フランス・パリ&プロヴァン①:ロンドンからパリへ
ロンドンにも慣れてきて、気候も良くなりそろそろ国外旅行に行ってみたいなと思い始めた頃、ちょっとまとまったお休みが取れました。
ということで初のロンドンからのヨーロッパ旅行の遂行が決定!
さて問題はどこの国に行くか。やはりメジャーなところでイタリア、スペイン、フランス。。近くに魅力的な国がありすぎて選べませんね。迷いましたが、まずは手始めに電車で行けるフランスのパリ近郊に決定。
そして、パリ近くのプロヴァンという中世都市(プロヴァンス地方とは別物です)で、年に一度の中世祭がちょうど行われるという時期だったので、目的地はパリ&プロヴァンに決定!
キングスクロスの国際電車出発ロビー。
鉄道駅だというのにスーツケースの人がいっぱいいます。この感じ、日本にはなくて高揚します。
そして、憧れのユーロスターでパリへ!
ロンドンからパリへの所要時間は2時間ちょいくらいでした。期待していたユーロスターでしたが、車内はそんなに豪華ではなく、日本の新幹線みたいなもので、乗り心地もその程度で(それよりは安定してたかな)、景色もトンネルが多くぱっとしませんでした。
それでも電車でパリに着いてしまうというのはすごいものです。
到着はパリ北駅
この国際鉄道線の発着駅であるパリ北駅とか東駅の辺りはかなり雑居な感じであまり我々が想像する優雅なパリの雰囲気はないんですよね。。ということでさっさと通り過ぎ、宿に向かいます。
パリで泊ったのは、Une Chambre a Paris, B&Bという、マレ地区やバスティーユ広場からほど近いところにあるアパルトメントの一室にあるB&B。
サイトはこちら。
http://www.chambre-paris.fr/en/index.htm
元教師で引退したマダムが経営されているB&Bで、ホームページも手作り感満載ですが、とてもいい場所にある可愛いお宿でした。
B&Bのあるアパルトメントの概観
清潔感のあるかわいいお部屋
バルコニーからの眺めも素敵です。
パリのホテルってものすごく高くて、特にいい場所だとちょっとやそっとの値段じゃ狭くて汚いところしか選べなくてばかばかしいので、こういうB&Bとかを探していくのがいいんじゃないかなあと思います。このお宿はマダムもほぼ同じ家に住んでいて、朝食はマダムが用意してくれて一緒に食べたりする環境でしたが、楽しくてうちとけやすいマダムだったのでむしろパリのことなど話を聞けて良かったです。この場所(かなりいい場所だと思います)でこのお値段でこんなに小奇麗なアパルトメントに泊れるというのは、ホテルではない条件だと思います。ちなみに、朝食はおフランス風(クロワッサンとコーヒーとオレンジジュースだけ)でした。
さて、メインのプロヴァンに行く前に2日ほどパリ滞在の日程を組んだのですが、パリは以前にも来たことがあるし、ちょっとやらなければならない仕事があったので、趣味に走った必要最小限の場所しか廻れませんでした。
そのひとつが、パリの最高裁判所
の中で行われた、チャペルコンサート。
クラシックが現代風にアレンジされたお洒落なコンサートでした。そしてヴァイオリニストがものすごくかっこよかった。。
あるいは証券取引所。
通り過ぎただけですが。。
ときにはB&B近くのマレ地区のオープンカフェへふらっと出かけて
食事がてらまったり雑誌を読んだり。
B&Bから歩いてすぐのこのマレ地区の辺りは、お洒落なお店や画廊が立ち並んでいて、カフェも素敵で気持ちのいいエリアでした。
仕事上B&Bにこもらざるを得ずこういうパリ滞在になったのですが、この近くのマレ地区がとても素敵だったので、下手にルーブル美術館周辺などの観光地に行くよりもお洒落で素敵なパリ体験ができたかな?と思っています。宿の立地って重要ですね。
セーヌ川にも歩いて行ける距離で、夕暮れの素敵な川辺を見ることができました。
ということで、あまり活動できなかったパリ滞在でしたが、いい立地のB&Bを取ったおかげで気持ち良く過ごせました。B&Bのアパルトメントの前の通りでは、土日には良さげなマルシェ(市場)も出ていました。
さて、次はいよいよ中世の街、プロヴァンに向かいます。