イギリス・ロンドン②:ロンドン硬派編〜王室、国会、寺院など
気づけばロンドン滞在も残りわずか。
今まで旅行の出発地でしかなかったロンドンですが、最期のあがきで見て回ります、「世界一住みたい都市」の底力。
今回は王室、国会、寺院などの硬派な英国らしい建物を見て行きます。
英国といえば王室です。その王室のメイン宮殿、バッキンガム宮殿。
案外地味で小さな建物です。セントジェームズパークやグリーンパークなどの公園に囲まれており、公園を散歩していると突然出てくる感じです。
宮殿の前にはビクトリア女王記念碑があり、隔日の衛兵交代の際にはその周りまで見物人がわらわらと集まってきます。
その衛兵交代。我々が想像する赤服の衛兵は夏で、冬はグレーのコートなんですね。
11時半開始ですが、もの凄く混むので、最低でもその30分前には行って固定された場所(フェンスの前など)に陣取っていた方がいいです。開催日程はこちら。
http://www.royal.gov.uk/RoyalEventsandCeremonies/ChangingtheGuard/Overview.aspx
ちなみに衛兵交代と同時間に騎兵隊もバッキンガム宮殿横を行進していました。
続いて、ハイドパークの端にあるケンジントン宮殿。故ダイアナ妃とチャールズ皇太子の住居だった宮殿です。ヴィクトリア女王の誕生の地だそうで、宮殿前にはヴィクトリア女王の彫刻が。
ケンジントン宮殿のあるケンジントンガーデンは美しい庭園です。
続いて国会議事堂。壮大です。
シンボル的な国会議事堂の時計塔、ビッグベン。
国会議事堂の隣には、ウェストミンスター寺院があります。戴冠式や王室の冠婚葬祭が行われる場所です。
寺院の中は撮影禁止だったので中庭だけ。ちなみに歴代の偉い人が眠る寺院の中は装飾がごてごてしてました。
続いて、金融街シティに近い場所にあるセントポール大聖堂。
ここも中は撮影禁止でしたが、クリストファー・レンの傑作と言われる内部の天井などは豪華絢爛で、特にドーム部分を見上げると圧巻です。ドーム頂上にも登れるのですが、530段もあって超辛いので、私は中段の部分にあるドーム型スペースで休んでそのまま断念しました。でも頂上から眺めるロンドンの景色はとてもいいらしいです。
大聖堂正面
大聖堂から比較的近くのエリアには立派な王立裁判所もあります。
そして時代は遡って、中世からの血塗られた歴史を持つロンドン塔。
ロンドン塔内には幾つもの建物や見るべき展示があってかなり時間を取って行った方がいいです。このホワイト・タワーには数多くの武器が展示されていました。
以上、歴史的重要建築物をざっと見て回ったロンドン硬派編でした。
次は、ミュージアム編です。