ビーチリゾートとヨーロッパの旅行記

2013年から2015年にかけてビーチリゾートとヨーロッパを旅行しまくった海好き女の旅行記です。帰国後は主に日本の美ビーチを巡っています。

沖縄・石垣&竹富①:羽田から石垣&竹富島へ〜新石垣空港とホテルピースアイランド竹富島

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お久しぶりです。

帰国後初の連休は、私が南国旅行にはまり始めた原点である沖縄の、まだ行ったことのない離島に行くことにしました!しかも海外に飛んでいた2年間で貯めたマイルを使って、羽田・石垣間の直行便で行くお得な旅です♩マイルを使って取れる席って限られていて通常は人気の路線ではなかなか使えないのですが、この夏はANAが沖縄線に限り無限定にマイルを使えるキャンペーンをやっていたので、全体で残り5席とかの席もマイルで取れてとてもラッキーでした。

旅程は3泊4日で、竹富島2泊、石垣島1泊です。石垣島を拠点に離島を巡るのが通常かと思いますが、我々は昔ながらの小さな島、竹富島でのんびり過ごすことをメインにしました。

 

さて、行きは久しぶりの羽田空港から。

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「駆け込み搭乗は、危険どころかできません!」あはは、そりゃそうだ。

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国際線のクセで(←いやみ)だいぶ早く着いてしまったので、空港内の「広東家菜」で担々麺を食べて腹ごしらえ。空港でラーメンが食べられてそれが美味い。。。日本て素晴らしいです。ここの担々はひき肉の粒が大きくて食べ出があって美味しかったです。

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いざ石垣島へひとっ飛び。新空港ができたおかげか、お昼前という早起きしなくて良い時間に直行便があって、早起き不可+直行便至上主義の私には本当にありがたいです。

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気流が乱れる路線のようで終始揺れっ放しで怖かったですが、3時間近く経ってようやく南の島々が見え始めてきました。離島って結構遠いんですね。

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新石垣空港到着。

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2013年に開港したという、「南ぬ島」空港という名の新石垣空港。空港内は新しくて綺麗で、豊富な郷土料理チェーンのメニューを開放的なテラス席で皆が舌鼓しています。

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我々も着いてすぐ、「ミルミル本舗」という地元の食材を使ったジェラート屋さんで一息つきました。空の旅の後に空港内にこういう充実したお店があるとたまらなく嬉しいです。

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そしてこの「ミルミル本舗」の牧場から直送という絞り立てミルク味のジェラートと、「フーチバー」というよもぎ味のジェラート、絶品でした。絞り立てミルクそのものもコクがあって美味しい。もう既に石垣島に来て良かったという思いに満たされます。

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腹ごしらえの後は、空港バスで石垣港離島ターミナルへ向かいます。今日の目的地は、石垣島のお隣にある小さな島、竹富島です。

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バスでは海と牧歌的な石垣島の風景を眺めながら、約40分。ちょっと遠いです。

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石垣港離島ターミナル到着。

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ちなみに、この石垣港離島ターミナルの周りは、石垣島の中では都会なエリアのはずですが、結構閑散としています。竹富島には本当に何もないとホテルの人に聞いたので、忘れてきた日焼け止めや化粧水などを買いたかったのですが、ここにもあまりお店がない。。

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地元らしい食べ物屋さんはぼちぼちありますが、離島に行く前に旅支度を補充しようとか思うと何もありません。

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ただ少し歩いたところにファミマがあるので、細々とした物はそこで買うといいと思います。私は結局ファミマで忘れてきた化粧水とか日焼け止めとかをゲットしました。(石垣港離島ターミナル内にも最低限の日焼け止めや海用品は置いていますが、都会的な物はコンビニが一番と思います)。

 

さて、準備を整えて、いざ、八重山の島へ、竹富島へ。空港バス利用者にもらえる割引券を使って竹富島までの往復フェリーチケットを購入します。

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ちょっと曇りがちの天気で、海がキラキラ、というわけではないのが残念ですが、竹富島、楽しみです。

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我々を竹富島へ連れて行ってくれるのは、「ちゅらさん2号」。

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船内は立派です。

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そして、あっという間の15分で、竹富島港に到着。到着後、すぐにお願いしていたホテルの送迎車に乗せてもらってホテルに向かいます。

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港から5分も経たないうちに到着したのが、竹富島での我々のお宿、ホテルピースアイランド竹富島です。

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竹富島でリゾートと言えば、かの星のや竹富島、かと旅行計画時には思っていたのですが、さすがにお高いし、せっかくの沖縄なのにディナーがフレンチであると聞いて断念し、同じように伝統的な赤煉瓦のコテージタイプで沖縄の郷土料理が美味しいと評判のこちらのお宿にしたのです。

 

こぢんまりとしたぬくもりのあるロビーでチェックイン。ホテルの若い従業員さん達は、「ホテルマン!」という感じではないですが、飾らず親切です。

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ウェルカムドリンクは甘くないハイビスカスティー。ポカリを飲んで糖分を補給した後だったのでちょうど良かったです。

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チェックインが終わるとお部屋に通されますが、共有スペースはこぢんまりとした赤煉瓦の集落が再現されていて、静かで落ち着く空間でした。

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それぞれのコテージの屋根には、伝統のシーサーも、きちんと飾られています。

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そしてお部屋も、広くて快適です。

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コテージタイプなので、屋根は木造の作りがむき出しになっていて風情があります。

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このホテルで驚いたのは、部屋の調度品がとても凝っていることです。デスクもちゃんとした木製だし、チェアやテーブルにも縄で編み込まれた模様部分があるなど、細部に風情がありました。

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デスクの端に置かれたコップ類も、お茶用、お水用、そしてコーヒー用とそれぞれ用意されている上にどれも凝った一品です。

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テレビにも和風の布が架けられています。電子レンジや冷蔵庫まできちんとした物があって、長期滞在用にも使いやすいように作られているようです(ただ我々は冷蔵庫の音がうるさかったので電源を切ってしまいましたが。。)

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ただ、ここのお宿の唯一の欠点は、ヤモリが出ます。これはこのお宿に限らず南国のコテージなら宿命なのかもしれませんが(モルディブのホテルでも出ましたし)、恐らく必ず出ると思います。初日は2〜3匹が壁をちょろちょろしていました。ただ、ヤモリは他の虫とかを食べてくれて「家守」と呼ばれる存在らしく、田舎の一軒家ではむしろ歓迎されるべき存在らしいです。実際にそのおかげかそれ以外の虫とかは一切出ませんでしたから、ヤモリ自体が許容できる人なら問題ないと思います。なれると、可愛い気がしなくもないですし。。

 

さて、着いたのは夕方でしたが、夜ご飯まで近くの夕日スポットを見にちょっとお散歩へ。ホテル前の道は荒涼とした車道です。

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石垣島竹富島には一週間前に歴史的な台風が到来して植物を壊滅させてしまったらしく、普段はこのような赤い花々が咲き乱れる竹富島らしいのですが、今は一輪見つけるのがやっと。

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でも、伝統的な家屋が並ぶ風情ある町並みは健在です。

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ガイドブックにも載っている貝のアクセサリー屋さんもホテルの近くにありました。私はアクセサリー類興味なく残念ですが。。

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さて、目的地である海辺の夕日スポット、西桟橋に向かいます。

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沖縄風のお墓が並んでいました。瀬底島で見たものと似ています。

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海が見えてきました。

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島一番の夕日スポットだという、西桟橋です。

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ただ残念ながら、今日は曇っていて夕日も何もない状況です。

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海は満ち潮。明日、干潮時との落差に驚くことになります。

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雲の隙間から夕日の片鱗を見つつ、今日は日の入りを待たずに帰宅することにします。

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ホテルに帰ると、コテージがライトアップされてますます風情ある空間になっていました。

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そしてご飯はこの小さなレストランスペースでいただきます。

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お刺身に石垣牛、ラフティーの小鉢やゴーヤの漬け物(←美味!)などの豊富な郷土料理のお夕食です。これに泡盛やシークワーサーサワーと一緒にいただくと完全に沖縄気分に浸れて最高です。とても美味しかったです。

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ということでほぼひたすら移動と舌鼓の日でしたが、空港でもホテルでも美味しいものだらけで満足な一日でした。

明日は竹富島の美ビーチ&牛車で集落を観光します。