伊豆・下田②:白浜でシュノーケルスポットを求めて
下田二日目。
今日は移動もなく、終日、白浜を直下に臨む下田プリンスホテルでのんびりリゾート気分を満喫できる日です。
朝起きるとベランダから一面海の景色が迎えてくれます。今日も快晴!
朝食は、海に面して円形の形をしたレストラン会場でバイキング。種類が豊富で美味しい!特にあじの干物、ひじき、ところてんが美味でした、さすが海の恵み。昨夜のセブンのお弁当のようにリゾートの夜は手抜きな私ですが、朝はしっかり派です。
朝食後はまた部屋に帰ってバルコニーの景色を眺めてのんびり。海辺の休日サイコー。
昨日は波が強すぎて即退散したビーチですが、朝は少し波が穏やかな気がする。干潮なのか、端の方の磯のエリアが浅くなってきているし、これはお目当てのシュノーケルができるかも?
ということで水着に着替えていざ海へ!
人はちらほら。静かなビーチです。
ビーチ前には下プリがどーん。
ビーチを囲むように全面に開いて建っている下田プリンスホテルの作り。工夫されてます。
ちなみに赤い屋根のこれもまた下プリにひけを取っていなそうなオーシャンフロントの宿のような建物は、会員制のリゾートホテルのようです。あちらも良さそうだけど、泊まれないのね。
しかし、やはり波はかなり強い。
北側の磯がむき出しになっているエリアなら潜れるかなーと思ったのですが、干上がって浅瀬なのですがそれでも波は強いしなんか濁ってて全然シュノーケルって感じじゃありませんでした。
北がだめなら南の岬沿いへ。
ぎゃーこっちもざぶーんな東映的な状況。
岩がむき出しになっており干潮であることは間違いなさそう。でも磯遊びどころではない感じです。
白浜は水質AAランクとのことですが、潜っても波が強すぎて砂が舞って、魚がいるかどうかも判別が付きません。
見てる分にはとっても綺麗な海なんですけどね。。
ということで、ますます波も強くなってきた気がするので、シュノーケルはあきらめて退散。
部屋に戻ってバルコニーに水着を干します。座れるスペースはないものの、ちょっとでも外に出れて水着が干せるバルコニー部分があるだけで、リゾート気分がぐんとあがります!
そしてバルコニーから眺める海は、やはりサイコーです。この白浜中央海水浴場は潜るためではなく眺めるための海ですね。
お昼をすぎたので、ホテルのプールサイドのバーに行ってお昼ご飯にします。
ランチタイムを過ぎてしまったみたいで、出してもらえたのはこのビーフカレーのみ。でもこれがめちゃうま。ザ・「ホテルのカレー」って感じ。地元のお刺身よりこの高級レトルトカレーみたいな方が美味しく感じちゃうのがリゾートの魔力。
そして部屋に戻ってまたのんびりこのバルコニーからの景色を見て。は〜リラックスできます。
ちなみにこの下プリのお部屋には空気清浄機が付いていて、空調がとても良くて本当に居心地の良い部屋でした。
しかしずっと部屋でゴロゴロしていても何なので、今度は昨日も行った白浜大浜海水浴場までまた歩いて、昨日あたりをつけたスポットで再びシュノーケル(というか水中眼鏡で魚探し)を試みてみます。また何もない牧歌的な道を歩いて行きます。
白浜大浜海水浴場に到着。やはり下プリ前の白浜中央よりにぎやいでいます。
そしてこちらもかなり波が強めです。サーファーばかり。
しかし私には、昨日見つけた最後の望みのスポットがあるのだー♪
それがこの、白浜大浜海水浴場のはしっこの岬近くのスポット。白浜大浜は少し湾のようにカーブしているので、はしっこは外洋からやや隠れて囲まれていてわずかに波が穏やかな場所があるのです!
いざ潜水。おお、けっこう透明度が高いです、さすが水質AAランク。そしてかすかに魚が見えているような気がします!
さらに少し泳ぐと魚の群れのようなものが見えてきました!
おお、けっこういます!
色とりどりのカラフルなお魚、というわけにはいきませんが。。
けっこう、こんな本州の真ん中のビーチ際でも、岩場にはお魚が群れているものなんですね。
ぎゃっ。こんな大きなウミヘビのような不気味な魚もいる。ひーくわばらくわばら。
存外に生態系の豊富な白浜大浜海水浴場の岩場でした。でも白浜でシュノーケル(らしきもの)ができて満足でした。
今日の夜はホテルのカウンターのお寿司屋さんのお寿司。若い職人さん二人が下プリの常連的なおじさまおばさま世代の注文をさばいていて初々しかったですが、シャリが小さめの本格的お寿司、満足でした♪
ちなみに相方は地魚の海鮮しゃぶしゃぶ。金目鯛とかのこの地域のお魚は淡白なので、確かにお寿司より少し火を通して味を付けた方が合ってるように思われ、お魚の性質をちゃんと考えた調理をしているなあと思いました。
お寿司屋さんから部屋に帰る途中の廊下で、下田プリンスホテルの歴史の展示写真が並んでいましたが、若き日の黒川紀章氏の姿が。このホテルは黒川紀章が手がけていたんですね。確かに海を囲むようにV字でそびえ立つホテルとか、お部屋の作りとか、凝っている気がしていました!
ちなみに昔のホテル前の白浜中央海水浴場は、砂浜がもっと広くて、今は陸地を歩いていかなければたどり着かないお隣の白浜大浜と陸続きだったようです。ここでも温暖化の影響で海面が上昇しているのでしょうかね。
下田プリンスホテル、年季がはいっているにも関わらず、今も下田を代表するリゾートホテルなだけある、とっても過ごしやすいホテルでした。絶景のビーチの目の前という場所、気負わず接しやすい従業員の皆さん、そしてリーズナブルに美味しいお食事と、その歴史から来る余裕を感じました。
ということで、波の強いサーファーのメッカのような白浜で、シュノーケルスポットを求めてさまよった一日でしたが、最後に魚の群れに逢えて満足でした。
明日は、下田駅に戻ってちょっと観光した後、趣を代えて多々戸浜前の老舗旅館、下田大和館に向かいます。多々戸浜もサーファーパラダイスだということだけど、シュノーケル、できるかな。。