沖縄・渡嘉敷島②:とかしくマリンビレッジで海亀を探して
渡嘉敷島二日目。
今日は一日、宿のとかしくマリンビレッジでのんびりして、とかしくビーチでウミガメを探したりして過ごす予定です。
朝起きて、ベランダから目の前のとかしくビーチを眺めます。まだ陽が控えめで静かな海です。
とかしくビーチの目の前に静かに建っているとかしくマリンビレッジ。野外の朝食会場にはまだ誰もいない様子。
お隣には同じく海の目の前に一軒家が建ってます。うわーあそこに住んでる人毎日こんな海の眺めが独占できるなんていいなあ。
宿のレストラン「タートル」に朝食をとりに行きます。朝食は8時半までと決まっており、レストラン前の廊下もなかなかで、まるで国民宿舎みたいですが・・・
レストランの屋外スペースに出ちゃえば、海を垣間みながらの野外席が用意されていて一気にリゾート気分♪しかも多くの日本のお客さんはなぜか外に出ないで室内で食べているので、私たちか欧米系のゲストだけが野外席に陣取ってました。
朝食はプレートに盛る素朴なバイキング。朝から和食が取れるし、日本人の私たちには十分十分。(外国のお客さんにとっては少し厳しい朝食だったようで、欧米人はひたすらクロワッサンを食べてたりしてました。リゾートチックにカスタマイズしてない日本食は、確かに外人の方には少し難しいかもですね)
しかもこうして海を見て潮風にふかれながらの朝ご飯、サイコーです。
このとかしくマリンビレッジの凄いところは、海だけでなく山にも囲まれているということ。ビーチリゾートと山岳リゾートの気分が同時に味わえるというか。
ゆっくり野外朝食をとって、その足でぶらっと宿の周辺を散歩してみることにしました。
海側と反対側の宿の周りは山に囲まれた田舎道。
ビーチリゾートでこの山ですよ。
宿の前の道をちょっと進むと、整備された公園が現れます。
セントラルパークみたい!って行ったことないけど。
なかなか迫力のある元気な木々達が生い茂っています。
公園を進むと2階建ての高台を発見。
そこからの眺めはこの一面の海。
うわあ綺麗。
朝で人が少ない、静かな静かな海が広がっています。
いつまでも眺めていたい・・・
絵はがきのような光景。
高台を降りて直接ビーチに出ると
うわあ
本当に息をのむ静寂の美しさ。ここはセイシェルか。行ったことないけど。
まだ那覇からの朝一の高速船も来ていないから実現できるこの静寂の海の美しさですね。島の泊まり客の特権。
このとかしくマリンビレッジの隣の公園から眺める海、サイコーでした。静かだしこの公園は穴場です。
公園内には変わったオブジェもあったりするし。これはキノコ?
変な猫のおじさん?
なんか横から見ると哀愁が漂う・・・
充実した朝の散歩を終えて、宿に戻ります。
お部屋に戻ったらベランドから見渡せる海の色もすっかり日に照らされて明るくなってきていました。
キラキラ海を面前に、ますます羨ましいお隣の一軒家。
さーて目の前の海に突進するぞー!今日こそとかしくビーチ名物のウミガメを探さなきゃ。
水着に着替えて日焼け止め塗ってざぶーーん!!
昨日水中対応カメラを壊してしまったので、宿の売店で買った水中カバー付き写るんですで撮影。懐かしいねじまきのインスタントカメラなので、画像はいまいちだけど一応撮れてます。
とかしくビーチには、かなり沖の方に行くまでお魚や珊瑚はほとんどいないので、泳ぎの得意な相方にカメラを託して沖の方まで行って撮ってきてもらいました。遊泳区域内ギリギリの沖まで来てようやくこのくらいの魚の群れが現れる感じだそうです。
カメちゃんどこだーい。お前じゃないよ。
ほぼ死んでる珊瑚。カメちゃーん。
大きな珊瑚はいても、カメはいない。
ぷはっ。一度休憩。
うーむ人も賑わってきましたが、誰もカメを見つけている様子はありません。
予約しておいたパラソルの下のデッキチェアでごろり休憩。ちなみにこのチェア、折りたたみ式でうまく形が作れずかなり不安定です。
と、ごろごろしていたところ、何やら海の一部で人が集まって賑わっている箇所を発見したので、もしや?と思い行ってみると・・・
いたー!カメちゃーん!!
きゃー!!こっち向いてええ。
しかし、私みたいな人たちが集まってカメちゃんものっすごく囲まれてます。ちょっとかわいそう・・・
特に子供達を押しのけてカメちゃんに接写して回ってたのがこのフランス人ぽいお兄さん。近すぎてカメちゃんストレス感じてるよー。
といいつつ我々も負けじと接近してパシャリ。わーいいい写真撮れた。お兄さん邪魔だけど。
カメに会えてすっかり満足し、午前中の海遊びは終了。一度お部屋に帰ってシャワー浴びて休憩。
ベランダから海を見てると、さっきまで私も群がっていたカメを囲む集団が見えます。
とかしくビーチでこんな感じで海の中で群がっている集団がいれば、その中心にウミガメがいます!そういう意味ではカメを手っ取り早く探すには混雑時に行った方がわかりやすいのかも・・・。
お腹すいたので、また宿唯一のレストラン「タートル」の野外でお昼ご飯。
私は沖縄そばセット、相方はカツカレーセットを注文。沖縄そば美味しーい♪♪
テラス席の奥の木陰に喫煙スペースがあって、そこで欧米系のお姉様二人がタバコすってる。なんか格好いい光景。
テラス席のあるお庭の茂みからのぞくとこのとかしくビーチの眺め。
その茂みから直接ビーチに出る道もあります。
ふらーっと歩けば、朝に立ち寄った二階建ての高台の1階部分にひょっこりたどり着きます。ここ、頑丈な日陰だし、ビーチ沿いで不安定なチェアに乗って薄いパラソルの日陰を頼りに休んでるより、ここに来て休んだ方がずっと良さそう。穴場です。
こっち側のビーチの方が静かでのんびりできるしね。
よーし最後にもうひと泳ぎしますか。
とかしくビーチの遊泳時間は17時までで、あと1時間もなく、日帰り客も帰ってすいてきたビーチ。
むむ、でもあそこにできている丸い人だかりは・・・
やっぱりいたー!カメちゃん。
このカメちゃんはさっきのカメちゃんとは別の子のようで、片腕に何やら青い印が付いています。宿が管理してるのかな?
息継ぎのために上昇するカメちゃん。ウミガメって、定期的に海面に顔を出して息継ぎするみたいですね。やっぱりえら呼吸じゃなくて肺呼吸なんですね。
カメちゃんさよーならー。全部で3匹(午前中に実は2匹とこの1匹)ウミガメが見れて満足でした。
部屋に戻ってベランダからサンセットを見て。
夜ご飯はまた野外テラスでオリオンビールとともに。今日はバイキングでした。昨日みたいなバーベキューじゃなくて残念だけどまあ十分。
レストランからの帰りに売店前の図書コーナーに寄ってビーチリゾート雑誌をビックアップ。さすがダイビング雑誌がたくさん置いてあります。図書コーナーも小説や漫画など充実でした。
ちなみにこちらの売店、食べ物から海用品まで何でも売っていて便利でした。カップラーメンを買ったらレストランでお湯も入れてくれるのだそうです。
私たちはカメを撮った水中写るんですの他、こちらのサングラスも2つ購入しました♪眼鏡の上からもかけられるサイズでそれでいてお洒落で、忘れたものの補充としては満足な買い物でした。今後も愛用できそう。
部屋に帰って、ピックアップしたリゾート雑誌を読みながら最後の夜を過ごしました。モルディブ最盛期のモルディブ雑誌。超貴重です。やっぱりまたモルディブ行きたいなあ。
翌朝。もう最終日です。今日もモリモリバイキングを盛ります。
おなじみのテラス席で最後の海を眺めながら朝食。
そして送迎バスで宿を後にします。さよなら、とかしくマリンビレッジととかしくビーチ。また来たいです。
海にも、こんな生い茂る緑にも恵まれた、いい島でした、渡嘉敷島。
朝一の高速船に乗って、さようなら〜。
ちなみに、帰りの高速船、35分と短かったものの、とっても揺れて絶叫苦手な私には怖かったです。倍の時間掛かっても行きのフェリーの方が断然良かった。次は絶対往復ともにフェリー。
泊港からは、少し歩いたところにあるモノレールの駅からモノレールで那覇空港まで向かいました。モノレールは混んでたけど外の景色は気持ちいい。
なんか、那覇空港の近くに珍しい飛行機(軍事機?)を展示してる所がありました。
那覇空港到着。
最後に空港の食堂で沖縄そばを食べて、3泊4日の沖縄・渡嘉敷島旅行は幕を閉じました。
ちなみに家に帰るまでが旅行ですが、羽田空港からの帰りのモノレールでは最前列に座れて列車でゴー状態で東京湾を眺められました。最後までいい旅行でした。
ということで、初・慶良間諸島の渡嘉敷島でしたが、素朴で緑豊かで海が綺麗で、サイコーの島でした。ウミガメと遊べるとかしくマリンビレッジもとてもいい宿でした。残念だったのは阿波連ビーチ前で水中対応デジカメを壊して阿波連ビーチの水族館のような海中世界が撮れなかったこと。次は絶対阿波連ビーチに近いケラマテラスに狙いを定めて、阿波連ビーチリベンジしに来ます。
やっぱり素晴らしい沖縄。まだまだ他の離島も行ってみたいです。毎年夏は沖縄かな☆