ビーチリゾートとヨーロッパの旅行記

2013年から2015年にかけてビーチリゾートとヨーロッパを旅行しまくった海好き女の旅行記です。帰国後は主に日本の美ビーチを巡っています。

イギリス・ロンドン③:無料で巡るロンドン・ミュージアム編

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他のヨーロッパの主要都市と同様にあるいはそれ以上に、ロンドンには数多くの美術館や博物館がありますが、その最大の特徴はそれらのほとんどが無料だということです。もちろんドネーションは望まれていますがあくまで任意です。

ですからミュージアム巡りはロンドンに住む者なら頻繁に行いたいところですが、なぜか人は(私は?)あまのじゃくで、ただでいつでも行けると思うとついだらけてしまって結局あまりその環境を生かして芸術的知見を深めるには至りませんでした。。

 

しかし、最低限の代表的なところは形だけでも行ってきたので、その記録をとどめておきます。

 

まずは名物の大英博物館

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古代エジプトからギリシャ、アフリカに至るまで幅広いお宝を貯蔵しています。さすが大英帝国の強奪力。

 

中央のロビーはグレートコートと呼ばれ建築家ノーマン・フォスターがデザインしたらしいです。天井がお洒落で印象的です

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続いてトラファルガー・スクウェアにあるナショナル・ギャラリー。

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こちらは西欧絵画のコレクションがもの凄く豊富です。特にイタリア画とオランダ画。あとコンピューターで絵画を検索できるスペースが充実していて、そこで絵画を検索&閲覧して一日過ごせる感じでした。貯蔵品多すぎますからね。

なお、私が行ったときには「2つのゴッホのひまわりを並んで見られる」という特別企画が行われていて、日本人の係員さんに「絶対見て行くべき!」と日本語で説得され、その2つのひまわりが並んだ部屋に入るために長蛇の列を待って見に行きました。これは、ナショナル・ギャラリーがもともと持っていたひまわりと、アムステルダムゴッホ美術館から一時的に借りることができたひまわりを並べました、という企画で、ゴッホのひまわりが2つ以上同時に集まるのは70年ぶりだか何だかという話で、大盛況でした。ちなみに、2つのひまわりを見てみたところ、ナショナル・ギャラリー所有のひまわりより、断然にゴッホ美術館所有の借用中のひまわりの方がひまわりがつやつや、生き生きしていました。ひまわりの中にもいい悪いがあるんだなあということと、本家オランダはやはりいいひまわりは手放していないんだなあということを感じました。

 

続いてナイツブリッジにあるビクトリア&アルバート博物館。

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ここは趣向が変わっていて、世界各地の「デザイン」に特徴がある品々を集めている博物館です。東洋の彫刻や近現代の家電用品まで面白い物がそろっています。クリスチャンディオールやイブサンローランなどのモードファッションの歴史を時代ごとの服を展示しながら説明したブースも興味深かったです。

 

ミュージカル「ライオンキング」の衣装も展示されていました。(同ミュージカルについては次回詳述します。)

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館内にあるウィリアム・モリスがデザインしたV&Aカフェはお洒落な空間でした。

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そしてヴィクトリア&アルバート博物館のお隣にあるのが、建物が壮観な自然史博物館。

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入館するといきなり巨大な恐竜がお出迎え。

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ニューヨークの自然史博物館に比べると恐竜の展示が弱いという説もありますが、地元の人には(特に子供がいる家族連れに)大人気の博物館のようで、土日は長蛇の列です。

 

最期に、ここは無料ではないですが、案外良かったのが国会議事堂のテムズ川対岸にある水族館。

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水槽がなかなか迫力でアトラクション的に作られていて面白いんです。

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特に印象的だったのが恐竜の骨の周りを魚が泳いでる風のディスプレイ。若干ホラー入ってます。

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この他、ミレニアムブリッジを渡った先にあるテートモダンも現代アートが充実していてなかなか良かったです。

他にもまだまだたくさんのミュージアムがロンドンにはあるのだと思いますが、日常&旅行に追われて上記の代表的な所を巡るので精一杯でした。いつかまた観光でロンドンにくるときがあれば、そのときはじっくりアート巡りをしてみたいものです。

 

次は、ロンドンのもう一つの文化的娯楽、コンサート&ミュージカル編です。