モルディブ・ココパームドゥニコル⑦:モルディブのクリスマス
ある朝、ヴィラのドアに掛かっているホテルからのお知らせ入れに、一枚の招待状が届いていました。
それは、今晩開かれるクリスマスイルミネーションのライトアップセレモニーへの招待状でした。
確かにもう12月も中盤を過ぎ、クリスマスが近づいています。そのため今日からクリスマスの飾りを島中に施している様子。イスラム教国ですが固いこと言わない。
レセプションもクリスマス風に。
いつも愛用している軽食バーのカウンターにもツリーの置物がおかれています。
そして、夜のライトアップセレモニーもこの軽食バーで行われました。
無料でワインやおつまみがサーブされ、ツリーに飾る願い事カードを渡されて、ツリーに飾るよう促されました。七夕の短冊みたいですね。私は「またココパームに来れますように」とお願いしました。
そして、イルミネーションの一斉ライトアップの瞬間。
皆で集まってその瞬間を見守り拍手しました。
バーの周りの木々も一斉にライトアップされました。
さらに、会場のバーを離れて島に出てみると、島の中心エリアの木々はすべてライトアップされていました!
メインのブッフェレストランも。
部屋に帰るいつもの木々に囲まれた道もこんなんになっていました。
これからクリスマスまで、夜はずっとこんなきらびやかな島になる様子です。
イルミネーションセレモニーの翌日、ヴィラのドアにもクリスマス風の飾りが施されていました。お正月の門松みたいですね。
そして、朝食会場のメインレストランも豪華に装飾されていました。
ばりばりのクリスマスの飾りの前でゲストを案内するムスリム女性のスタッフ。。少しシュールな写真でしょうか。でもお祝いごとですからね。
そして、この日の夜も新しいイベントがあり、その名もモルディビアンナイト。
おなじみの軽食バーが会場で、最初はモルディブ文化のプレゼンテーションからスタート。モルディブの歴史や現在の経済、文化などを紹介してくれて、かなり内容の詰まった硬派なプレゼンテーションでした。
続いて、モルディブの民族舞踊の出し物が。
陽気に踊るダンサー(ホテルスタッフかも)の皆さん。「皆も踊って!」と周りのゲストに呼びかけていましたが、ゲストが元々落ち着いた層が多いせいもあってかあまりゲストのノリは良くなくちょっとやりにくそうでした。
ライトアップセレモニーとモルディビアンナイト。我々の滞在中に開催された2大イベントでしたが、どちらものんびりしたリゾート滞在にほどよい刺激を与えてくれて楽しめました。
特にモルディブでクリスマス気分が味わえるなんて思ってもみなかったので、貴重な経験ができたなあと思います。個人的には島の木々は自然な方が落ち着くので、デコレーションしてしまうのはちょっと勿体無い気もしますが、でもクリスマスの特別感を味わえるのは良かったし、特に多くの欧米のゲストにとっては大事なイベントでしょうから、モルディブでもクリスマスを迎えられるように創意工夫をしているホテルの趣向は素晴らしいと思いました。
特に我々は実際にクリスマス&お正月価格になる23日前に帰ってしまったので、エキストラ価格を支払わずにその特別期間の雰囲気のお裾分けをしてもらったようなものでお得感がありました。モルディブでのクリスマスを味わってみたい方は、23日より前の1週間に滞在するのが狙いめです!
さて、楽しかった一週間も終わり、次はモルディブとのお別れの日です。