スペイン・バルセロナ①:建築の街バルセロナ〜ガウディを訪ねて
親愛なるガウディ様。(←年がばれるCMのフレーズ)
やっぱりヨーロッパに来たからにはあなたのサクラダファミリアをぜひ見てみたいものです。ついでにバルセロナにはビーチもある。。
ということで、冬でも楽しめる建築芸術&ビーチがある街、バルセロナに週末旅行に行くことにしました!旅行三昧ですが、ヨーロッパで旅行にはまるともう加速度的に止められません。
おなじみのガトィック空港から夜の便でバルセロナに出発。
今回も、モルディブ(&マンチェスター)旅行ですっかりお世話になったブリティッシュエアウェイズの飛行機&ホテルセットのお得なパッケージを利用しました。
ブリティッシュエアウェイズのFlight+Hotelのパッケージは本当にお得でホテルのセレクトも良いので、イギリスにいる方はぜひ利用されることをお勧めします。
http://www.britishairways.com/travel/home/public/en_gb
ロンドンから3時間弱でバルセロナ・プラット空港に到着。
空港バスで、カタルーニャ広場へ。
そこからメトロで3駅の、ホテル最寄りのマリーナという駅に向かいます。この辺りはビーチに近いエリアで、かつサクラダファミリアにも道路を直進すれば行ける場所にあります。
メトロ駅を出るとヤシの実が並んだ道路が続いていて、南国に来た気分になれます。
泊まったのは、H10マリーナバルセロナというスタイリッシュなホテル。
http://www.hotelh10marinabarcelona.com/en/index.html
このホテル、リーズナブルなのにお部屋がお洒落で清潔で、大当たりでした。さすがブリティッスエアウェイズのセレクション。
共有施設も快適で、屋上にはプールもあり(さすがに入れなかったけど)、レストランの食事もおいしかったので、夕飯は2日ともホテルで済ませてしまいました。
ホテルの周りは車通りのない広場のようになっているためにとても静かで、夜も快適に眠れました。場所も便利だし、おすすめです!
さて、いいホテルで快眠し、翌朝から早速サクラダファミリアを見に出かけます。
ホテルからヤシの実が並ぶ大通りに出て、バスで直進。
サクラダファミリアが見えてきました。まだ建設途上なんですよね。
正面からどーん。迫力です。
ほぼ真下から見上げるとイエス様たちの彫刻の装飾もあります。
中に入って見るとこれはまたユニークです。
天井も摩訶不思議。
これでも教会なんですよね。。ステンドグラスが綺麗です。
隅には螺旋状の階段。細部まで凡庸な部分はありません。
何とも個性的な大聖堂でした。でも奇抜なだけでなくどこか神秘的で、さすが正式に大聖堂認定された世界遺産です。
さて、サクラダファミリアの後もガウディを巡る旅を続けます。バルセロナの街はガウディ建築の宝庫です。
まずはグラシア通りにあるガウディによる2つの建物、カサ・ミラとカサバトリョへ向かいます。
グラシア通り
しかしそのうちカサ・ミラは工事中。残念。
気を取り直して、バトリョ家の依頼を受けて建築されたというカサ・バトリョへ。
お部屋の窓もドアの作りも、やはり変わっています。
建物の中央にはエレベーターが通っており、それを不思議な空間が取り巻きます。
中央のエレベーター付近から見上げる建物内。
建物1階の窓から眺める中庭にあるオブジェも芸術的です。
水汲み場などがある最上階はカーブが効いた真っ白い作りです。
そして屋上にも変なオブジェがいっぱい。
カサ・バトリョはガウディらしさが効いた愉快な建物でした。
ちなみに、カサ・バトリョ近くのグラシア通り沿いに、スペインブランド・ロエベの店鋪があるのですが、その店鋪が入るカサ・リュオ・モレラという建物は、スペインのモデルニスモ建築の巨匠ドメネクが設計したのだそうです。
ドメネクは「花の建築家」と言われたらしいですが、花柄のタイルの装飾がかわいらしいです(それにまとも。。)。バルセロナはガウディだけにあらず、芸術的建築物の宝庫ですね。
しかし今回はガウディを巡る旅です。
続いてはバスに乗ってガウディが手がけた公園、グエル公園へ。
バルセロナの高台にあるこの公園、当初はガウディのパトロン的実業家のグエルさんが近未来的住宅地を作ろうとしてガウディに建築を依頼したそうですが、住宅はほとんど売れず結局公園になったのだとか。確かにこんな熱帯砂漠みたいな空間にはあまり住みたいとは思わないかもしれません。。
公園の中心にある二つの建物もまた奇抜。おとぎの国のお家みたいですね。
トカゲがへばりついたような変なモニュメントもあります。
公園の麓にカフェスペースがあるのでちょっと休憩。
チュロスとコーヒーをいただきとても美味でした♩バルセロナには至る所にチュロスが売っていて、ずっと食べたかったんですよね。
散策再会。しかしエキゾチック?な不思議な公園です。
高台から見下ろすバルセロナの街は壮観です。
もう少しおとなしめのデザインにしておけば、グエルさんの近未来住宅地構造も実現したかもしれませんね。。
グエル公園の壮大奇抜な構想に驚いた後は、最後に、街中心のゴシック地区にあるガウディ初期の建築物、グエル邸を見学します。
ここはパトロンのグエルさん一家が住むためのお家で、初期の建築だからでしょうか、比較的まともでコンサバな感じです。
面白いというよりは壮麗な感じです。
ただ家の中央は大きく吹き抜けになっていたりして、やはり普通に住む家にしては凝った作りでちょっとドキドキしちゃいます。
そして屋上に行くと、やはり来ました、これぞガウディ!なオブジェの数々。家の中で主張できなかった分、ここで爆発したのでしょうか。
以上、摩訶不思議なガウディ建築を満喫しきった一日でした。
ガウディ建築は普段使いにはちょっと落ち着かないかなと思いますが、見る分には本当に面白いです。また、ガウディの精神を受け継いでか、バルセロナは街の至る所に変わったオブジェがあり、画廊や置物のお店なども発達しています。
次は、ガウディ以外にも目を向けて、そんなバルセロナの街を周遊します!