沖縄・石垣&竹富④:碧色の絶景・川平湾とお魚いっぱい・米原海岸
沖縄離島3日目。今日は石垣島観光の日です。
2泊して絶景ビーチとのんびり水牛の街を満喫した竹富島ともお別れ。最後は快晴の竹富島港から。
竹富港から石垣島へ連れて行ってくれるのは、八重山観光フェリーのにぃぬふぁぶし号。
そして再びこんにちは、石垣港。
石垣島に付いたら、まず荷物を置くべく、本日一泊するホテル、ベッセル石垣島に向かいました。石垣港やバスターミナルから近く、評価サイトでの評価が良かったので選んだビジネスホテルです。
まだチェックインできる時間ではないので、荷物を預かってもらい、ついでに川平湾までのタクシーを呼んでもらってこぎれいなロビーでリラックス。
こちらのホテル、後で泊まったお部屋は普通のビジネスホテルでしたが、石垣島は一日で観光して回る予定だったので、リゾートホテルでなくても十分と判断しましたが、それで良かったと思います。
海沿いに離島を眺めながら、山の多い石垣島を川平湾に向かってタクシーを走らせてもらいます。石垣島は結構大きいので、ペーパードライバーでレンタカーが利用できない私たちにはタクシーは必須でした。バスは時間が合えば、という感じでしょうか。
今日は川平湾を見てその後米原海岸に泳ぎに行こうと思うんですよと話していたら、タクシーの運転手さんが、満潮と干潮は事前に調べた方がいいとか、米原海岸の離岸流には気をつけた方がいいとか、色々と教えてくれました。タクシー利用の利点はこうして運転手さんに良い情報をもらえることでもあります。
さて、景勝地として有名な、川平湾の公園前にやってきました。グラスボートのチケットを買って、いざ川平湾に向かいます。
公園を進んで行くと。。
うわあ。ミシュランに選ばれた絶景の湾が広がります。
「川平ブルー」と呼ばれるというエメラルドグリーンの海に吸い寄せられるように降りて行くと
透明度が高く穏やかな波とそれに浮かぶボートが間近に現れます。
川平湾は遊泳禁止なので、この海の中を見るためにはグラスボートに乗って船から覗くしかありません。
ということで、いざグラスボートで潜水。
グラスボート内では、こういうガラスののぞき口から皆で水中を覗きます。
見られるのは、色とりどりの珊瑚にお魚。
川平湾名物という大きな貝?の集団も。
湾の見所をぐるっと周遊して石垣島に戻ります。なかなか見応えのあるグラスボートでした。ちなみに「グラスボートは酔う」という話を聞いたことがありましたが、全然揺れず、酔いませんでした。
少し引き潮になってきた川平湾。その景勝も海中も満足のスポットでした。
お昼になったので川平湾の公園内にある「公園茶屋」でご飯にすることにしました。
八重そばが付いたゴーヤチャンプルー定食。甘めの味付けで美味しかったです。
腹ごしらえをし、正午になってますます海の色が鮮やかになって名残惜しいですが、ホテルからタクシーを走らせてくれた運転手さんと再び待ち合わせをした時間になったので、川平湾を後にします。
再び迎えにきてくれたタクシーの運転手さんにまた島の説明を受けながら、次は川平湾から車で10分程度の、米原海岸に向かいます。
駐車場と、簡素な着替え施設等があるだけの天然の米原ビーチに到着。運転手さんも「米原海岸にお店とかあったかな・・・?」と言うほど、あまり整備されているイメージのないビーチのようです。
しかし、小さいけどマリングッズ(シュノーケル用品やマリンシューズなど)やパラソルなどのレンタルが充実している売店が一つ、ちゃんとありました。
なぜなら、この米原海岸は。。
この海のまだら模様から想定されるように、珊瑚とお魚がいっぱいいる、シュノーケルスポットとして有名なビーチなのです!
山に囲まれた入江のようになっていて、波も非常に穏やかな米原海岸。こんな静かな海に魚がいるのかな?と半信半疑でしたが
潜ってみるとすごいです!
カラフルなお魚と珊瑚のパラダイス。
ビーチエントリーしてほんの数メートルで、こんなに立派な珊瑚が広がる海は始めてです。
しかも浅瀬に珊瑚が密集しているので、たとえ泳げなくても、かがんで水面を覗いただけで、珊瑚とその周りを泳ぐいろんな魚を見ることができます。
というか、透明度もとても高いので、潜らなくても立って水面を見下ろすだけで魚が見えるくらいです。
水面下では本当にもう、魚がうじゃうじゃ。
手をかざすと寄ってくるし
生き生きとした珊瑚も
綺麗な熱帯魚も
大きめの面白い魚もいて、生態系も豊富であきません。
そしてかなり沖まではどこまでも浅瀬が続くので、初心者でも楽に、のんびりとシュノーケリングが楽しめると思います。(我々はシュノーケルマスクではなく単なる水中眼鏡で十分たのしめました)
米原海岸、恐るべし。沖縄って本当にすごいですね。
しかし、さすがに干上がってきたのでそろそろ楽しいシュノーケルタイムも終わりにすることにしました。干潮近くに言ったから、特に浅瀬で泳ぎやすかったようです。
レンタル用品も充実しているし、米原海岸、お手軽で満足度の高い最高のシュノーケルスポットでした。さりげない貝殻の灰皿もお洒落。
さて、帰りのバスまで少し時間がるので、米原海岸の周辺の何もない地帯を、カフェを求めてさまようことにした私たち。と、そこへ、ん・・・?
何やら不思議な置物と文様の建物を発見!
幼稚園かな?と思いましたが違うらしい。こういう柄の焼き物、置物を置いている、米子焼工房という地元のお土産屋さんのようです。
お迎えにも米子焼工房の建物が。こちらで作っているのですかね。
そして、この工房のお土産屋さんの隣にある、山の麓のこの空間にまたびっくり。
なんだこの空間はー。
米子焼工房さんが作っている幸せいっぱいのパワーゾーンで、平成31年に出来上がる予定だそうです。
池の周りを不思議な置物がいっぱいで囲んでいます。
小さな丘も奇妙な巨大置物達が占拠しています。
ビックリマンの悪役みたいな置物も。
キジムナーシーサー?の幸せエネルギーによるパワーゾーンを目指しているそうです。平成31年に完成したらぜひまた見に来てみたいものです。
さて、不思議な空間を体験しましたが、グーグルマップを頼りにカフェを探して誰もいない道を歩きます。
すると登場しました、人里離れた場所にひっそりとたたずむ、しかしインパクトの強いモダンなカフェ「Imagine」。
店内もレトロモダンな感じで、エルビスプレスリーやオードリーヘップバーンなどの大きなポスターが貼ってあったりしてパンクロックな感じです。マリン用品のレンタルや、シャワーの貸し出しもしているようでした。
そしてここの宇治抹茶かき氷、もう、絶品でした。手作りの白玉とあんこがめちゃくちゃ美味しい。田舎道を頑張って歩いてきて良かったです。
さて、最高のシュノーケルに加え、不思議な工房や絶品かき氷のカフェとの出会いもあった米原キャンプ場周辺を満喫しきったところで、バスに乗ってホテルのある石垣島市街地まで帰ります。このバスはかなり迂回して石垣島をほぼ一周したので、ANAインターコンチネンタル等のホテルも垣間見れて時間はかかったけど面白かったです。
ベッセルホテル石垣島に帰って、お部屋にチェックイン。部屋はこじんまりとして完全なビジネスホテルです。
窓からの眺めは、石垣島の市街地を一望できてなかなか良いです。
そして夜ご飯は、ホテルの近くにある「石垣島きたうち食堂・浜崎本店」さんで石垣牛の焼き肉に!何とこの日はたまたま牛肉が半額デーだったそうで長蛇の列。
「半額」につられてしっかり並びましたが、メニューを見ると、半額になっているのは一部の牛肉で、最高級肉とかの値段に変更はないようです。しかしせっかくの半額デーということでついつい半額のお肉ばっかり頼んでしまい、結果として、まあまあ、な夕飯になってしまいました。やっぱり良いものはケチケチしていては食べられませんね。。
石垣島最後の夜、食欲はとどまることを知らず、帰り道にあったラーメン屋にも立ち寄り。
焼き肉後の締めのラーメン。あっさり醤油味で美味しかったです。
ということで、石垣島&竹富島の3泊4日の沖縄初離島旅行でしたが、竹富島の絶景コンドイ浜&のんびり水牛の昔ながらの街も、石垣島の絶景川平湾&米原海岸のシュノーケル三昧も、本当に満足度の高い最高の旅行でした。海が間違いなく世界レベルのビーチリゾートであり、日本らしい町並みと美食が満喫できる沖縄は、やはり特別で素晴らしいです。沖縄の離島、まだまだやってきたいと思います。