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ビーチリゾートとヨーロッパの旅行記

2013年から2015年にかけてビーチリゾートとヨーロッパを旅行しまくった海好き女の旅行記です。帰国後は主に日本の美ビーチを巡っています。

ギリシャ・エーゲ海クルーズ①:ヴェネツィア発、極楽クルーズで巡るギリシャ諸島ホッピングの旅

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クルーズ。ーそんなものは怠け者のお金持ちの道楽か、引退して余暇を楽しまれるご老夫婦の旅行のための交通手段、だと思っていました。

まさかそれに、自分が乗る日がやってくるとは。

しかし日本からはるばるゴールデンウィークの連休と有給を駆使してやってきてくれる友人の、「ギリシャ」で「ゆっくり」したい、という希望と、もう一度「ギリシャ」の「島々のビーチ」を巡りたい、という私の欲望を、同時にかなえてくれるもの、それはギリシャの島々を巡るエーゲ海クルーズしかありませんでした。

しかも調べてみると、クルーズって最近は大衆化しているらしく、そんなに目が飛び出るほど高額なわけじゃないんですね。むしろクルーズ滞在中の同じ日数を、クルーズ船が立ち寄るようなヨーロッパの高級リゾート地のまともなホテルで過ごすより、遥かに安いといっても過言ではありません。結局、土地代って一番高いんですかね。

 

ということで、友人とエーゲ海クルーズに出発することにいたしました。

ギリシャに立ち寄るクルーズで、友人がやってくる日程で選択可能なクルーズは一択だったので選びやすかったです。それはノルウェージャン ジェイド Norwegian Jadeというクルーズ船の、ヴェネツィア発着の7泊8日のエーゲ海クルーズ。手配は、旅行を決めたのが一週間前という直前だったので、ネットで見つけたアメリカの下記のクルーズ予約会社で行いました。

http://www.cruises.com/

多くのクルーズ会社のクルーズを複合的に扱っているサイトで、電話は24時間対応、一度相談すると専属のコンシェルジュが付いて予約から出発まで色々と相談に乗ってくれるので、とても便利でした。価格も、そんなに他社と比べた訳ではありませんが、少なくともNorwegian社から直接予約するよりも割安でした。しかも今回は直前だったためか、船内のアルコール&ジュース飲み放題のサービスが付いていました。クルーズ内は食べ物は無料でも飲み物代で最後の清算が跳ね上がると聞いたことがありますので、これはお得です。日本からクルーズを予約するとすると旅行会社を使うのでしょうかね(しかし少なくとも1週間前の直前だと、日本のクルーズ専門旅行会社では予約は閉め切られているようでした)。クルーズはアメリカで最もポピュラーなので、規模の経済が働いてアメリカの会社の提供する価格が最も安いのではないかなあと思ったりしますが、クルーズ発着都市までの航空費を入れると日本の旅行会社の方が良い場合もありそうですね。

 

さてクルーズ市況考察はこのくらいにして、ウキウキのクルーズの日程は以下の通り。

1日目・・・18:00:ヴェネツィアから出発

2日目・・・終日:海でのリラックス・デー(要は一日移動)

3日目・・・8:00〜15:30:コルフ(ケルキラ島)、ギリシャ

4日目・・・13:30〜22:00:サントリーニ島ギリシャ

5日目・・・8:00〜18:00:ミコノス島、ギリシャ

6日目・・・9:00〜18:00:オリンピア(カタコロ)、ギリシャ

7日目・・・終日:海でのリラックス・デー(要は一日移動)

8日目・・・8:00:ヴェネツィア

行ってみたかったヨーロピアン伝統の元祖・ギリシャのリゾート地、コルフが入っています!そしてビーチラバーの憧れのビーチ島、ミコノス島も!サントリー島は一度行きましたが人生でもう一度あの絶景が拝めるなんて。。最後のオリンピアはあまり興味ありませんが、まあ、一つくらいは遺跡があっても。

最初と最後の丸一日ずつを終日船でゆっくり過ごせるのも、のんびりできて悪くない行程です。クルーズの中には、同じ日数で上記に加えてクロアチアに行ったりトルコに行ったりするような盛りだくさんなクルーズもあるようでしたが、そういうクルーズは毎日休みなくどこかに立ち寄ってかつ立ち寄り時間も短い感じでしたので、それよりは寄港先を絞ってゆったりできる方が良いです。ギリシャオンリーではありますが、それもまた贅沢というもの。

 

前置きが長くなりましたが、いざ、クルーズ旅行に出発です。

日本から来る友人と集合したミラノから、発着港であるヴェネツィアまで、イタリアの高速鉄道frecciargentoで向かいます。ミラノ中央駅のホームは立派です。

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2時間半ほどで、ヴェネツィア・サンタルチア駅に到着。2度目のヴェネツィアです。こんなに早くまた訪れることになるとは。

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しかし今回は、ヴェネツィアの風光明媚な水辺の街を見ることが目的ではなく、ヴェネツィア本島の端にある大型船のターミナルに向かうことが目的です。船のターミナルには水上バスのヴァポレットも出ていないし、水上タクシーで行くとめちゃくちゃ高いので、徒歩&専用モノレール?を駆使して行くしかないです。しかもモノレールの駅まで段々の橋をスーツケースで渡ったりしなければならず結構大変。しかし需要のある所に供給ありで、10ユーロで専用モノレールまで荷物を台車に乗っけて持って行ってくれる業者さんがいました。助かった。

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これがモノレールの駅。どうやらヴェネツィア・メストレ駅の方から、本島の周辺を走っているモノレールのようです。もしかしてメストレ駅で乗り換えた方が簡単だったのかも。

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ヴェネツィアのガイドブックなどには載っていない圏外エリアなので、よくわからず周りの同じくクルーザーと思われるスーツケース持参の人たちも「これは駅なの?」「クルーズ発着所はどこ?」と右往左往していました。

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モノレールに乗ると、眺めの悪くないベネツィアの水辺を走りますが、わずか1駅で船のターミナルの最寄り駅に着き降車。普通の陸の街なら本駅からタクシーですぐいけそうな距離ですが、さすが水路の街ヴェネツィア、交通は効率悪いです。

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最寄り駅に降車後もだだっ広い船のターミナルを結構歩かされます。ありました、Norwegianクルーズはあちらのマーク。ここはクルーズ専用の発着所のようです。

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ようやくノルウェージャンの発着所にやってきました。列に並んで、チェックイン手続きを行います。

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クルーズの出発は18時なのですが、12時からチェックイン開始で、16時までには全員乗船していることが求められていました。私たちは13時頃にヴェネツィアに着き、チェックインを終わらせてから少しヴェネツィア観光をして16時までに船に戻ればいかな、という計画でいたのですが、とんでもなかったです。クルーズ発着所は辺鄙な場所にあってヴェネツィアの中心まで結構かかるし、チェックイン手続きも1〜2時間かかります(下のような船の前の大きな建物の中で、順番に乗船を待たされます)。運営側としても、チェックインしてから再び船の外に出ることは想定していないようでした。

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ようやくチェックイン手続きを終わらして、いざ船へ。おおーー船は大きいです。

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ずらりと並ぶ客室のバルコニーとともに、救命ボートも並んでいます。いざというときは全員を収容できるのだそうです。

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船内に入ると、船の操縦士さん達がお出迎え。赤い絨毯の引かれた豪華な船内で、早くも乗客達がくつろいでいます。

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大型ホテルのロビーのような、広くて豪華なレセプションエリア。クルーズ初体験の私たちは豪華な船内にぱちくりしていますが、既にソファにかけてリラックスモードで社交をする乗客の皆さん。クルーズってリピーターが多いらしく、このクルーズも7割以上がリピーターだったようですから、皆さんもう慣れてるんですね。

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船は13階建てで、上のような広いロビーのようなエリアが6階、7階及び最上階にあり、上の階は主に客室、下の階は客室の他エンジンなど船の機関部分が占めているようでした。船の中央及び両端には赤絨毯の立派な階段。

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エレベーターまであります。ここはホテルです、と言われても全く違和感がありません。クルーズは「動くホテル」と言われるそうですが本当ですね。

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さて、いざ我々の客室へ。私たちの客室は11階。客室階の廊下、長いです。

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客室には窓のない内側の客室、海が覗ける窓だけがある客室、そしてバルコニー付きの客室がありますが、我々は移動中も海を満喫したかったので、バルコニー付きのお部屋にしました。 

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お部屋は綺麗で、収納スペースが豊富にあり、ベッドも寝心地が良く大変快適でした。陸地のホテルと比べても全く遜色ない、むしろ4つ星以上のレベル感でした。

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しかもちょっと奮発して、19平米の通常のバルコニー部屋ではなく、27平米の「ミニスイート」と呼ばれるバルコニー部屋にしたため広かったです。違いはこのソファ部分があるかないか。

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また、ミニスイートにはお風呂にバスタブが付いていたのも嬉しかったです。お湯の出ももの凄く良くて気持ちがよかった。排水とかどうしてるのでしょうか、ただ垂れ流していないと良いけど。。

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タオルもふかふかで、バスローブとスリッパも付いていて、全く不満のないパーフェクトに近いお部屋でした。ただ石けんやシャンプーの品揃えは悪いので(石けんがなく固定された液体ソープだけ)、それらは持参した方がいいかもしれません。化粧水なども当然ないです。

 

そしてこのお部屋のバルコニー。

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今見えるのはヴェネツィアの船ターミナルですが、これからエーゲ海を見渡しながらここで7日間も過ごせると思うと、期待が高まります。

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さて、これから「出航セレモニー」があるというので、会場である船の屋上に行ってみます。プールもある遊び場になっている船の屋上で、すでに大勢の人が集まってダンスをしたりジャグジーに浸かったりしています。

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バーベキューなど食べ物も振る舞われていました。船内では基本的に食べ放題です。

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喧騒を離れて、船の最も高い展望台部分で景色を見渡している人々もいます。

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ついに船が動き出しました。出航です。ターミナルを離れて、美しいベネツィアの街が見えてきました。

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「出航セレモニー」とは、皆でヴェネツィアの街を見ながら船の門出を祝うことだったんですね。オープンテラスで一杯やりながら街を臨む人々も。

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船の先頭に行くと、ヴェネツィア本島と対岸の島の間の水路をかき分けて進む光景が見られます。この水路は以前ヴァポレットでも通りましたが、大きなクルーズ線の最上階から眺める景色は別格です。なぜギリシャの島々に行くのにヴェネツィアから行くんだろう。。と思っていましたが、この発着のヴェネツィアの町並みも、クルーズの売りの一つなのかもしれません。

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サンタ・マルコ広場に近づいてきました。

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船の先頭で他の人々と景色を見る場所の確保を競いないがら背伸びをしていたとき、ふと友人が、「そうだ!私たちには部屋のバルコニーがあるじゃない!!」と叫びました。あ、本当だ!!

 

急いで部屋に戻ったら、案の定、バルコニーからどかんと見えてました、サンマルコ広場沿いのドゥカーレ宮殿

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人を押しのける必要もなく、優雅にチェアに座りながらヴェネツィアの街が過ぎるのを見届けることができたバルコニー。やはりバルコニー付きにして良かった。

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ということで、ヴェネツィアの街を優雅に見下ろしながら出発したエーゲ海クルーズ。次回から、その極楽な船での生活と、立ち寄ったキラキラ輝くギリシャの島々の記録を綴って行きます。