ビーチリゾートとヨーロッパの旅行記

2013年から2015年にかけてビーチリゾートとヨーロッパを旅行しまくった海好き女の旅行記です。帰国後は主に日本の美ビーチを巡っています。

オーストリア・ウィーン③:ウィーン再び、のんびりベルヴェデーレ宮庭散策そのほか

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パリ在住の友達との中欧旅行3日目。

 

今日はブダペストから電車でウィーンに向かいます。

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ウィーンは年末年始にも行きましたが、ベルヴェデーレ宮殿など行き残したスポットもあるし、またあの優雅な街に行けるのは嬉しいです。

 

しかも前回はウィーンフィルのニューイヤーコンサートを見に行くという身の丈に合わない企画をして、楽友協会近くの狭くて息苦しいホテルに年末年始のとんでも価格で泊まるはめになりましたが、今回は友達の案で、素敵なアパートメントホテルを確保できました。

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Karlsplatz駅近くの、モダンなインテリアの1LDKのアパートメントで、その名もVienna's Place Apartment Karlsplatz。リビングのソファがベッドになるので、友達二人での利用でも快適です。

 

そしてキッチンもちゃんとしていてオーブンまであって使いやすいので、2日とも朝食と夕食は自分たちで作って充実した生活を送りました。ああ、旅先で落ち着いた生活ができるっていいですね。。ヴィエネーゼになった気分。女二人旅ならではです。

近所の市場で買ったハムやフルーツを沿えての朝食。

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もっとも、旅先で宿が快適だとあまり活発に外に出なくなるという問題が生じます。しかも私は既にウィーン観光済み、友達は旅先で市場に行ければ幸せというのんびり気分の二人組。

ということで今回は2日もいたにも関わらず、美術史美術館、ホーフブルク周辺、そして前回行きそびれたベルヴェデーレ宮殿を中心にのんびりウィーンの街を徘徊しました。

 

まずは前回とても感動した美術史美術館へ。今回は美術史美術館とお向かいの科学史博物館が揃って建物表面の改装工事中。

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しかし館内は変わらず迫力です。

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続いて街中へ。前回夜にしか見れなかったペスト像がそびえたっています。

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これも前回は見られなかったお昼のステファン大聖堂。

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その裏側も迫力があります。観光馬車の停留所でもあるようです。

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そしてホーフブルク。前回と違うのは、市民庭園に花が咲き乱れていることです。

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荒涼としていた市民庭園が、華やかな憩いの場になっている。。。

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市民庭園をちょっと出るとギリシャ風の国会議事堂が。うーん国会議事堂は完全にブダペストに軍配です。

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こちらは宿からベルヴェデーレ宮殿に行く途中にあった、キャベツ頭のようなザツェスィオーン。

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市民の憩いの場になっている様子のカール教会。

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そして前回行きそびれたメイン観光地の一つ、ベルヴェデーレ宮殿です。

ベルヴェデーレ宮殿は広大で上宮と下宮があり、トラムの停車駅も異なります。まずは上宮から。

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宮殿の姿が水面に映ってとても綺麗。

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続いて下宮。半人半獣(半天使?)のような女性の彫刻と広大な宮庭。

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この半獣の女性の彫刻、何頭もあって、それぞれに表情が違って興味深いです。この人は柔らかい表情。

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この人はせつなそう。

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この人は自信満々?

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広大で、彫刻の多い宮庭です。

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芝生の模様も独創的です。

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噴水の使われ方も凝っています。

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ヴェルヴェデーレ宮殿、中には入りませんでしたが、お庭をぶらぶらすることで十分満足できる素晴らしい宮庭を持つ宮殿でした。お庭は無料なのでぜひ立ち寄ることをおすすめします。

 

ということで、完全にのんびりふらふら過ごした2度目のウィーンでした。でも前回行きこぼしたベルヴェデーレ宮殿のお庭は素晴らしかったので、再訪して良かったです。

 

ちなみに、このウィーン滞在中は基本的にお昼以外自炊したのですが、外食で印象に残ったのは次の二つ。

まずは街の中心のケルントナー通りの中ほどにある、地元の人おすすめという老舗カフェ、「ゲルストナーGerstner」のストラドル。前回はウィーンといえばザッハトルテ!と思ってザッハーに行きましたが、このストラドルもウィーンで愛されるおやつだそうです。

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ちなみに私はチーズストラドルを食べましたが、友人が食べていたアップルストラドルの方が美味しかったです。。

 

それから、同じくケルントナー通りにあった、Nordseeというシーフードのチェーンレストランで食べたシーフードランチ。日曜だったためオーストリア料理のレストランがいずれも休みで、仕方なく入ったお店でした。ドイツやオーストリア等ののドイツ圏で見られる流行りのファーストフード店のようですが、ファーストフード店の割には高いけれど味はまあまあ。

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魚王国の島国からきた私としては、こんな内陸国で頑張って魚のファーストフードなんて無理なことしなくても。。と思ってしまいますが、逆に魚が希少だからこそ流行るのでしょうか。ヨーロッパに来ると、こちらの人たちの「魚」への渇望に驚かされることが多いです。

 

さて、風車の広がる牧歌的な車窓を見ながら再びブダペストに戻り、明日は最後のブダペストで音楽&美食三昧です。

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