長崎①:ハウステンボスと変なホテル
11月の飛び石連休を利用して長崎へ行ってきました♪
1日目は長崎のオランダ村、ハウステンボスに向かいます。東京ドーム30個分の広大な敷地にHISが建設したという類を見ないオランダ村。最初は赤字続きだったそうですが、ロボットなどの見世物や多彩なイベントを導入して今や大盛況の収入源なのだとか。
1年間オランダ暮らしをしていた身としては、どれほどのものか、楽しみです( ̄ー ̄)
長崎空港から車で30分間程度でハウステンボスに到着。山に囲まれた牧歌的な場所にあります。
ハウステンボスの正面ゲート。入ることは「入国」、出ることは「出国」というそうです。オランダになりきってますね。
入口前の駐車場にはズラーッと観光バスが並んでいました。大人気ですね。
一度荷物を置きにハウステンボスの入口近くの変なホテルにチェックインに向かうことにします。
変なホテルはこの先340メートル。変なホテルとはホテル名が「変なホテル」なのです。
何でそんな名前がつけられているかというと、文字通り変なホテルだから、ということのようです。ホテルの入口で出迎えてくれるのはまずは大きなガンダム!
フロントは恐竜と動かない女性。"Welcome to Henna-Hotel!" と非常にエレガントな発音で出迎えてきれます。
フロントの一番左の恐竜君。
真ん中の美しい女性。
右側の恐竜君。
3人とも日本語、英語、中国語、韓国語が流暢で、私達のチェックイン手続きを行ってくれます。私達が彼らの前に置いてあるタッチパネルに適切に入力すればですが。。
ロボット従業員、に見せかけた自動チェックインシステムを採用しているのですね。日本のオランダにある近未来ホテル!
しかし、そのロボットによる自動チェックインが行われるのは15時からのようで、お昼に着いてしまったのですがアーリーチェックインはできず、今の時間は本当に無人のようで従業員に荷物を預けたいと聞くこともできませんでした。
ホテルにいたのはずっとウロウロと掃除をしていたこのお掃除ロボット君だけ。
誰もいないガラス張りのロビーは太陽に照らされて静かな時間が流れています。
しかし人が来るのを待っていてもしょうがないので、荷物は駐車場に止めた車に入れて、ホテル脇の入口からハウステンボスの敷地内に向かうことにします!変なホテルの全貌。
変なホテルは2-3階建ての窓の大きないくつかの建物からなります。私が泊まったのは2階建のこの居住等です。お部屋は後ほど。
変なホテルの目前にはホテル日航がそびえ立っていました。こちらはヨーロピアンスタイルで素敵!その他、ハウステンボスの敷地の中にもいくつものヨーロッパ風の素敵ホテルがあるようでした。ハウステンボスに来たらどのホテルに泊まるか迷いますね(変なホテルは異色ですが)。
さて、そしてハウステンボスの敷地に入ってビックリ!本当にオランダ風の建物と池や運河に囲まれた広大な敷地!!
風車もあります。
エメラルドグリーンに光るキレーなため池。
その上をロープでライダーしている人もいれば、ボートで遊覧している人も。
ゴミ箱までオランダの家!可愛い😍
かと思えば道を走るメカニックな乗り物。ここはテーマパークなのですね。
美しいオランダ風の建物。というか実際のオランダの建物より優雅かも?ヨーロピアンスタイルです。
オランダの街並み。
カラフルなパラソルが空を彩る道も!キレー。そういえばこういう趣向のお祭り、住んでたナイメーヘンで見たことがある気も。
ボールプールで遊ぶ子供たち。子供の頃、ボールプール大好きだったなあ。
広場にやってきました。
お目当てはワイン祭り♩ワイン100種が飲み放題😍終日飲み放題でも2600円程度、5種で1000円。
おつまみメニューも豊富で、渡された小さなプラスチックのワイングラス片手に何杯も違う種類を選びに行ってはつまみ、昼間から極楽極楽♪
へべれけになって観光再開。ガンダムの置物がある建物の前の歌劇団入り口に長蛇の列です。なんでも元タカラジェンヌたちが踊っているのだとか。
こちらは佐世保バーガー認定店とな。佐世保バーガーって、実は味に特徴があるわけではなく、材料の一つでもいいから地元佐世保の食材を使っていると佐世保バーガーと呼ばれるらしいですね。だから佐世保バーガーを食べた人たちの感想はだいたい、「フツーのハンバーガーだった」です^^;
また運河にキレーな洋風の建物。
このオバQのようなキャラはいったい?
可愛いお化け。お化屋敷のようなアトラクション行ってみたかったけど、散策チケットだけで入場しているので、アトラクション利用の3300円をケチって断念。
街中に流れる運河。本当にオランダを思い出します。
癒されるー。
敷地の前にはハーバーが。ここにプライベートヨットでやってきてハウステンボスに立ち寄るセレブも多いのだとか。
そのハーバー沿いの、オランダらしい家々の前をブラブラ。
すると「アムステルダムシティ」と言われるアムステルダムの中心を意識したエリアが現れました。わーお、本当のアムステルダムより都会で立派!
ちょっと季節じゃないみたいだけど、バラ園も。
観覧車も。この近くでバンジージャンプもやってました。
風車も迫力。
アムステルダム広場では、野外ステージできらびやかな衣装のダンスの催しとその前で一緒に踊るノリノリなお客たち。私達もつられていえいいえい♪
そうこうしているうちに日が暮れ、極め付けがこの夜景。キレーI !!
この塔、ドムトールンの七変化するイルミネーションがとにかく迫力でした。
そしてその夜のイルミネーションとパレードをゆっくり見るべく、予約していた夜のボートトリップに繰り出します♩
ボートトリップ出発所の、ドムトールン前の船着場周辺の運河沿いのオランダっぽい建物の部屋には明かりが灯り、実際にホテルとして利用されているようでした。今度はあんな場所のホテルに泊まってみたいなあ。
ちなみに、写真は取り損ねましたが、この船着き所の運河の正面にある迎賓館という建物は超VIP用のホテルらしく、マイケルジャクソンが貸し切りで泊まったこともあるのだとか。あと和田アキ子さんとか、各国の要人とかも利用したらしいです。
で、ボートトリップでは、夜景パレードのご一行に沿うように運河沿いをゆっくり流れて、パレードを見ることができました。写真は大きなドラゴン?
ボートトリップの後は、ホテルアムステルダムのブッフェでディナー。ブッフェなのに料理もとても凝ってて美味しかったし、長崎ワインも堪能できて最高でした。
ホテルを出たところにあったお城のような建物。本当におとぎの国みたい。
最後に沢山あるお土産ショップでお土産を買ったりして、そろそろハウステンボス出国の時間です。こちらは長崎カステラが集合しているカステラの城。この他「ワインの城」とか「チーズの城」とか、ショップは色々充実していました。
七色に光る運河の夜景を見て、ハウステンボスも見納め。素晴らしい「国」でした。
変なホテルに帰宅。こざっぱりしたモダンな内装です。
ベッド脇には、おしゃべりに答えてくれるチューリーちゃん。チューリーちゃんとのコミュニケーションはタッチパネルが助けてくれます。でも、あんまり賢くないチューリーちゃんですが、今後の成長に期待ですね。
ということで、ハウステンボスと変なホテル、趣向が凝らされていて想像以上に良かったです。
ハウステンボスはとても広大で、建物も運河も細部までしっかり作り込まれていて、本物のオランダよりオランダらしくて綺麗なんじゃないかと思うほどの見事な空間でした。ディズニーランドのように混んでないし、ゆったりできて、何日でものんびりできそうでした。ハウステンボスの周りにはリゾートマンションが建っていましたが、老後にそこに移住して年間パスポートで毎日ハウステンボスに行っておとぎの国で暮らすような生活もいいなあと思いました。。
変なホテルは、更に人工知能を発達させてもう少しロボット達が賢くなると良いホテルになるでしょうね。設備は綺麗で申し分なかったです。朝食も美味しかった。
さて次は、長崎市内観光です♩