー」というよもぎ味のジェラート、絶品でした。絞り立てミルクそのものもコクがあって美味しい。もう既に石垣島に来て良かったという思いに満たされます。
腹ごしらえの後は、空港バスで石垣港離島ターミナルへ向かいます。今日の目的地は、石垣島のお隣にある小さな島、竹富島です。
バスでは海と牧歌的な石垣島の風景を眺めながら、約40分。ちょっと遠いです。
石垣港離島ターミナル到着。
ちなみに、この石垣港離島ターミナルの周りは、石垣島の中では都会なエリアのはずですが、結構閑散としています。竹富島には本当に何もないとホテルの人に聞いたので、忘れてきた日焼け止めや化粧水などを買いたかったのですが、ここにもあまりお店がない。。
地元らしい食べ物屋さんはぼちぼちありますが、離島に行く前に旅支度を補充しようとか思うと何もありません。
ただ少し歩いたところにファミマがあるので、細々とした物はそこで買うといいと思います。私は結局ファミマで忘れてきた化粧水とか日焼け止めとかをゲットしました。(石垣港離島ターミナル内にも最低限の日焼け止めや海用品は置いていますが、都会的な物はコンビニが一番と思います)。
さて、準備を整えて、いざ、八重山の島へ、竹富島へ。空港バス利用者にもらえる割引券を使って竹富島までの往復フェリーチケットを購入します。
ちょっと曇りがちの天気で、海がキラキラ、というわけではないのが残念ですが、竹富島、楽しみです。
船内は立派です。
そして、あっという間の15分で、竹富島港に到着。到着後、すぐにお願いしていたホテルの送迎車に乗せてもらってホテルに向かいます。
港から5分も経たないうちに到着したのが、竹富島での我々のお宿、ホテルピースアイランド竹富島です。
竹富島でリゾートと言えば、かの星のや竹富島、かと旅行計画時には思っていたのですが、さすがにお高いし、せっかくの沖縄なのにディナーがフレンチであると聞いて断念し、同じように伝統的な赤煉瓦のコテージタイプで沖縄の郷土料理が美味しいと評判のこちらのお宿にしたのです。
こぢんまりとしたぬくもりのあるロビーでチェックイン。ホテルの若い従業員さん達は、「ホテルマン!」という感じではないですが、飾らず親切です。
ウェルカムドリンクは甘くないハイビスカスティー。ポカリを飲んで糖分を補給した後だったのでちょうど良かったです。
チェックインが終わるとお部屋に通されますが、共有スペースはこぢんまりとした赤煉瓦の集落が再現されていて、静かで落ち着く空間でした。
それぞれのコテージの屋根には、伝統のシーサーも、きちんと飾られています。
そしてお部屋も、広くて快適です。
コテージタイプなので、屋根は木造の作りがむき出しになっていて風情があります。
このホテルで驚いたのは、部屋の調度品がとても凝っていることです。デスクもちゃんとした木製だし、チェアやテーブルにも縄で編み込まれた模様部分があるなど、細部に風情がありました。
デスクの端に置かれたコップ類も、お茶用、お水用、そしてコーヒー用とそれぞれ用意されている上にどれも凝った一品です。
テレビにも和風の布が架けられています。電子レンジや冷蔵庫まできちんとした物があって、長期滞在用にも使いやすいように作られているようです(ただ我々は冷蔵庫の音がうるさかったので電源を切ってしまいましたが。。)
ただ、ここのお宿の唯一の欠点は、ヤモリが出ます。これはこのお宿に限らず南国のコテージなら宿命なのかもしれませんが(モルディブのホテルでも出ましたし)、恐らく必ず出ると思います。初日は2〜3匹が壁をちょろちょろしていました。ただ、ヤモリは他の虫とかを食べてくれて「家守」と呼ばれる存在らしく、田舎の一軒家ではむしろ歓迎されるべき存在らしいです。実際にそのおかげかそれ以外の虫とかは一切出ませんでしたから、ヤモリ自体が許容できる人なら問題ないと思います。なれると、可愛い気がしなくもないですし。。
さて、着いたのは夕方でしたが、夜ご飯まで近くの夕日スポットを見にちょっとお散歩へ。ホテル前の道は荒涼とした車道です。
石垣島や竹富島には一週間前に歴史的な台風が到来して植物を壊滅させてしまったらしく、普段はこのような赤い花々が咲き乱れる竹富島らしいのですが、今は一輪見つけるのがやっと。
でも、伝統的な家屋が並ぶ風情ある町並みは健在です。
ガイドブックにも載っている貝のアクセサリー屋さんもホテルの近くにありました。私はアクセサリー類興味なく残念ですが。。
さて、目的地である海辺の夕日スポット、西桟橋に向かいます。
沖縄風のお墓が並んでいました。瀬底島で見たものと似ています。
海が見えてきました。
島一番の夕日スポットだという、西桟橋です。
ただ残念ながら、今日は曇っていて夕日も何もない状況です。
海は満ち潮。明日、干潮時との落差に驚くことになります。
雲の隙間から夕日の片鱗を見つつ、今日は日の入りを待たずに帰宅することにします。
ホテルに帰ると、コテージがライトアップされてますます風情ある空間になっていました。
そしてご飯はこの小さなレストランスペースでいただきます。
お刺身に石垣牛、ラフティーの小鉢やゴーヤの漬け物(←美味!)などの豊富な郷土料理のお夕食です。これに泡盛やシークワーサーサワーと一緒にいただくと完全に沖縄気分に浸れて最高です。とても美味しかったです。
ということでほぼひたすら移動と舌鼓の日でしたが、空港でもホテルでも美味しいものだらけで満足な一日でした。
明日は竹富島の美ビーチ&牛車で集落を観光します。