スペイン・マヨルカ島③:ドイツ人のハワイ〜中世とモダンが融合するパルマ・デ・マヨルカ〜
マヨルカ島3日目。
今日も朝からニクセパレスホテル前の美しい眺望を見て目を覚まします。
海の眺望はいつまでも飽きることがありません。
うわー、寒いのに朝から泳いでいる人がいます。でもさすがに寒そうですね。
泳ぎはしませんが、我々も今日も朝の海遊びでウォーミングアップ。
ざぶーん
海辺に街が発達しているのが地中海っぽいです。日本では地震のせいかこうは行きませんよね。
地中海の海は透明度が高いと聞いていましたが、確かに綺麗です。
さて、最後の海遊びを楽しんだ後、今日はマヨルカ島の中心、パルマの街を観光します。
マヨルカ島は、「ドイツ人のハワイ」と言われるほどドイツ人客が多いそうで、確かに標識をよく見るとスペイン語の次にくる言語は英語ではなくドイツ語だったりします。
そんなドイツ人好きする街ではどういうことがおこるかというと
やたら清潔で整然とします。
港も道路も整然として綺麗です。
パルマの街は気候もよく、南国感満点なのに清潔感にあふれ本当に気持ちがいいです。
しかも、単なるリゾート専用の南国というわけではなく、歴史もあります。
街中には13世紀から建設が始められたカテドラル(大聖堂)が。
中々趣のある建物です。
正面
サイド
しかもこのカテドラル、中にはあのガウディが手がけた天蓋があります。
確かにガウディっぽいですね。
おどろおどろしいユニークな壁のデザインも面白いです。
見応えのあるカテドラルでした。
カテドラルの上には、このときは入れませんでしたが美術館があり、入り口付近の眺望は気持ちいいです。
この街は、カテドラル周辺の保存状態のいい中世らしさと
モダンな街並みが見事に融合しています。
現地の人が遊ぶ公園なども綺麗に整備されていて、住むにも良さそうだなあと思います。
一方でスペイン的な街並もあります。
でもその街並を一歩抜けると、ピーカンのヤシの実に迎えられ。
中世と、現代と、南国と、ヨーロッパ。すべてを味わえる街、それがパルマ・デ・マヨルカです。
さて、今日のお昼は、イギリスで買った英語のガイドブックに載っていた、パルマ湾にあるシーフードレストランでランチです♪
そのレストランはこちら。
レストラン入り口のカフェスペース
眺めが良くて地元民に評判のシーフード店、ということですが、確かに混んでいます。
幸運にも、窓際のとても眺めのよい席に座れました。港とカテドラルが一望できます。
そして念願のパエリアをオーダー。スペインに来たからには食べなくては。
迫力のロブスターパエリア。最初は鍋ごと持ってきて、お皿に取り分けてくれます。味も濃厚で本格的です。2人前からしか頼めなくてランチなのに結構値のはるお店でしたが、その価値はあると思います。
たらふく食べて満足した後は、パルマ市街でショッピングをして夕方まで過ごしました。
一応ドイツ人のハワイ、なので、お買い物街もそれなりに充実していました、ハワイほどではないと思いますが。ポンドより安いユーロで普段買わないワンピースやネックレスなどを購入して満足。
そして名残惜しいですが、夜になって光るカテドラルを瀬に空港に向かいます。
夜の便だったので空港で軽く夕食。さすがドイツ人のハワイ、空港にあるのもソーセージとキャベツの酢漬けです。
以上、2泊3日の冬のマヨルカ旅行でしたが、満足度は相当高かったです。
やはり基本的に海が好き、なので、たとえ冬でもビーチリゾートというだけでアガるうえに、見たことがないほど綺麗に整然とした南国、というのがとても良かったです。ショパンとサンドにも会えたし。。
朝夜や山のバルデモサは思ったより寒かったですが、そんなオフシーズンのおかげで人が少なく情緒ある雰囲気が味わえたと思われ、これはこれで良かったと思います。
もっとも、マヨルカ島は数多くのビーチがあることが売りで夏はどのビーチも大にぎわいのようなので、今度は夏に、ビーチホッピングをしに来たいものです。