イギリス・ロンドン⑤:ロンドンで公園巡り
ロンドンには街中に大きな公園が幾つもあり、大都市なのに緑の多い環境です。今回はそんなロンドンの代表的な3つの公園を巡ってみましょう。
まずは、国会議事堂からバッキンガム宮殿へと続く道の途中にあるセントジェームズ・パーク。
公園内の池を挟んでバッキンガム宮殿を臨むことができます。
春には桜が咲き乱れる公園内の道。
街中にあって比較的小さい公園なので、池を挟んでロンドンの街並が見えて幻想的です。
セントジェーム・ズパークの特徴は、池沿いに色んな種類の鳥がたくさんいることです。中にはペリカンみたいなのも。
ちょっと気持ちが悪いほどうじゃうじゃ鳥が池の周りで戯れていて、見ていて飽きません。
リスもいます!
まるで動物園のような街中の公園、セントジェーム・ズパークでした。
なお、セントジェーム・ズパークとバッキンガム宮殿の隣にグリーン・パークというこちらも大きな公園がありますが、それはどちらかというと広大な芝生の広がる通路、という感じで、セントジェームズ・パークほど楽しくはありません。
続いて、ケンジントン宮殿があるケンジントン・ガーデンと同じ敷地内にある、広大なハイド・バーク。
池も広大で、果てが見えません。
この公園にも、セントジェームズ・パークほど種類が豊富ではないですが池に鳥がうじゃうじゃしています。
現代的なオブジェもあります。
とにかく広大なハイド・パークでした。
最後は、ロンドン中心から少し北のゾーン2エリアにある、ハイド・パークより更に大きなリージェンツ・パーク。
この公園は市中の整備されたハイド・パークなどより緑が生い茂るワイルドな公園で、本格的にピクニックしたいときなどにおすすめです。
5月にはバラが咲き乱れ、お弁当を持ってお花見をしている人々であふれます。
バラの開花シーズンにはこんなモニュメントも作られてお祭り気分です。
5月頃のバラの季節にはぜひリージェンツ・パークに行ってみることをお勧めします。
なお、リージェンツ・パークの更に北の住宅地区、ハムステッドエリアにはハムステッド・ヒースという更にワイルドな公園があるらしく、そこには鹿などの動物もいるようで、地元民に人気のようです。
公園特集という地味な記事になってしまいましたが、ロンドンでは公園は「ビーチ」みたいなもので、実際にこちらの人々は夏には公園で水着を着てシートを敷いて寝そべって日光浴したり池で水遊びしたりしているんですね。こちらの人の太陽と水辺への憧れは半端じゃないです。また、街中の広大な公園は子供を遊ばせるには最適で、子供にも良い環境だなあと思います。
観光でロンドンに来て一つくらい公園に行ってみたいという方には、バッキンガム宮殿と国会議事堂を見るついでに通れてかつ満足度の非常に高い、セントジェームズ・パークをおすすめします!
次は、ロンドンの最後の記事として、ロンドンの金融街を巡ります。