ビーチリゾートとヨーロッパの旅行記

2013年から2015年にかけてビーチリゾートとヨーロッパを旅行しまくった海好き女の旅行記です。帰国後は主に日本の美ビーチを巡っています。

モルディブ・ココパームドゥニコル①:ロンドンからモルディブへ

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ついにその時がやってきました。

昨年からビーチリゾートにはまり始めて以降、ずーっと行ってみたかったビーチリゾートラバーの聖地、モルディブ

まだ日本にいた今年2月には、悩みに悩んだ末モルディブではなく日本から直行便で行けるタヒチを選びました。

(その選考過程はこちらからタヒチ・モーレア島①:日本からタヒチ・モーレア島へ - ビーチリゾートとヨーロッパの旅行記

 

でもさすがにロンドンに住みながらモルディブに行くというのはせっかくヨーロッパにいながら勿体無いしきっと高いだろうしまず無理だろうと思っていましたが。。。

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イギリスは、ビーチリゾートを、そしてモルディブをこよなく愛する国でした。

本屋にはビーチリゾート雑誌があふれかえっていて誘惑してきます。

それもそのはず、モルディブイギリス連邦加盟国で、日本よりイギリスの方がずっと縁深い国なんですね。

 

クオニKuoniというヨーロッパ一の高級旅行会社もモルディブに最も力を入れており、そのホームページの充実ぶりたるや半端ないです。(各島につき美しい動画付きで紹介してますからぜひご覧あれ。)

http://www.kuoni.co.uk/maldives/hotels

 

さらに、イギリスのフラッグキャリア・ブリティッシュエアウェイズは、モルディブの首都マーレまで直行便を運営しており、リゾート滞在と組んで非常にお得なディールを多数提供しています。

http://www.britishairways.com/en-gb/destinations/maldives/holidays-in-maldives

 

イギリスでこれだけの誘惑にさらされ、珍しく暑いロンドンの夏に存外に忙しくどこにも行けない鬱憤がたまっていたある日、上記のブリティッシュエアウェイズのパッケージの申し込み画面をポンッ・・・と押してしまいました。

そしてイギリスの旅行ツアーやパッケージは、日本と違ってたとえ半年前であろうが一度申し込むとほぼキャンセル不可能です。

 

と、いうことで、ロンドンからのモルディブ旅行が決定!

年に2回もこんなビーチリゾートに行くなんて贅沢だけど、きっと日本に帰ったらまた馬車馬のように働く日々で時間なんてとれないだろうし、と言い聞かせて大奮発です。

 

申し込んだのは、まとまったお休みがとれる12月の、でも値段が高騰していないクリスマス前の7泊8日。モルディブは乾季で時期的にもいい時期です。

こちらでのツアーやパッケージは、7泊からが基本な感じで、しかも直行便で夜に発って朝にモルディブに着くフライトなので、丸一週間目一杯モルディブを満喫できる旅程になっていて非常にお得感があります。日本からだと乗り継ぎで夜に着いて、しかも水上飛行機で行く島だと空港近くで一泊して島には3日しかいれないツアーとか多いですが、そんな旅程はのんびり派のヨーロピアンには受け入れられないのだろうと思います。

 

そして選んだリゾートは、モルディブ人オーナーのナチュラルリゾート、ココパームドゥニコル。

Maldives Luxury Trip, Dhuni Kolhu 5 Star Resorts - Coco Palm Resorts

モルディブの島選びってものすごく大変で、どの島も良さそうで目移りして選びきれず、実はその辺も日本でタヒチを決断した理由の一つでした。しかし上記のブリティッシュエアウェイズのディールはそこまで多くの島を提供している訳ではないので、予算の範囲内で、と考えたらそんなに選択肢はなく、BAおすすめのココパームをあっさり選択することができました。(旅行会社Kuoniもそうですが、イギリスって高級志向なのか、リーズナブルで質素だけど海が楽しいダイビング向きの島!とかの選択肢があまりなく、かなりレインジの高めの島のディールが多く提供されている印象でした。逆にドイツでは、安くて海が楽しい島が人気と聞きます。国民性ってこんなところにもでるんですね)

今回は水上コテージではなくビーチコテージを選択しました。その方が安いし、それにヨーロッパでは、水上コテージよりビーチコテージの方が人気なんだそうです。ビーチでのんびりが大好きな人たちですからね。

 

ということで、前置きが長くなりましたがいざモルディブに出発です。

クリスマス色漂うロンドン・ガトウィック空港から。

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ガトウィック空港のブリティッシュエアウェイズ用搭乗ラウンジに早めに到着。さすがBAのラウンジは広くて快適です。

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ロンドンからモルディブのマーレ空港までは約10時間のフライトです。機長のウェルカムアナウンスも軽快で機内も皆リラックスモード。リゾート行きの飛行機は雰囲気が違いますね。

機内食はやはりカレー。とても美味しいです。

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数時間経過後、ふと窓を見ると夜の砂漠の中にひときわ目立つ派手な街が。。ドバイですね。写真ではうまく撮れませんがすごい迫力でした。いつかドバイも行ってみたい。。

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寝たり寝なかったりでうとうとすること約10時間、ついに窓の景色がモルディブらしくなってきました!

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リゾート島も見えてきました!手前の島はココアアイランドですね(←研究の成果)

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アナンタラディグ&ヴェリリゾート。

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島の名前当てを楽しんでいるうちにマーレ空港到着。

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入管に向かいます。

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入管は結構時間がかかりました。明らかなリゾーターは早いけどそれ以外は時間がかかる様子。

滞在先住所は?と聞かれ、「ココパームドゥニコル」と答えます。これでいいのかなと思いましたが、一島一リゾートなのでまさに住所は「ココパームドゥニコル」なんですね。

 

荷物を回収して出口に出ると、それぞれのリゾートの出張カウンターのようなものが並んでいて、ゲストを待っています。有名リゾートの名前がいっぱい!

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我らがココパームを探してきょろきょろしていると、ココパームの係の人がやってきて笑顔で荷物を運び、あっという間に水上飛行機乗り場行きのバスに乗せてくれました。

 

バスの窓は紫外線防止のためオレンジ色をしていました。心憎い配慮です。

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オレンジ色の窓越しから見る、空港島のフルレ島の海でさえとても綺麗な色をしていて、あーモルディブに来たんだとテンションが急上昇します。

 

そして、水上飛行機乗り場に着くと、リゾート専用の待合室に通されます。

水上飛行機乗り場にはそれぞれのリゾートが専用待合室を持っていて、リゾートの表札を掲げる部屋が並んでいました。これはアナンタラの高級リゾートキハヴァのお部屋。

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これはバンヤンツリーとアンサナイフル。姉妹ホテルだから同じ部屋なんですね。

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そして我らがココパームドゥニコルのお部屋。

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待合室も、木を基調としたナチュラルなココパーム色が出ています。ウェルカムドリンクをいただいて待っていましたが、ドリンクを飲み終わる間もなくすぐに水上飛行機の搭乗時間になりました。

 

水上飛行機乗り場のロビーを通って、乗り場に通されます。

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ロビーの外に見えるのは黄色と赤の水上飛行機。この黄色の飛行機と赤の飛行機、元々は別々の会社の飛行機だったらしいのですが、近年「無駄な競争は止めて更なるサービスの発展を目指そう」とのコンセプトのもと合併してTMAという「世界最大の水上飛行機会社」になったそうです(水上飛行機内で見たパンフレット情報)。

・・・確かにモルディブの水上飛行機市場で唯一になれば自動的に世界一でしょうね。。競争もなくなります。

 

で、我々は黄色の水上飛行機に搭乗。

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水上飛行機内は結構きついです。

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いざ、空港島のフルレ島を出発。

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水上飛行機の楽しみの一つは上空からのアイランドホッピング。早速最初の島が見えてきました。

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これは空港から一番近い老舗リゾート、クルンバ・モルディブですね。華やかです。

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お次のこの島はどこでしょうか?かなり研究したのですがわからない。。

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これはトラギリ・アイランドリゾートですね。

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ハート型が特徴のヴィイヴァンタ・バイ・タージコーラルリーフ。

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超ゴージャスリゾートのワン&オンリーリーテラ!でもビーチをすべて人工的に作った島と言うことでかなり不自然な形をしています。。

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これは住民島でしょうか。墨汁を散らかしたような島の周りの部分は何なんでしょう。

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そして、ついにココパーム・ドゥニコルが見えてきました!

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直接水上飛行機で島に降りるのではなく、島の近くの海にいかだのようなものが用意されていてそこにおります。

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そしてお迎えにきているボートに少し乗って島に向かいます。

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そして、ついにココパーム・ドゥニコルの島に到着!!

ああ、本当に島だ。。そしてビーチが広い。。

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着いたのはまだ午前中です。今日も、そしてこれから丸7日間、思う存分ここでくつろげるのです。。楽しみで長旅の疲れも吹っ飛びます。

 

次回から、7回に分けてココパーム・ドゥニコルとそこでの生活を書き綴っていきます。