オランダ・キューケンホフ:キューケンホフ公園とフラワーパレード
オランダといえば、チューリップ。「球根バブル」と言われた時代には、人々がチューリップに熱狂して球根1個につき家が買えるほどに値段が高騰し、球根を買うために破産した人もいるというほど同国で愛された花です。
そのチューリップが咲き乱れていることで有名な、キューケンホフ公園は3月〜5月にかけて開園しており、更に5月始めには、年に一度のフラワーパレードがキューケンホフ公園の前を通るとのこと。
ということで、オランダ最初の国内旅行は、フラワーパレード開催日のキューケンホフ公園に決定!
一度アムステルダムスキポール空港駅に行き、空港から出ている直通バスにのってキューケンホフ公園へ。空港からキューケンホフへのバスはフラワーパレードの開催日と言うこともあり長蛇の列でした。ただバスも臨時体制で頻繁に出ていたので思ったほどは並びませんでした。
キューケンホフ公園入り口に到着。
入場すると、カラフルなチューリップその他の花々が咲き乱れています。
しばしキューケンホフ公園の花々をご覧ください。
どこを見ても一面お花畑です。
お花が広がるだけでなく、随所にオランダらしい工夫や様々な展示もあります。
例えば池の前に大きな木靴。
室内展示のお花もあります。
デザイン性の高いマネキンと人形の展示。
まさかの日本からの出典、「とっとり花回廊」!
花回廊の先には日本庭園が広がります。
水を囲んで整備された空間。
そして、オランダと言えば、風車です。
チューリップに風車。。「オランダ」が最大限に演出されたキューケンホフ公園でした。
なお、キューケンホフ公園の周りを囲むこの田園風景に、3月の終わり〜4月初め頃に来ると一面チューリップが咲き乱れているそうです!その写真はキューケンホフ公園の代表的景観としてよく旅行本等に取りあげられています。その光景が見られるかと思ってきたのですが、もう散ってしまっていたとのことで残念でした。皆さんぜひ3〜4月に来ましょう!
続いて、本日の目玉、フラワーパレードを見に、公園を出てパレードが通る道路に行きます。既に道路の周りにはすごい人の群れ。そして余興の変な人花が。。
待つことしばらく。ついにパレードの先頭部隊がやってきたようです。
そしてお花でできた乗り物のパレードが始まりました!
すごいすごい。お花がぎっしり敷き詰められています。
花に囲まれて手を振る美女も。
うわ、何か面白いのが来ました。
非常口マークの集団です。
何ともシュールな出し物でした。
会社の宣伝のような出し物もあります。
うおー、またすごいのが来ました。
モデルはバイキンマンでしょうか。。
どんどん続きます。いかにもフラワーパレードらしい花やかなものも。
衣装を着た人々も華やか。
ギャング風な出し物も。
うお、豚が出てきました。
お金まみれの豚。そういえばなぜ豚の貯金箱って多いんでしょうね。
その後も色々な出し物カーが行進し続けました。
きりがないので、我々はオレンジの屋根のような出し物カーを最後に切り上げることに。
キューケンホフ公園からアムステルダムスキポール空港行きのバスも長蛇の列。世界中から観光客が来ているようでした。
ということで、文字通り「はなやか」なキューケンホフ公園とフラワーパレードでした。ただ実は、地元のオランダ人によると、キューケンホフ公園やフラワーパレードは言うならば「パリのディズニーランド」のようなもの(=テーマパークのようなもの)で、オランダ人は自分たちのお家芸だとは思っていないようです。だからオランダ人が訪れることもあまりないのだとか。でもそうは言っても、チューリップが咲き乱れる公園と奇抜なフラワーパレードは唯一無二でいかにもオランダらしいので、我々外部の者にとっては一見の価値ありだと思います。