サイパン②:海面前のコテージバカンス、アクアリゾートクラブサイパン
5泊6日のサイパン旅行、サイパン島最北端のマリアナリゾートに2泊した次は、同じくサイパン島北部の日系リゾート、アクアリゾートクラブサイパンに3泊です♪
マリアナリゾートは、秘境プライベートビーチが絶景でシュノーケルも大満足だったけど、設備はちょっとサイパンらしい(?)「わびさび」が感じられてしまったホテル。
さて、お次のアクアリゾートは・・・
わおー豪華!!
吹き抜けのアジアン調のカジュアルなロビーに
そこを抜けると海に開放的なプールエリア。このプール、とっても深くて気持ちいいんですよ♪
海沿いには海の地平線を眺めるバーがあり
プールバーもあります。わーいリゾートだー!
アクアリゾートは、この海に面したプールエリアを中心に小さなコテージがいくつか囲む、とてもこぢんまりとしたリゾートでした。でもすっごく静かで、清潔で、のんびりとしたムードが漂っていて、まさに南国リゾート!!って感じの素敵な雰囲気で瞬時に気に入ってしまいました。
これがアクアリゾートの全容図。向かって上が海。全部で8つのコテージが存在するようです。1コテージにつき3棟、1棟2部屋が基本で2階建て。
私はその中でも、6号棟という海に最も近いオーシャンフロントのお部屋を予約しました♪
目の前はこの穏やかなオーシャンビュー。
私たちは6号棟の3棟のうち、真ん中の棟の2階の623号室。お部屋の扉は2重扉になっていて、最初の扉は1棟2部屋共通の扉。ちなみに、両隣の棟はスイートルームだったようで、2重扉も一部屋用でした。
こちらがお部屋の中。虫除けを兼ねていると思われるいい香りが漂っていて落ち着く空間です。テレビもブラウン管じゃなくて液晶だ!あとベッドの寝心地がとても良かったです。
壁にはサイパンの国花であるプロメリアの絵。天井にはコテージらしいファン。
ミニバーも充実しています。ミネラルウォーターが毎日2本補充されるのは嬉しい!やっぱりリゾートではこうでなくちゃ。あと結局飲まなかったけどグラス2杯分くらいの小さなワインが赤白置いてあって、ワイングラスも常備されてあってかなり良いなと思いました♪
そして、こだわったバルコニーからのオーシャンフロントの眺めはこれ!穏やかな波の海にヤシの実とハンモック。最高にリラックスできます。
左を向けば海に面した豪華なプールエリア。
右を向けば無人島に来たかのような素朴なヤシの実とどこまでも続く穏やかな海。このお部屋は、部屋から水着のまま海に飛び出せる、太平洋エリアでも貴重と思われる好立地のお部屋です!
ただ、この目の前の海は。。
潜ってみると、藻だらけ。
なまこだらけ。きゃああ。
そうなんです。このアクアリゾート前のアチュガオビーチは、ビーチから沖までのかなりの部分が藻とナマコだらけで泳げないことで有名。とても遠浅で波が穏やかなので、シュノーケルスポットがあるという沖まで歩いたり泳いだりして行けないことはなさそうですが、実際に試みてみると、ひたすら続く藻とナマコの大群にくじけそうになってしまい、沖まで自力で行くのはほとんどの人にとって難しいと思います。
まあ、そのおかげで海で泳いでいる人が全然いないので、静かでとても雰囲気はいいので、海を眺めながら朝と夕方にのんびりして、日中はマニャガハ島や観光ツアーなどに出かける拠点にする分にはとてもいいです♪
あと、沖合でシュノーケルをしようと思ったら、ホテルでニモシュノーケリングを申し込んでこのヨットでマリンクラブの案内の人に沖まで連れて行ってもらうこともできます。ニモシュノーケリングは一人(確か)30ドル。もっと安い、カヌーだけ貸してもらって自力で行く、というオプションもありましたが、フロントの人曰く、それでシュノーケルスポットにたどり着けた人はほとんどいないとか。。
ということで、地元の案内の人の操縦でヨットで沖合までゴー!この案内の方、とても親切な人で、実は沖まで行く途中でサングラスを落としてしまった私ですが、ずっとそのことを気にしていてくれて、ヨットシュノーケルが終わった後も一人でサングラスを探し続けてくれたんです。。その心からの優しさに感動!ちなみに、マリンクラブに日本人の方もいて、陸で装備を選んでくれて送り出してくれるので安心です。
アクアリゾートが遠くなります。ちなみに隣の白い建物は廃墟でした。サイパン恐るべし。
一方で、もっと北の方に目を向けると、旧日航ホテルで、つい最近韓国資本で再オープンを果たしたケンジントンホテルが。サイパンの中でも綺麗なビーチと珊瑚で有名なパウパウビーチに面した立地で、日航時代から有名だったそうですが、日航の撤退でその前のショッピングモールとともに長らく廃墟になっていたそうな。日航さえ直行便を続けてくれていればなー。
沖合近くのポイントまで来たら、目印をかねてヨットを固定するための装置が海にあるみたいで、それにロープを引っ掛けてヨットを固定します。
で、海にもぐって一時間自由タイム。おお、一面珊瑚の森。
お魚が凄く多い、という訳ではないですが、真っ黄色の熱帯魚の群れとか、やっぱり浅瀬にはいない種類のお魚さんに会えます。沖に行くほど魚の色が鮮やかになるんですよね。
透明度が高く、珊瑚が鮮やかで、静かで、なんだか神秘的。
よく見ると魚もたくさんいるんだけど、ここのお魚は人慣れしていないのか、珊瑚に隠れてしまうんですよね。
ぼくだちどーこだ
特にこの黄色の魚たちはちょっとでも近づくと素早く逃げてしまい、ズームで取るしか方法がない。
ズーム
グアムのイパオビーチ沖にもいた小さな青い水色の群れも。
ニモはあんまりいなかったけど、アチュガオビーチ沖のニモシュノーケル、なかなか幻想的で素敵でした。
こうして日中にホテルや外のアクティビティに出かけて満喫した後は、ホテルのビーチサイドに戻ってプールバーで冷たいカクテルを注文して一息♪写真は人気NO.1カクテルの「サイパンダ」。ココナッツベースで超美味。
そしてビーチサイドのカフェでのんびり日が暮れるのを待ってみたり。
西側に面してるアチュガオボーチの日没は有名だそうですが、遮るもののない夕日は眩しくて直視できないほど。
夜は、プール前のメインのブッフェレストランやビーチ前バーベキューには参加せず、人の少ないアラカルトレストラン&バーで毎食好きなものを食べてました。
さすが日系ホテル、トンカツ定食と担々麺が本格的でめっちゃ美味!
特にこのトンカツ定食、3日連続毎日食べてしまいました。。肉厚でカラっとあがってて、和幸にもさぼてんにも勝ってる脅威のクオリティ!!南国リゾートでがっつり日本食がモリモリ食べられるのはほんと嬉しいです。
このアクアリゾートは手軽なご飯が充実していて、朝食も、ブッフェもあるけどフロント前のお土産屋さん兼カフェでサンドイッチ&コーヒーセットを7ドルくらいで頼めたりして、お財布にもお腹にも優しい優れたリゾートでした。サンドイッチの種類も豊富で、コーヒーもコナコーヒーを一からドリップしてくれてて、とても美味しかったです。
一度だけ、野菜とフルーツをしっかり取りたいと思い、朝食ブッフェを試しましたが、そのクオリティも結構高かったです!
特に奥のローストビーフ、柔らかくてベリー系ソースが絶妙で、朝からこってりおいしかった〜〜。
でもやっぱり、朝ブッフェは高いし、私はフロント前の土産屋さんのカフェの大ファンでした♪最終日に食べたスパムおにぎりも絶品だった〜〜。このカフェを取り仕切ってる地元の女性も、フレンドリーで私たちのこと覚えてくれて(ヘビーユーザーでしたから。。)、居心地が良かったです。このお店だけでもまた行きたい!
ということで、最高に過ごしやすいアクアリゾートクラブサイパンでした。ここは、また来たいです!できれば次は1棟独占のスイートルームに泊まってみたい♡
さて、次は最後に、このアクアリゾートを拠点に巡ったマニャガハ島やバンザイクリフなどの遺跡ツアーレポです♪