沖縄・石垣&竹富②:浅瀬が砂州に変わるとき〜竹富島の奇跡、絶景コンドイ浜
竹富島2日目。
今日は一日、のんびり竹富島観光です。
ホテルピースアイランド竹富島の赤煉瓦コテージで迎える竹富島の朝。晴れてよかった!
ホテルの朝食は朝から沖縄を感じられる純和食。健康的で幸せです。
朝食のあとは、ホテルで自転車をレンタルして、いざ竹富島めぐりへ。ちなみに自転車のレンタル代は1時間300円、一日1500円でした。我々は時間に圧迫された気分にならないように一日レンタルを選択。
竹富島は小さい島ですが街の中心以外はこのような車道の田舎道が続くので、自転車でサイクリングしながら巡るのが効率的だと思います。
サイクリングのお目当ては、竹富島どころか沖縄でも1、2を争う美しさで有名だと言うコンドイ浜です。ホテルからは自転車で5分くらい。
広大な遠浅のビーチで有名なコンドイ浜。
波も穏やかでとても広いビーチです。
監視等がないため「ビーチ」と呼ぶことは認められていない浜だそうですが、トイレや隠れて着替える場所などは一応あり、出張版海の家のような車も駐留していて飲み物や軽食も食べることができました。
最初は曇りがちでしたが、ビーチに沿って歩いていると、日が照ってきて、本当に小さな南の島の周辺を歩いている気分になってきました。
きゃー!!海が綺麗!!
しかし、このコンドイ浜、かの楽園モルディブを彷彿とさせるだけでは終わらないのです。午前中の早い時間にはこのようにじゃぶじゃぶと水に使って泳げるような浜だったのですが。。
だんだんと、水位が下がって行き。。
ついにはこんな状況に!
みるみるまに、現れた砂州。どうやら満潮から干潮に変わる瞬間に立ち会えたようです。
これ、海のビーチ際、じゃないんですよ、ビーチからだいぶ沖の方に来たはずの場所に現れた砂州なんです。
な、なんて美しいサンドバンクなんでしょう。。
島としても海としてもシチュエーションとしても、美しすぎます。
そして砂州が現れた瞬間、白い鳥達が一斉に飛び立ち、もう天国に召されてしまうのかと思いました。
かと思えば、現れたサンドバンクの上でムード満点に二人きりの世界を形成しているカップルがいたり。
そしてそのカップルの前をさっきの鳥達が舞って祝福していたり。
ウェディングドレスを来てちゃっかりロケをしている人までいたり(海外までわざわざ行かなくても十分すぎるロケ地ですね)。
とにかくこの世のものとは思えない、美しく、神秘的な空間でした。
しかしこれ以上長く居ると単なる干上がった陸地になってしまいそうなので、幻想が消えないうちにそろそろおいとまします。
コンドイ浜、沖縄で1、2を争うと言われるだけのことはある、いやもうそれ以上に、過去に行った名だたるビーチリゾートにも比類なき幻想的な美しさを持つビーチでした。
さて続いては、コンドイ浜からほと近い、カイジ浜と呼ばれるビーチへもちょっと立ち寄り。
カイジ浜、漢字では皆治浜、って書くんですね。
別名星砂浜とも呼ばれるらしいカイジ浜。その砂が星形をしていることに特徴があるのだとか。
ビーチの入り口に星砂の見本が置かれていました。確かに星の形をした小さな砂たち。
ビーチ際では、そんな星の砂を探してしゃがみ込む人たちがちらほら。
砂浜の砂質はだいぶ違いますが、海自体はコンドイ浜から繋がっている同じ海なので、今は干潮の浅瀬になっています。
遊泳する感じではありませんでしたが、コンドイ浜と同様に、浅瀬の海がとても綺麗なカイジ浜でした。
さて、コンドイ浜で泳いだ水着のままなので、一度ホテルに帰るべく自転車を走らせます。ワイルドな自然に囲まれた一本道をぐんぐんすすみます。
途中で昨日の夕方に見に行った西桟橋にまた寄り道してみました。
するとここは干潮によって昨日の夕方からは変わり果てた姿が露になっていました。満潮と干潮ってもの凄い違いがあるんですね。
以上、竹富島のビーチ巡り、運良く満潮から干潮に変わる時間帯にコンドイ浜の奇跡的な光景が見れて、感動の体験をすることができました。綺麗なビーチを求めてモルディブやタヒチやヨーロッパのビーチリゾートなどさんざん巡ってきた私でしたが、この竹富島のコンドイ浜については、「灯台下暗し」だったというか、とにかく美しさに仰天しました。よく、海外の秘境ビーチのサンドバンクに行くツアーとかありますが、そんなことしなくても竹富島のコンドイ浜にくれば十分なのでは?と思ってしまうほどでした。
ということで、干潮時のコンドイ浜、絶対おすすめです。私は運良くちょうど満潮から干潮に変わる瞬間に出くわすことができましたが、干潮・満潮は毎日変動するもののようなので、事前にチェックして向かうといいと思います(ホテルにも干潮・満潮の時刻表が貼ってあったりします)。
さて、一度ホテルに戻ってシャワーを浴びた後は、竹富島の街歩きに出かけます♩